特に、8月14日から始まった「見参! ラスベガス御前試合~水着剣豪七色勝負!」に合わせて、「★5(SSR)宮本武蔵」「★4(SR)刑部姫」「★4(SR)カーミラ」といった水着サーヴァントたちが実装され、大きな話題となっています。また、4周年に合わせたピックアップ召喚にて、「★5(SSR)レオナルド・ダ・ヴィンチ(ライダー)」をお披露目。多くのユーザーが待ち望んでいたサーヴァントだったため、こちらも関心を集めました。
しかし、今月新たに登場したのは、高レアのサーヴァントだけではありません。4周年を祝う施策のひとつとして、★1~★2の新サーヴァントたちが一気に7騎も実装されました。
『FGO』は、低レアのサーヴァントでも侮れない性能を持つ場合が多く、単純な火力では高レアに敵わない反面、唯一無二の働きをする者もいます。そのため、低レアであっても、一概に侮ることができません。特に、新たに実装された低レア7騎の中では、「★2 陳宮」がひときわ注目されました。
というのも、この「陳宮」は、“味方1騎を生贄にして全体攻撃を放つ”という宝具持ち。一見するとデメリットに見えますが、後衛の味方を任意のタイミングで前衛に連れ出せると考えると、編成次第で有用かつ唯一無二の活躍も可能となります。
例えば、バフやデバフを得意とするサーヴァントを前衛・後衛に並べておき、スキルを使い終わったサーヴァントを生贄にし、スキル未使用のサーヴァントを前衛に引っ張り出すといったこともできます。宝具を放つためのNPを確保できれば、バフ・デバフを次々に重ねながら、宝具の2連射や3連射も不可能ではありません。
もちろん、そこまでの状況を得るには、適したサーヴァントや概念礼装を揃える必要がありますが、これまでになかった戦い方ができるのもまた事実。有用かつユニークで、そして唯一性もある「陳宮」は、実に刺激的な存在と言えるでしょう。
「陳宮」を入手する方法は、今のところフレンドポイント召喚のみ。宝具目当ての運用をするなら、やはり宝具LV5を狙いたいところです。しかし、どれくらいフレンドポイント召喚に挑めば、宝具LV5の「陳宮」を手に入れることができるのでしょうか。
そこで今回は、筆者が実際にフレンドポイント召喚をガンガン回し、「陳宮」5枚を引くのにどれくらいかかったのかをレポートしたいと思います。試行回数としては少ないので、確率面での参考にはなりませんが、ひとつのケースとして一読していただければ幸いです。
また5枚の「陳宮」が出るまでに、他の★1~★2の新サーヴァントや、新イベント向けの概念礼装「夏の閻魔亭」がどれくらい出たのかも、合わせてチェックしていきます。ほかの★2よりも先に「陳宮」が出るのか。5枚出すまでに、「夏の閻魔亭」はゲットできるのか。延々とガチャを回し続ける「陳宮」チャレンジ、その経過と結果をご覧ください。
◆「陳宮」5枚を出すには、フレンドポイントをいくつ使うのか? まずは1枚目を目指してチャレンジ
「陳宮」チャレンジに挑む前のフレンドポイントは、約193万pt。
ちなみに、再ログインなどでフレンドポイントを入手してしまい、画像にあるポイント末尾の数字が変動することもありますが、10連1回分に満たない程度の増加なのでご安心ください。また、「★1 イアソン」と「★2 ガレス」のみ1日1回の無料10連で入手してしまったので、事前にゲットした分は除き、今回引いた数だけを計測しています。
では早速、フレンドポイント召喚をスタート。「陳宮」チャレンジ最初の10連は、無料分で幕開けです。★1~★2サーヴァントが4騎も出ましたが、いずれも古株ばかり。★3概念礼装も、「夏の閻魔亭」ではありません。
20連目で「アレキサンダー」を引き当て、変なところで運を使った感。これが裏目に出ませんように…と思っていたら、30連、40連もさしたる成果なし。悪い足取りです。
50連目で、ようやく新サーヴァントたちが! …と思ったら、すでに入手済みの2騎。とはいえ、ようやく今回用にカウントすることができます。
次に動きがあったのは、80連目。ようやく、初召喚のサーヴァントが! まずは「★1 バーソロミュー・ロバーツ」の登場です。
続く90連目で、再びイアソン。★1だから当たり前とはいえ、よく出るなお前…。
などと気を緩めていたら! その直後に! お待ちかねの彼が!
ちょうど切りのいい100連目で、待望の「陳宮」が初加入です。このペースでいくと、500連ほど回せばコンプリート出来るかも!?
図に乗ると、ロクなことにならない110連目。見るべきところがまったくない…!
と思ったら、120連目でまさかの「陳宮」2枚目!! 一気に、1枚/60連というハイペースに。500連どころか300連で終わってしまうかもしれませんふはは。
130連目と170連目で、それぞれ「バーソロミュー」1枚ずつ。しかし、すでに「陳宮」2枚をゲットした余裕から、この程度ではびくともしません。
そして、180連目で…「★1 シャルロット・コルデー」! 違う君じゃない! でも初ゲットなので嬉しいです。「陳宮」はもうちょっとお預けでもよかろう。
その後、190連目で「イアソン」を引き、230連目でこちらも初の「★2 パリス」が!
これで、実装された低レアサーヴァントで未加入なのは、あと「サロメ」のみ。この分だと、「陳宮」の方が先に宝具VL5になりそうです。
しかしここから、しばらく目立った成果のない召喚が続きます。新サーヴァントは出るものの、「陳宮」はもちろん、「サロメ」や「夏の閻魔亭」もなし。240連~370連までの成果は、このような感じでした。
・イアソン:4
・シャルロット:4
・バーソロミュー:2
・ガレス:1
・パリス:1
再び動きがあったのは、380連目。ここまでずっと姿を見せなかった「★2 サロメ」が、ようやく訪れてくれました!
しかも、「ガレス」や「シャルロット」も同時。なかなかのハーレム感ですが、1枚目に召喚された「スパルタクス」さんの存在感もすごい。
続く390連目では、「シャルロット」さんが単独召喚。なにげに彼女の登場も多い気がしてきました。
そして、420連目でまたしても新展開! ★3概念礼装「夏の閻魔亭」を、ここでようやく初引きです。
やはり特定の★3概念礼装は、フレンドポイント召喚ではなかなか出ませんね。「陳宮」を5枚揃えるまでに、何枚入手できることやら。いやむしろ、サクッと「陳宮」を揃えたいところなんですけどね!
ここからは、460連目、470連目に「シャルロット」(やっぱり多い…)を、そして500連目に「バーソロミュー」をゲット。「イアソン」「シャルロット」「バーソロミュー」の3騎は宝具LV5を達成していますが、★2の面々はまだまだ。いざ狙ってみると、なかなか手強いですね。
とはいえ、主目的である「陳宮」や、副産物の「夏の閻魔亭」も引けていますし、まずまずの成果は残せているはず。この調子で行けば、そう遠くないうちに「陳宮」も揃ってくれることでしょう。
あれ、そういえば「陳宮」を…ここ380連ほど見ていないような…。
◆500連で「陳宮」2枚。1000連までに、あと何枚出るかな?
510連目に「パリス」、520連目は「バーソロミュー」、530連で「シャルロット」と、連続で新サーヴァントを引くものの、目立った成果は見当たらず。その後、710連目までは、以下のような成果でした。
・バーソロミュー:5
・イアソン:2
・サロメ:2
・ガレス
急に押し寄せてきた「サロメ」さん。最後まで出そびれていたのに、一度召喚されたら続々と参上しており、すでに宝具LV3。軽々と「陳宮」を追い抜かしていきます。どれだけ出ないんですか「陳宮」! あと、「ガレス」の引きも地味に落ちており、ここでようやく宝具LV4です。
そして、720連目で2枚目の「夏の閻魔亭」をゲット! ここまでに引けた「陳宮」と同じ枚数となってしまいました。向こうは概念礼装とはいえ、★3と★2なのに、どういうことですか「陳宮」さん。
ここから、「サロメ」、「バーソロミュー」×2、「シャルロット」などを経て、810連目で通算5枚目の「サロメ」が! 「陳宮」をかわして余裕のゴールを果たしました。あと、こちらは4枚目の「パリス」も同時に召喚。「陳宮」の獲得は、明らかに周回遅れです。
840連目では「イアソン」、そして850連目には「夏の閻魔亭」の3枚目が! とうとう★3概念礼装にも抜かされました。その性能面から、「★2とは思えない」と言われることも多い「陳宮」ですが、別の意味でもその言葉を使いたくなってきた筆者です。
まずは、折返しになる3枚目の「陳宮」を手に入れたい…と願うものの、860連~990連では「イアソン」「パリス」、「バーソロミュー」×2、「シャルロット」×3といった、お馴染みのメンツばかり。
ちなみに、「パリス」はこれで宝具LV5。まだMAXじゃないのは、「ガレス」と「陳宮」だけです。というか、「陳宮」に至っては未だに2枚なんですけどね! 大台に乗る、1000連目に期待したいところです。見せ場が来ましたよ、「陳宮」さん!
期待高まる1000連目では、「★3 宝蔵院胤舜」を召喚! めでたい! いやめでたくない! 彼も、状況にハマるとかなりのダメージを叩き出すサーヴァントですが、とっくに宝具LV5ですし、今回用があるのは君じゃないんだ…。
無料分があるので、ここまで19万8000ptを注ぎ込んだ1000連。「陳宮」に限って言えば、1枚/500連というペースになっています。誰だ、1枚/60連でいけそうとかほざいたバカは!? 甘く見るとこのザマなので、皆様はご注意ください。
500連~10000連で「陳宮」0枚。まさかの展開に震える筆者。果たして巻き返しはあるのか!?
◆沈黙の500連分を乗り越え、新たな希望を見つけたい! 1010連目からの心機一転の再スタート
大台に乗った後の10連(通算1010連目)は、何度目でしょうか「シャルロット」。そして1050連目で、「イアソン」と再び「シャルロット」。★1メンバーが続きます。
そして今度は、1080・1090・1100連目で「バーソロミュー」の3連打! 同じ面子ならいいってわけじゃないから! そして1110連~1330連目で、「イアソン」×4、「パリス」×2、「サロメ」、「ガレス」が。これで、とうとう「ガレス」も宝具LV5です。お分かりの通り、「陳宮」の気配はサッパリ。か、偏りが酷い…。
ガレスの宝具もMAXになったことで、ここまでの新サーヴァント7騎の集まり具合などをまとめてみました。一番多かったのは、「バーソロミュー」の19枚。同一のサーヴァントをこれだけまとめて見るのは初めてかもしれません。
・イアソン:16
・パリス:7
・ガレス:5
・バーソロミュー:19
・陳宮:2
・シャルロット:16
・サロメ:6
・概念礼装「夏の閻魔亭」:3
出るのが一番遅かった「サロメ」も、余裕の宝具MAX。同じ★2なのに、「陳宮」との差は一体。それどころか、★3概念礼装「夏の閻魔亭」ですら3枚出ているというのに。
気を取り直して、再スタートの1340連目。17枚目の「シャルロット」です。そして、1370連目、1440連目でそれぞれ「イアソン」。また、「シャルロット」×2、「サロメ」と、1490連目までパッとしない引きが続きます。
500連目で「バーソロミュー」、1000連目では「宝蔵院胤舜」を引きましたが、1500連目ではどんな結果になるのか。ここで「陳宮」という引きを期待したい…!
はい! 1500連目は「シャルロット」2枚抜きでした! 途中経過では「バーソロミュー」が頭ひとつ抜けていましたが、「シャルロット」の追い上げが怒濤の勢いです。★1なのでいずれも出やすいのは分かりますが、お手柔らかにお願いしたいところ。ああ、「陳宮」はいずこ。
◆1300連以上も「陳宮」0枚という奇跡…。しかし、もうひとつの奇跡が目前に!
などと嘆いていたら、サラッと「陳宮」が来てくれた1510連目! フレンドポイント的には、ちょうど30万ptを消費しての3枚目です。「陳宮」は1枚/10万pt、と覚悟しておいた方がいいのでしょうか。出てくれて嬉しいのですが、あと2枚か…。
残念ながら「陳宮」が連続で出るはずもなく、1520連目は「イアソン」と「シャルロット」。順調に枚数を稼いでいきます。その後も、1530連目で「ガレス」、1540連目で「パリス」と「イアソン」がやってきます。
改めて長期戦を覚悟し始めた1550連目で、「陳宮」4枚目が! なんという奇跡! 3枚目まで1300連以上も間が空いたので、4枚目もかなり先だろうと勝手に勘ぐり、かなり気が緩んでいました。よし、ここからは油断してガチャを回そう!(見抜かれる可能性大)
そんな、奇妙な心構えがどう作用したのか。直後の1560連目で、★3サーヴァントを2枚抜きです。このタイミングでピックアップ召喚を引いてたら、★5サーヴァントとか引けていたのでは? そんな妄想が、つい頭を過ぎります。この「陳宮」チャレンジ、心が蝕まれる…!
1570連目では、なぜか「マタ・ハリ」3枚抜き。そして「イアソン」。確率は偏るものですが、妙に実感させられる流れが続いています。
ここから1580連~1660連までは、「イアソン」×2、「シャルロット」×2、「サロメ」、「パリス」、「バーソロミュー」など、★1と★2が入り乱れて登場するも、「陳宮」はもちろん「夏の閻魔亭」も0。「夏の閻魔亭」は、ここ800連ほど見かけていません。
しかも1670連目からは、100連ほど何の成果もなし。7騎の誰も姿を見せず、ようやく1770連目で「イアソン」が来てくれました。すでに20枚以上来ている彼ですが、久々に来てくれるとちょっと安堵感が。そろそろ運気を取り戻したいところです。
などと! 思って! いたら!!
1780連目で、5枚目の「陳宮」さんが来てくれました! 長い道のりでした・・・ようやくの達成です。あらかじめ予想をしていたわけではありませんが、ここまでの長丁場になるとは。これも「陳宮」の計略でしょうか。
ちなみに、終盤の引きはこのような感じに(無関係のサーヴァントは売却済み)。終盤に集まりすぎです「陳宮」。あと、「イアソン」と「シャルロット」のお馴染み加減も酷い。ここだけ見ると、同じ★1なのに控えめな「バーソロミュー」。
ともあれ、これで無事に「陳宮」の宝具をMAXにすることができました。生贄と引き換えに放つ宝具持ちですが、そんな彼を召喚する過程でも、多くの低レアサーヴァントが生贄となりました。余剰分はショップへドナドナです。ちなみに、今回の「陳宮」チャレンジで引いた新サーヴァント7騎の総枚数は、このような結果になりました。
・イアソン:24
・パリス:9
・ガレス:6
・バーソロミュー:20
・陳宮:5
・シャルロット:24
・サロメ:8
・概念礼装「夏の閻魔亭」:3
追い上げが凄まじい「イアソン」と「シャルロット」が24枚。宝具分で5枚引いても、それぞれ19騎がダ・ヴィンチちゃんのお世話になりました。★2の面子では、一番多かったのが「パリス」で、「サロメ」も登場の遅さを巻き返して安定した結果に。意外と「ガレス」が危うく、「陳宮」と紙一重の6枚でした。
使ったフレンドポイントは、35万4千pt(+無料10連)。約7万ptで「陳宮」1枚をゲットした計算になります。召喚回数にすると、1枚当たり300回以上。引く人の運次第で大きく変わると思いますが、「陳宮」チャレンジに挑む方は、ある程度の心構えを済ませておくことをお勧めします。ハマった時のメンタルへのダメージは、なかなかのものです。時間もかかるので、疲労感が…!
あと、概念礼装を育てながらやると更に大変なので、要注意…です、よ……!
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