スクウェアが1995年に発売したアクションRPG『聖剣伝説3』。本作の主人公のひとりであるリースは、発売当初から多くの人々に愛されており、20年以上経った今もそれは変わりません。


そして本作のフルリメイク作品である『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』が「Nintendo Direct | E3 2019」にて発表されました。2Dグラフィックから3Dグラフィックに刷新された同作に大勢のリースファンが反応。TwitterをはじめとしたSNS上では、前作のリメイク作品『聖剣伝説2 SECRET of MANA』以上の熱量あるコメントが続出しました。

さて、そんな大勢のファンから愛されているリースですが、そこまで愛されている理由は何なのでしょうか?あの高いカリスマ性はどこから湧いてくるのでしょうか?

今回は、先日オリジナル版『聖剣伝説3』を改めてクリア(リースルート)した筆者が、独断と偏見でリースの魅力について解説します。

!注意!本記事には『聖剣伝説3』のネタバレが含まれています。本作未プレイの人、本作の物語を思い出しながら『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』をプレイしたい人は閲覧にご注意ください。

リースの可愛さポイントはずばり色!

ブロンドヘアー×緑色の衣装の女の子って超可愛くないですか?

リースの魅力として、最初に色の組み合わせを挙げましたが、『ゼルダの伝説』のリンクも同じ組み合わせですよね。特段派手ではないものの、見る者に印象を与えやすい組み合わせだと思います。

特にリースは、高貴な生まれのものでありながら、それをひけらかさない奥ゆかしさがあり、さらに清純さをも感じます。この色の組み合わせは彼女のキャラクター性に沿ったものと考えられます。

その上でクラスチェンジした後の彼女は、雰囲気ががらりと変わります。光タイプにクラスチェンジしたら「リース様、やっぱり女神だったんだな……」とキャリアアップした彼女に感動しますし、闇タイプだったら「闇落ち……良いよね……」と性癖にヒットします(少なくとも筆者は)。
いずれにしてもクラスチェンジ後の魅力は、ブロンドヘアー×緑色というバックグラウンドあってのものです。

それだけ第一印象の色の組み合わせは重要なのです。

リースさん、純情である。

年頃の乙女らしく純情なところもリースの良さ。ホークアイ遭遇時、不意にキスされた時はこれまでになく動揺しますし、酒場でホークアイにナンパされた時はチャラ男はお断りと言わんばかりに怖い顔をしましたし……ってほとんどホークアイ関連!

ただ、それほどホークアイは、リースの性格や恋愛観を語る上で欠かせない存在。ファンの中には、何かと絡みが多い二人の行く末を想像した人もいると思いますが……あの人、ジェシカさんと良い感じなんですよね。

まあそういうところもあって「良かった……リースはやっぱり俺の嫁だったんだ……」と勘違……安心した御仁も少なくなかったのではないでしょうか。

異性を意識するキャラクターが存在しながら恋愛にはならなかったというのも、ちょっと甘酸っぱくて筆者個人としては魅力的に感じてならないのです。

<cms-pagelink data-text="リースの可愛さはドット絵にあり!?次のページでも魅力をどんどん解説!" data-page="2" data-class="center"></cms-pagelink>

弟の母親代わりをするほど弟想いである!

弟がいない美少女と弟がいる美少女だったら、後者のほうが魅力に感じません?なんでかなぁ……誰かこれを科学的に説明してくれる人いませんかね?

幼い頃に母親と死別したリースは、弟のエリオットに寂しい思いをさせないため、母親のように愛情を注いだそうです。その想いが結実し、今では彼女を母親のように慕っており、いつもそばを離れようとしないんだとか。

この姉弟の絆は、本編における旅の目的にも深く関わっています。

リースの魅力はリース単体で語られることも多いのですが、このエリオットの存在は彼女の魅力を語る上で欠かせません。
リースは弟想いの良い娘なのです。

上品なのに少女っぽさもあるお姫様!

リースは、若干16歳でありながら風の王国ローラントのアマゾネス軍のリーダーを務めており、さらに同国の王女様なんですよ。言ってしまえば王女と将軍の二刀流。『聖剣伝説3』界隈の大谷翔平選手じゃないですか。

そんな重責を背負いながら、それをひけらかすことはなく、むしろ年頃の少女っぽさを感じさせる描写が目立ちます。それでいながらも上品な部分も持ち合わせていて良いバランスでお姫様っぽくないんです。

そりゃ城内の幼女からプリキュア扱いされますよ。

ドット絵のリースは小動物っぽさがあってキュート!

結城信輝氏によるキャラクターイラストは魅力的ではあるし、あれがリースの詳細な姿ではあるのですが、『聖剣伝説3』のプレイヤーにとってリースといえばスペシャルデフォルメされたドット絵の姿の方が記憶に残っているのではないでしょうか。

ドット絵のリースの魅力は小動物的な可愛らしさ。これは筆者個人が感じている事なのですが、キャラクターイラストで描かれている翼を模した耳飾りが、ドット絵ではチンチラの耳のように見えて可愛らしいのです。

みなさんもそう見えませんか?

リースの魅力について独断と偏見で解説しましたが、いかがでしたか?ただ、思い出してください。他にも『聖剣伝説3』には、セクシー担当のアンジェラや、マニアにはたまらんシャルロットという魅力的な女性キャラクターがいます。
このお二方も読者からの要望があれば独断と偏見で解説していきたいですね。

なお、本作のフルリメイク作品『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』は、PS4/ニンテンドースイッチ/PCを対象に2020年初頭発売予定です。
編集部おすすめ