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本記事には『Fate/Grand Order』のネタバレが含まれています。

Android版が2015年7月30日に、そしてiOS版が8月12日にサービスを開始した『Fate/Grand Order』(以下、FGO)。
多くのユーザーに支えられた本作は、コミカライズやアニメ化、舞台にアーケード展開など、多彩な活躍を続けてきました。

そんな『FGO』が、今年の夏に4周年を迎えます。周年の節目には、ゲーム内での様々なアイテムのプレゼントや、リアルイベントの実施などが行われてきました。その中でも大きな注目を集めてきたのは、周年記念のピックアップ召喚に登場する新たなサーヴァントです。

1周年では、数多くの特異点に挑んだマスターたちを、カルデアから力強くバックアップした「レオナルド・ダ・ヴィンチ」が登場。また2周年にて、名探偵「シャーロック・ホームズ」が実装されました。ホームズは、第2部でマスターたちと共に異聞帯に乗り込むなど、今もストーリーに深く関わる立場で活躍しています。

2周年までは、いわゆるカルデア側のサーヴァントたちが周年記念に合わせて登場しましたが、3周年で実装されたのは、北欧における異聞帯の王としてマスターたちに立ちはだかった「スカサハ=スカディ」。ストーリー上で一時的に共闘する場面はありましたが、カルデア側の存在とは言い難く、周年記念に登場するサーヴァントの幅を広げた形となりました。

この3騎が過去の周年記念召喚で新登場を果たしましたが、4周年記念ではどんなサーヴァントが実装されるのか。多くのユーザーが気になっていることでしょうが、現時点ではまだ具体的な発表はありません。そこで今回は、4周年を記念して実装される新サーヴァントを、独断と憶測で予想してみたいと思います。


また、どのサーヴァントが4周年に合わせて実装されるのか、その予想や要望などを読者の方々から広く募集させていただきます。予想した理由や、サーヴァントへの熱い想いなどを交えて、アンケートフォームからご意見をぜひお寄せ下さい!

◆既に登場済みの未実装サーヴァントは、かなりの数に

あくまでこれまでの傾向に過ぎませんが、周年記念で実装される新サーヴァントはいずれも、あらかじめストーリーなどに登場済みの面々でした。「ダ・ヴィンチ」はそれこそ、主人公であるマスターよりも早くカルデアにいましたし、「ホームズ」は第1部 第6章にて初遭遇。また、「スカサハ=スカディ」も、3周年の少し前に実装された第2部 第2章にて、その姿をお披露目しました。

確定の条件ではありませんが、今のところ周年記念の新サーヴァントたちは、“既にその姿を見せている”という共通点があります。なので今回の予想も、この共通点を前提に考えてみたいと思います。

しかし、一度なりとも姿を見せている未実装サーヴァントは、かなりの数になっています。直近では、「オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺2019」に登場した「マックスウェル」が記憶に新しいところでしょう。また、「レディ・ライネスの事件簿」にて「ムネーモシュネー」が、独自のバトルグラフィックまで披露。

もちろんイベント関連だけでなく、メインストーリーに登場しながらまだ実装されていないサーヴァントも多数います。「イアソン」「シータ」「アグラヴェイン」など、各シナリオで重要な役割を担った面々も忘れられませんし、第2部では「韓信」あたりがサポートが得意なサーヴァントになりそうな気配も。

また日本関連では、イベントへの登場回数がかなりの頻度になってきた「織田信勝」や、こちらも認知度が上がっている「明智光秀」などは、実装を期待する方も少なくなさそう。
さらに、「徳川廻天迷宮 大奥」で活躍した「春日局」も、サーヴァントとして日の目を見て欲しいところです。

このほかにも、アストルフォの幕間で姿を披露(?)した「ローラン」や、「神秘の国のONILAND!! ~鬼の王とカムイの黄金~」の終盤に現れた「エリザベートJAPAN」、「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」で同人誌を購入した少女騎士など、『FGO』登場経験を持つ面々は枚挙に暇がないほどです。

そのため、“これまでに登場したことがある”を条件に絞っても、周年記念のサーヴァント候補は相当数にのぼります。ですが、可能性のあるサーヴァントを列挙するだけでは予想と言えません。ここは独断と憶測で、見込みのありそうなサーヴァントをある程度絞った上で、本命・対抗・大穴を大胆に予想してみたいと思います。

味方と敵から、可能性の高そうなサーヴァントをチョイスしてみた!

◆今年は無理でも、来年以降に来そうな気が・・・味方陣営のサーヴァントで考えてみた

1周年および2周年の新サーヴァント「ダ・ヴィンチ」「ホームズ」は、いずれもカルデア側に属しているため、その線から周年記念の候補になりそうなサーヴァントを探ってみます。

まず筆頭に上がるのは、これまでの第2部全般でチームをまとめてきた、もうひとりの「ダ・ヴィンチ」ちゃん。便宜上、ここでは「ダ・ヴィンチ(小)」とさせていただきます。虚数潜航艇「シャドウ・ボーダー」の要でもあり、異聞帯での戦いにおいてマスターと並んで重要な人物と言えるでしょう。

ストレートに考えるならば、人気・立ち位置ともに周年記念を飾るサーヴァントの最有力候補と言えそうですが、直近のシナリオで「ダ・ヴィンチ(小)」の不調が明らかとなりました。そのため、この不調に対処する流れがシナリオなどで描かれた後に実装されるのでは、と個人的に見ています。

その機会が今夏のイベントになる可能性もありますが、メインシナリオの展開で描かれるだろうと予測し、「ダ・ヴィンチ(小)」の実装については、現状では見送りと考えました。
いつか不調から脱し、“ちょっと下がった万能度”を補うようなパワーアップを見せてくれた時に、是非実装して欲しいものです。

また、マスターたちを後方支援する要員として、第2部 第3章から「シオン・エルトナム・ソカリス」が加わりました。様々な意味でやや特殊な立場ですが、サーヴァントではないため、今後どうなるかはともかく4周年での新実装はまず無いでしょう。

このほかにも、今年のバレンタインイベント「ボイス&レター・これくしょん! ~紫式部と7つの呪本~」にて、前触れもなくナチュラルにカルデア入りを果たしていた「陳宮」も、実装される可能性が高そうです。しかし、これまで周年記念で実装された面々と並べたら、活躍という意味では一歩譲る印象も否めません。いずれ実装されると思いますが、今このタイミングかと聞かれると、かなり難しそうです。

◆「スカサハ=スカディ」のように、対立側からの実装も一考してみる

第2部 第2章の舞台となった異聞帯で、北欧の命あるもの全てに愛を注いだ「スカサハ=スカディ」。その信念に偽りはなく、一時期はマスターたちと手を組むこともありましたが、最後の最後まで異聞帯の王としての責務を貫きました。そんな彼女が、3周年を記念するピックアップ召喚で実装されたので、対立側の相手が周年記念に登場する可能性も充分あり得るでしょう。

まずは、1.5部の時点で既に登場しており、今年の6月に配信された第2部 第4章でも暗躍した「キャスター・リンボ」が、時期的にはそろそろ実装されてもおかしくありません。が、「陳宮」と同様、こちらも周年記念を担うサーヴァントかと問われると、個人的にはやや疑問です。

その点、人類に対しての容赦ない仕打ちや狡猾な立ち回りを第2部全般に渡って行い、マスターたちを翻弄し続けている「コヤンスカヤ」は、周年記念に登場してもおかしくない知名度と人気を持ち合わせており、活躍度も充分でしょう。


状況に迫られたが故ですが、異聞帯での行動を共にした時期もありました。ですが、共存どころか同じ土俵にすら立てていない感も否めず、現時点の「コヤンスカヤ」を見る限り、どうあがいても召喚に応じるようには思えません。その点を踏まえると、実装はもう少し先になりそうな気が。

「ラスプーチン」も、「コヤンスカヤ」に近い立場と言えます。彼自身の目的も未だはっきりとしておらず、その意味では「コヤンスカヤ」以上に謎が多い人物と言えますが、“死人”と言われた依り代の部分も含め、無視できない存在感を放っています。

そして周年記念として実装されるかどうかについても、「コヤンスカヤ」と同等以上に、このタイミングでの召喚は難しいと思われます。彼自身の弁によれば、ラスプーチンそのものは「既に自由になった」とコメントされていますが、しかし暗躍は未だなお続いています。謎のいくつかが解明されない限り、サーヴァントとして呼ばれる日はまだ遠いのではないでしょうか。

有力候補を振り落とし、厳選した本命・対抗・大穴を発表!

◆あのイベントは実装の伏線? メインストーリーから登場? それとも、あの作品の15周年を祝って? 本命・対抗・大穴を独断で予想!

対象となるキャラクターは何人も出てくる一方で、現状や今後の展開などを踏まえると、前述の面々はまだ機が熟していないように思います。そんな状況を踏まえた上で、筆者が独断で絞り込んだ周年記念の予想サーヴァントですが、まずは「バーソロミュー・ロバーツ」の可能性が捨て切れません。

「惑う鳴鳳荘の考察」にて初登場を飾った彼は、イベント内では残念ながら途中で出番を終える形となりました。しかしその際、再会を匂わすようなやりとりもありましたし、このイベント自体が「バーソロミュー・ロバーツ」のお披露目を兼ねていたとすれば、周年記念に向けた伏線と考えることもできます。


とはいえ、これまでの周年記念サーヴァントのような活躍はまだ果たしておらず、その大役を担うには更なる展開が欲しいのもまた事実。もしかしたら、今夏の新イベントが彼を主軸としており、イベントと周年記念のワンセットで実装化──という線があるかもしれません。

続いての候補は、「シオン」に召喚された「キャプテン・ネモ」。どこか達観している一方で、船に対しては強い想いを寄せ、今やチームにとって欠かせない一員になりつつあります。第2部 第4章の終盤では、シャドウ・ボーダーをノーチラス号と定義し、活動可能範囲を拡大させた立役者。次回の第5章で早速、その能力が活用されると思われます。

「ダ・ヴィンチ(小)」と同じく、実装が期待されているサーヴァントですし、真名も明らかとなりました。そのため、周年記念での実装も充分あり得そうです。ただし、シオンが召喚したサーヴァントなので、その辺りの経緯をどうクリアするのかが、課題のひとつかもしれません。

そしてもう1騎の候補が、「千子村正」。1.5部の「亜種特異点III 屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負」に登場し、彼が鍛えた刀が事態を収束する大きな要素となりました。おぬいと田助を引き取り、宮本武蔵らを力強く支えるなど、人間性の面でも魅力的で、こちらも実装への期待が高まっているサーヴァントです。


『Fate』シリーズのファンにとっては、その姿も見逃せないポイントのひとつ。そして、シリーズの原点となった『Fate/stay night』が、2019年に15周年を迎えました。『Fate/stay night』15周年と『FGO』4周年の双方を祝うサーヴァントとして、「千子村正」の実装は絶好の機会では・・・と推測し、今回の周年記念サーヴァントの予想では、この「千子村正」を本命に据えさせていただきます!

対抗は、こちらも周年記念に相応しそうな「キャプテン・ネモ」に。契約の形態などがやや引っかかるため、本命からは外す形にしましたが、可能性としては充分あり得るでしょう。また、この2騎と比べると活躍や影響度が一歩及ばない「バーソロミュー・ロバーツ」は、新イベントとのセットも想定して大穴に抜擢。以上、この3騎を今回の予想といたします。

この予想が当たるかどうかは、今のところ関係者と神のみぞ知るところですが、あれこれと想像してみること自体も面白いもの。そして予想や想像は、発表されるまでしか味わえない期間限定の楽しさでもあります。当たり外れは二の次に、色々と想像を巡らせてみるのも一興かもしれません。よければあなたも、4周年記念の新サーヴァントを予想してみてはいかがですか?

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https://questant.jp/q/FINAQIWC

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