『ネクロバリスタ』はオーストラリアのメルボルンに拠点を置くインディースタジオRoute 59が開発しているビジュアルノベル。2019年内にSteamとPLAYSMにて配信予定で、その後PS4、Switchでの配信も予定されています。
「あの世」と「この世」の狭間に存在し、死者が最後の24時間を過ごす「ターミナル」と呼ばれるコーヒーショップが舞台。そこでコーヒーを入れてくれるバリスタ兼ネクロマンサーであるマディを中心に、物語が展開します。
ビジュアルノベルは今でも圧倒的に2Dのイラストを使用した作品多いですが、本作は人物も背景も3Dで描かれるのが特徴です。
3Dで表現される場合、会話ウィンドウなどが表示されず、文字が読みにくいこともあるのですが、そうした不便さは感じませんでした。3Dであることによって画面に奥行きがあり、会話のやりとりは映像を見ているような感覚になります。
本作はビジュアルノベルではありますが、一人称視点での探索もできるそうです。ただ、ゲームショウの試遊では序章とオープニングが終わるまでの短い時間のプレイとなりました。そのため、クリックしながら物語を追うだけの体験しかできず、少し物足りなさを感じました。探索パートなどのゲーム的な要素がどのように加えられ、プレイできるのかが気になるところです。
舞台が「あの世」と「この世」の間で、主人公はネクロマンサーということもあり、ダークな雰囲気があります。