「角川ゲームス大感謝祭2019」をレポート！実写版『ルートレター』や『メタルマックス』シリーズ、『ルートフィルム』に関する新情報が明らかに

10月19日、東京・日本教育会館にて「角川ゲームス大感謝祭2019」が行われました。イベントの総合MCとして、ステージには角川ゲームス代表取締役安田善巳氏と、タレントの能登有沙さんが登壇。イベントでは『√Letter ルートレター』（以下、ルートレター）の実写版や『メタルマックス』シリーズ、『Root Film（以下、ルートフィルム）』に関する情報が公開となりました。新情報が盛りだくさんだった本イベントについて、レポートをお届けします！実写版『ルートレター』が、北米にて2020年春に公開！イベント冒頭のライブステージでは、女性アイドルグループの「i☆Ris」が登場。「FANTASTIC ILLUSION」、「Endless Notes」、「Goin&apos;on」の3曲を披露します。ステージの都合上、座席から立ち上がることは禁じられていましたが、ファンからの手拍子やコールで大盛り上がりのライブとなっていました。「角川ゲームス新着情報」のコーナーでは、『√Letter ルートレター』（以下、ルートレター）実写版についての新情報が公開となりました。舞台は日本・島根県からアメリカ・ルイジアナ州に代わり、ヒロインの名前がサラに変更するなど、様々な要素がアメリカナイズされている本作。公開されたPVでは、学校の授業の中で島根県の歴史について教えているなど、原作の要素が散りばめられた映像となっていました。アカツキの鈴木萌子氏は、「原作の魅力を損なわず、新しい作品にしてきたいです」と意気込みを感じさせるコメント。現在撮影は終了しており、北米にて2020年春の公開を予定しているそうです。鈴木萌子氏続いて、ニンテンドースイッチ / プレイステーション4用ソフト『LoveR Kiss（ラヴアール キス）』が、今冬に発売されると発表。本作は2019年3月14日に発売したPlayStation4用ソフト『LoveR』のアッパーバージョンとなり、主人公のクラス担任で、化学と生物の先生である冴稀陽茉利（さいき ひまり）とのルートなど、様々な新要素が用意されているそうです。また、前回の大感謝祭で発表され話題を呼んでいた『プロジェクトステラ（仮）』について、安田氏は「3Dモデルにこだわったため、（開発が）少し遅れている」とコメント。さらに、「コンシューマーゲームで味わったことがないような、新しい体験ができるような作品にしたい」とファンの期待を煽りました。左から安田氏、能登氏続いて、角川ゲームス第1開発アシスタントプロデューサーのすずきゆうこ氏が登壇。PS STOREセールス情報、『GOD WARS 日本神話大戦』攻略本の再販情報や、「角川ゲームス公式番組第1開発ニュース」、すずきゆうこ氏/角川ゲームスAP Twitter解説キャンペーンの開催を発表しました。ハロウィンセールで『GOD WARS 日本神話大戦』、『ルートレター』が各2790円（税込）となる。『GOD WARS 日本神話大戦』がゲームと攻略本セットで3500円（税込）とお買い得。電子版の無料配信も再開される。ニュースのMCは安田善巳氏とすずきゆうこ氏が担当する。キャンペーンでは、『GOD WARS 日本神話大戦』数量限定版「豪華玉手箱」が、抽選で1名様にプレゼントされる。物販コーナーでは、カドカワゲームスオリジナルTシャツのほか、様々なゲームが販売。大きな賑わいを見せていた。『メタルマックス』30周年に向け、河野プロデューサーが“執念”を見せる!?「真・世紀末RPG最新情報」のコーナーでは、プロデューサーの河野順太郎氏、エグゼクティブプロデューサーの宮岡寛氏、NEWディレクターの友野祐介氏、声優の石飛恵里花さんが登壇し、『メタルマックス』に関する新情報が語られました。左から河野氏、宮岡氏、友野氏、石飛さん2021年に30周年を迎える『メタルマックス』。30周年プロジェクトとして、『メタルマックスゼノ リボーン』『メタルマックスゼノ リボーン2』『コードゼロ』の3作品が既に発表されています。『メタルマックスゼノ リボーン』では、戦闘犬であるポチが復活。前作と比べて戦車のサイズ感や砂といった汚れがリアルになるなど、プレイヤーの没入感が高い作品となっています。追加情報として、『メタルマックスゼノ リボーン』に登場するモンスターの画像が公開となりました。友野氏は「ステージはモンスターたちがはびこる危険な大地で、プレイヤーは色んなモンスターに追いかけられ、囲まれることに。夜行性の生物がいるなど、モンスターの習性を知る必要があり、戦略性が高い作品になります」とコメントしました。最後に、河野氏が「執念で30周年を迎えられるよう頑張りますので、宜しくお願いします」と挨拶し、コーナーは終了となりました。『ルートフィルム』に関する新情報が公開に「角川ゲームミステリー作品」のコーナーでは、シナリオ・ディレクターを担当する河野一二三氏、キャラクターデザインを担当する箕星太朗氏が登壇。PS4/ニンテンドースイッチ用アドベンチャーゲーム『Root Film（以下、ルートフィルム）』に関する情報が公開となりました。河野氏箕星氏は、本作に登場する「八雲映像スタジオ」のTシャツを自作し、着用して来るという気合の入りよう。本作の魅力について、河野氏は「実在の舞台（島根）を使用しており、活き活きした作品になっています」と話します。7本のシナリオからなる本格推理ミステリーで、“最高傑作”になっていると自ら太鼓判を押しました。『クロックタワー』以来、ずっと河野氏のファンだったという箕星氏。キャラクターについては「（河野氏と）二人でビジュアルを作っていきました」と話し、「リアルな造形なキャラになったので、ぜひ皆さんに楽しんでいただければと思います」とアピールしました。島根県を舞台としている本作にちなみ、島根県の観光マスコットキャラクター「しまねっこ」が本作の応援に駆け付ける場面も。また、『ルートフィルム』のキャラクターのCVと主題歌を「i☆Ris」が担当していることが発表。「i☆Ris」が再び登壇し、それぞれのキャラクターの紹介と主題歌「泡沫の光」が初公開されました。●キャラクター情報●主題歌「泡沫の光」ライブの模様初回購入特典はカドカワゲームス大感謝祭ライブ＆主題歌収録時メイキングDVD完成披露イベントは、『ルートフィルム』を予約した方の中から抽選での招待となる。サイン入りニンテンドースイッチプレゼントキャンペーンも開始された。他にも、「i☆Ris」のオリジナルグッズがプレゼントされるじゃんけん大会が行われるなど、イベントは最後まで大きな盛り上がりをみせていました。次回の「角川ゲームス春の大感謝祭2020」は、2020年5月23日の開催を予定しています。ゲームに関する新情報が気になる方は、忘れずにチェックしておきましょう！