波瑠さんは最も緊張した瞬間に、自身がヒロインを演じた2015年放送のNHK連続テレビ小説「あさが来た」の制作発表を挙げました。「朝ドラヒロインのオーディションは書類、面接2回、カメラテストと段階があります。全て終えて結果待ちの時に、もう一度審査したいから大阪まで来てくれと言われました。私は何をするのか知らされないまま向かうと、朝ドラヒロインの発表記者会見のために呼んだと。まだ現実を把握していない段階だったのに、話すことを考えてねと言われてパニックでした」と伝えました。
達成感を感じたことでは、竹中さん監督として波瑠さんを主演に起用された映画「山形スクリーム」を思い出す一幕がありました。竹中さんは「天候に恵まれなくて、2か月もの間、雨の合間で撮影でした。最終日も雨で、スケジュール内に間に合わないと思っていたら、雨の向こうに見えた青い空が広がって快晴。無事にラストの撮影ができた時は、本当に終われて良かった」と感慨深く語りました。
当時は高校生だった波瑠さんも「全然経験がなかったのにセーラー服でチェンソーを持って戦う殺陣のシーンをやったので、終わった時はものすごい達成感でした」と頷きました。