いよいよ今週9月6日の発売が迫った『モンスターハンター:ワールド』の超大型拡張コンテンツ『アイスボーン』。新フィールドやアクション、G級に匹敵する難易度マスターランクなど、多くの新要素が我々ハンターを待っています。


そんな新要素の中で最も注目を集めてきたものと言えば、『アイスボーン』で初登場となる追加モンスターでしょう。特に過去作からのモンスターは、インサイドで行われた読者アンケート「『モンスターハンター:ワールド』で復活してほしいモンスターといえば?」にてTOP3となった「ナルガクルガ」、「ティガレックス」、「ジンオウガ」が揃い踏み!

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新古龍「イヴェルカーナ」や各種亜種・小型モンスターも加えて、今や『アイスボーン』で登場が判明した追加モンスターは20体を超える大ボリュームになりました。今回は、そんな現時点で登場が確定している追加モンスターたちをまとめてご紹介!狩猟解禁に向けてチェックしておきましょう!

◆新登場古龍:冰龍 イヴェルカーナ

パッケージイラストや特典フィギュア・テーマでも登場している、『アイスボーン』のメインモンスター「イヴェルカーナ」。今まで公開されたPVにも幾度となく姿を見せており、追加ストーリーに大きく関わってくることを感じさせます。

戦闘では、寒冷地が舞台の『アイスボーン』にふさわしい氷属性攻撃をメインに使用。大きな特徴として、「イヴェルカーナ」の行動に伴い発生する冷気がブレス攻撃に当たると、障害物として残る「氷壁」が出現します。

◆新登場古龍:溟龍 ネロミェール

PV第4弾でその存在が明らかとなった新古龍「ネロミェール」。水を意のままに操る力をもっており、PV第5弾では水流によってハンターたちを引き寄せる、破裂する水流をハンターに向けて流すなどの行動が確認できました。

深海生物のような七色に光る線、軟体動物……特に「蛸」をイメージさせる翼など、おどろおどろしい見た目も特徴的。初登場時はクトゥルフを連想するハンターがいたほどです。

◆新登場大型モンスター:猛牛竜 バフバロ

頭部に立派な角を2本持つ、まるで「ガウシカ」を進化させたかのようなモンスター「バフバロ」。戦闘では、その巨体と双角を活かした強力な物理攻撃を仕掛けてきます。


特に強力なのは突進攻撃。地面を角で削りながら突進してくる姿は、恐怖以外の何物でもありません。突進の際は進路上にあるものを巻き込みながら進むため、物陰に隠れているからと油断は禁物!さらに、巻き込まれた物によって突進の性能も変化します。

◆新登場大型モンスター:凍魚竜 ブラントドス

積雪の中を泳ぐ、まるで鮫のようなモンスター「ブラントドス」。半身を雪の中に沈めた状態でハンターを狙ってくるため、この雪からどうやって「ブラントドス」を引きずり出すかが攻略の鍵になります。

ちなみに、新フィールド「渡りの凍て地」に初めてハンターがやってきた時に出会う大型モンスターでもあります。

◆新登場亜種:雷顎竜 アンジャナフ亜種

通常種が火属性だったのに対し、亜種では雷属性を獲得した「アンジャナフ亜種」。アクションによって起こる帯電で、噛みつき攻撃に雷属性が付くなど自身のフィジカルを強化していきます。

雷を直接的な攻撃に使うというよりは、ハンターへの属性やられや上記の自己強化に使うといった感じ。帯電はどんどん行われ、ピーク時にはかなり激しい行動を取ることとなります。如何に帯電を抑えるかが攻略の鍵に。

◆新登場亜種:兇爪竜 オドガロン亜種

青白い胴体に龍属性エネルギーを纏った漆黒の頭部と、通常種以上に不気味さを感じる「オドガロン亜種」。
通常種にもあった「肉を食べると強くなる」という点がグッと強化されており、普段から肉を持ち歩くことで頻繁に強暴化を起こすようになっています。

龍属性持ちのため、やられ状態による武器属性の無効化も存在。さらに、広範囲への技も獲得しており、危険度は大きく上がっています。

◆新登場亜種:飛毒竜 トビカガチ亜種

茶色の体色に黒や赤の斑模様と、いかにも危険そうな色合いを見せる「トビカガチ亜種」。飛“毒”竜という名の通り、攻撃に毒属性を駆使してきます。この毒は「猛毒」となっており、通常の毒よりも強力な効果を発揮。

牙にも毒が含まれているのか、噛みつき攻撃では麻痺状態になることも。状態異常を如何に対策するかが攻略の鍵となりそうです。

◆新登場亜種:水妖鳥 プケプケ亜種

赤い体色に黄色い羽毛が生えた色鮮やかな見た目の「プケプケ亜種」。自身の体に蓄えた“水”を猛烈な勢いで噴き出すことによって攻撃してきます。水は口からだけでなく、柔軟な尻尾からも発射。

また、口からブレス攻撃を行う際は、舌を器用に使ってブレスの軌道を変えてきます。
時にはブレスが二又になることも。真正面じゃないから大丈夫なんて油断は通用しません。

◆新登場亜種:浮眠竜 パオウルムー亜種

可愛らしい白とピンクの通常種から一転、黒とも紫ともいえる暗い体色となり、首周りには不気味な目玉模様が浮き上がっている「パオウルムー亜種」。コウモリっぽさがよりパワーアップしたように感じられます。

攻撃では、新たに「睡眠属性のガス」を使用。広範囲に吹き出したり、ブレスのように撃ち出してくる上、着弾後はしばらく滞留する厄介な性能をしています。おまけに、羽ばたきや吸い込みによってガスの位置が変化。睡眠対策は必須と言えるでしょう。

◆新登場特殊個体:風漂竜 凍て刺すレイギエナ

亜種ではなく「特殊個体」という位置付けになる「凍て刺すレイギエナ」。通常種とは違い、全身に鋭く尖った氷柱や霜のような氷が付着。放った冷気を凍らせて獲物を追い詰め、頭上から捉える二段構えでの狩りを得意としているらしいので、それにならった新技登場が予想されます。

次のページでは、過去作からの復活を決めたモンスター達を紹介!

◆復活登場:雷狼竜 ジンオウガ

多くのハンターから本作への登場を望まれていた、『モンスターハンターポータブル 3rd』のメインモンスター「ジンオウガ」。
蓄電殻と称される甲殻や帯電毛、超電雷光虫などを活用し極限まで電力を宿した状態は「超帯電状態」と呼ばれ、スピードやパワーが大きく上昇。殆どの攻撃に雷属性も付与されます。

『アイスボーン』本編では、装備がしっかりと揃ってくる辺りで出会うことに。また、アイテム「虫あみ」が無くなった『アイスボーン』では、転倒時に「捕獲用ネット」を背中に撃つことで、帯電の蓄積値を下げることができます。

◆復活登場:轟竜 ティガレックス

『モンスターハンターポータブル 2nd』での登場以来、多くのハンターにトラウマを与えてきた凶暴な飛竜種「ティガレックス」。『アイスボーン』のPV第1弾ラストで強烈な咆哮を響かせ、その復活をハンターたちに予感させました。

『アイスボーン』では、発達した四肢を使った突進などがより生物的になり、シリーズ屈指のプレッシャーをハンターへと与えてきます。

◆復活登場:迅竜 ナルガクルガ

『モンスターハンターポータブル 2nd G』でメインモンスターとして初登場した、全身を漆黒の体毛で覆う飛龍種「ナルガクルガ」。自慢の俊敏さは『アイスボーン』でも遺憾なく発揮され、ハンターを翻弄してきます。

グラフィックの向上により、夜の闇に溶け込んでいるかのような「ナルガクルガ」を見られるのは嬉しいポイント。暗闇から奇襲をかける「ナルガクルガ」本来の狩りを体験できるかもしれません。

◆復活登場:砕竜 ブラキディオス

モンスターハンター3G』にて初登場となった、「殴る」という攻撃に特化したモンスター「ブラキディオス」。
全身に纏っている緑色の物体は爆発性物質「粘菌」と呼ばれ、「ブラキディオス」の唾液に含まれる成分によって爆発を起こします。

『アイスボーン』では、いくつかの新アクション追加や、粘菌の爆発時間がアクションによって変化するなどの特徴が存在。ハンターの間では「歴代メインモンスター最強」とまで言われる「ブラキディオス」が、どれほどの進化を見せてくれるか気になるところです。

◆復活登場:氷牙竜 ベリオロス

『モンスターハンター3』で初登場した白いボディが特徴的な「ベリオロス」。前脚や尻尾から生えた棘をスパイクのように使用し、氷上でも縦横無尽の動きを見せます。新フィールド「渡りの凍て地」に適したモンスターと言えるでしょう。

『アイスボーン』では、地形や環境を利用したアクションが追加。壁に張り付いてブレスを吐いてくるなどの行動をしてきます。

◆復活登場:黒狼鳥 イャンガルルガ

『モンスターハンター ポータブル』で初登場となった、黒く硬い甲殻と長いたてがみを持つ鳥竜種「イャンガルルガ」。8月23日に公開されたTVCMでサプライズ登場を果たした上、あの「イビルジョー」にサマーソルトを決める姿を見せつけ、ハンターたちの話題を集めました。

好戦的ですぐ頭に血が上る短気な性格の持ち主であり、『アイスボーン』ではスピーディで攻撃的な性能に仕上がっているそうです。

◆復活登場:金獅子 ラージャン

モンスターハンター2』にて初登場となった超攻撃的なモンスター「ラージャン」。
体を覆う黒い体毛は、「ラージャン」が怒り状態になることで金色に輝きます。この状態ではパワーやスピードも大幅に強化。その強さは古龍種にも匹敵すると言われる「ラージャン」が、縄張り争いでどれだけの勝率を誇るかにも注目です。

なお「ラージャン」は、『アイスボーン』発売後の10月に予定されている「無料タイトルアップデート第1弾」で登場となります。

◆復活登場:斬竜 ディノバルド

モンスターハンタークロス』で初登場した、長く強靭な尻尾が特徴的なモンスター「ディノバルド」。その尻尾は大剣のような形状になっており、振るうごとに熱を帯びて灼熱の刃と化します。攻撃範囲・威力共に高い性能を誇るため要注意!

また、『アイスボーン』では尻尾を使った攻撃のバリエーションが増加。今まで以上に獰猛にハンターを狙うなど、危険度が大きく上昇しています。

◆新登場亜種:硫斬竜 ディノバルド亜種

『アイスボーン』で初登場となる、“既存フィールド「瘴気の谷」に順応した「ディノバルド」”という設定でデザインされた「ディノバルド亜種」。太刀をイメージした形状の尻尾には腐食性の強い液体の結晶が付着しており、振るごとに酸を辺りに散布。この酸は防御力ダウンのデバフを付与してきます。

また、尻尾に付着した結晶量によって攻撃方法も変化。尻尾を研いで結晶を全て剥がすと、素早い点を攻めるような攻撃をしてきます。この状態が一番強力なので、如何にその時間を凌ぐか対策を考えておくといいでしょう。

次のページでは、新登場・復活登場となる小型モンスター達を簡単に紹介!

◆新登場小型モンスター:ボワボワ

新フィールド「渡りの凍て地」に住む獣人族「ボワボワ」。強い生物やハンティングが上手い人を尊敬・評価する文化を持っており、そういう部分でハンターと交流を深めていきます。ちなみに、頭に被っているのは「ポポ」の毛皮。これは、「ポポ」のように自分を大きく見せて、より自分の強さを誇示する目的で付けています。

◆新登場小型モンスター:ウルグ

新フィールド「渡りの凍て地」に生息する、狼のように3~4体の群れを作って生活している「ウルグ」。全身を白、足と頭から背中を黒いふさふさの体毛で覆った可愛らしい見た目のモンスターです。モンスターライドも可能なので、「渡りの凍て地」の移動手段&癒しとして大活躍してくれるでしょう。

◆新登場小型モンスター:コルトス

新フィールド「渡りの凍て地」に生息する、青白い蛇のような見た目をした翼竜種「コルトス」。他フィールドの翼竜種同様、スリンガーを引っ掛けることでエリア移動に利用できます。

◆復活登場小型モンスター:ポポ

『モンスターハンター2』で初登場した代表的な草食モンスターの1体「ポポ」。雪山や凍土といった寒冷地に生息しており、村や町では家畜や運搬手段として人々の生活に溶け込んでいます。寒冷地に生息する肉食モンスターからは捕食対象になっており、『アイスボーン』でも「ブラントドス」などから捕食される姿が目撃されています。

◆復活登場小型モンスター:ガウシカ

『モンスターハンター2』で初登場した草食モンスター「ガウシカ」。上記「ポポ」と同じく寒冷地に生息しており、共に新フィールド「渡りの凍て地」への登場を果たしました。なお、「ポポ」とは違い余り捕食されている姿は見られません。

新フィールドやアクション、G級に匹敵する難易度マスターランク、そして、本記事で紹介した以外にも存在するかもしれない数多くの新登場モンスターが待つ超大型拡張コンテンツ『アイスボーン』は、9月6日発売予定です(Steam版は2020年1月発売予定)。

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