長く続く新型コロナウイルスの影響により、週末も気軽に外に出掛けることが出来ず、家で過ごすことも多くなっているのではないでしょうか。そこで今回は、筆者オススメのPS4で遊べる対戦格闘ゲームをいくつかピックアップしてご紹介します!
対戦格闘ゲームと言っても様々な種類が存在しており、そしてそのどれもが奥深いゲームシステムとやり込み甲斐のあるキャラクターたちが揃った作品ばかりなのです。
根強いファンが多く、丁寧なチュートリアルと充実した練習環境が魅力の『GUILTY GEAR Xrd REV 2』
1本目に紹介するのは最新作『GUILTY GEAR -STRIVE』の情報が続々と出てきている『GUILTY GEAR』シリーズより、『GUILTY GEAR Xrd REV 2(GG Xrd REV2)』です。リリースは2017年5月なのでもう3年が経過しようとしていますが、まだまだ根強いファンが多く、数多の強豪プレイヤーたちが熱い戦いを日夜繰り広げています。
初心者への配慮もかなり親切になされており、チュートリアルではアクションゲーム感覚で基本的な操作を学ぶことができたり、各キャラクターのコンボや実際の対戦で使えるテクニックを学べたります。
強豪プレイヤーたちが多いのは間違いないですし、チュートリアルでシステムや基本を学んだからと言ってすぐ初心者が勝てるようになる訳ではありません。しかし、キャラクターたちを自由自在に動かせた時の感動はひとしお。
グラフィックに関してはまるでアニメを自分で動かしているような体験を得られますので、はじめて触った際はその点だけでも感動するのではないでしょうか。
ゲーム性は自分と相手プレイヤーが互いに積極的に攻めあい、攻守が激しく入れかわる形。ド派手な必殺技を用いたコンボを決めるのも醍醐味のひとつとなっていますので、そういった練習が大好きな方もハマること間違いなしです!
キャラクターたちの固有能力を活かしてとにかく攻めるのが楽しい『BLAZBLUE CENTRALFICTION』
続いては『GUILTY GEAR Xrd REV 2』と同じアークシステムワークス開発の『BLAZBLUE CENTRALFICTION(BBCF)』をご紹介。このシリーズはキャラクターたちがそれぞれ持っている“ドライブ能力”がそのまま各自の強みとなっており、基本的にはどのキャラクターもこのドライブ能力を主軸に戦っていくことが大きな特徴です。
もちろん対戦中に消極的な行動をすると発生する“ネガティブペナルティ”や、“ロマンキャンセル”のように超必殺技用のゲージを用いて発動する“ラピッドキャンセル”など、『GUILTY GEAR』に近いシステムも健在です。
また『BBCF』には、対戦中に積極的な行動を重ねると1ラウンドに1度、攻撃力アップなどのボーナスが得られるシステム“アクティブフロウ”もあり、より激しい攻防を楽しめます。
加えて対戦を行わずとも、『BLAZBLUE』シリーズは小説や出演声優さんたちによるラジオなど、様々な方向から展開されている作品でもあります。ゲームをプレイして気に入ったら、その辺りもチェックしてみてはいかがでしょうか。
人気格闘ゲームのキャラクターが集結!それぞれの特徴も端々に感じる『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』
3本目は『BLAZBLUE 』シリーズや『P4U - ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』『UNDER NIGHT IN-BIRTH』といった格闘ゲームタイトルのキャラクターが一堂に会する『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE(BBTAG)』。
これだけでも充分豪華な参戦タイトルですが、この他にも海外人気の高い3DCGアニメ作品の『RWBY』や、『アルカナハート』『アカツキ電光戦記』といった他の格闘ゲームタイトルからも一部キャラクターが参戦しています。加えてあの“爆乳ハイパーバトル”『閃乱カグラ』シリーズからもゲストキャラクターが……!!
「各タイトルそれぞれ人気とはいえ、そもそも別のシステムで動いていたキャラクターたちが同じ作品で戦うなんて大丈夫なの?」と最初は筆者も思っていましたが、その触り心地も上手に『BBTAG』に落とし込まれていたので、各参戦タイトルのファンは一度遊んでみてください。
“スマートコンボ”を使えばボタン連打でコンボができますし、タイトルの通りタッグマッチとなるので、1回のプレイでキャラクターを2人使えるのも考えようによってはお得です。大勢の参戦キャラクターたちから、自分なりの組み合わせを考えて見ると面白いかもしれませんね。
次は筆者オススメの1本から『スト5』、『GBVS』など定番タイトルを紹介します!
『UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[cl-r]』はシリーズ独自のシステムで奥深い駆け引きを楽しめる
筆者が今一番推したいタイトルが、『UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[cl-r]』です。対戦格闘ゲームではありますが、本作のジャンルは“正統派近代小説感覚2D対戦アクション(ピュアラノベナイズ”Dヴァーサスアクション)”となっています。
要はライトノベルの異能バトル的な世界観とキャラクターたちによる格闘ゲームということで、その開発は『MELTY BLOOD』シリーズのフランスパン。同シリーズやそういった世界観が好きな方は特にハマるのではないでしょうか。
『UNI』シリーズの際立ったポイントでもあり対戦を特に熱くしてくれているのが、相手と共有することになる画面下部のゲージで表現された“グラインドグリッド”周りのシステム。これは簡単に説明するならば、両プレイヤーの立ち回りをゲーム側が採点し、より高得点を取ったプレイヤーが有利になるボーナスを得られるといえばいいでしょうか。
このゲージは例えば相手プレイヤーに上手く接近して攻撃を加えたり、上手く相手の猛攻を防ぎきったりすることで増加し、逆に防御に失敗するなどで減少。この攻防を繰り返していき、一定時間毎にゲージを多く獲得したプレイヤーが“ヴォーパル”という状態に移行します。
ヴォーパルに入ることで、操作キャラクターの攻撃力や必殺技に使うゲージの増加量が増えます。そしてヴォーパル状態の一番大きなメリットが、自分のキャラクターの行動を強制的に中断させ必殺技用のゲージを増加させる“チェインシフト”の使用権を得られる点。
これだけでも中々強力な効果ですが、発動すると一瞬だけ時間が止まるような演出が入るので、相手の攻撃の隙間を狙って発動しその間に切り返しに使う技のコマンドを入力してしまうなど、立ち回りの幅をも広げてくれています。実際の対戦ではぜひこの点を楽しんでみてください。
『グラブル』の人気キャラクターたちを簡単操作で自由自在に動かせる『グランブルーファンタジー ヴァーサス』
現在の格闘ゲームシーンで外せない特に熱いタイトルと言えるのが、『グランブルーファンタジー ヴァーサス(GBVS)』でしょう。大人気スマートフォン用RPG『グランブルーファンタジー(グラブル)』のキャラクターを直感的な操作で自由自在に動かすことができるとあっては、プレイしたくなってしまうこと請け合いです。
『GBVS』では初心者が躓きやすい必殺技のコマンド入力を、ワンボタンで簡単に出すことができます。突き詰めると従来の格闘ゲームのようにコマンド入力したほうが良いのですが、「キャラクターを動かしたい!」ということであれば気にならないレベル。
『グラブル』はサイゲームスの版権タイトルではありますが、『GBVS』はアークシステムワークス開発ということで、キャラクターたちのグラフィックは『GUILTY G Xrd REV 2』のようにアニメ調。これが『グラブル』との親和性が中々に高く、キャラクターを動かしている時の満足感に繋がっている点も見逃せません。
初心者が特に挫折しやすい空中コンボなどはほぼなく、地上戦メインで遊びやすいものになっています。どのキャラクターもコンボの難易度が抑えられており、誰でも自由自在に好きなキャラクターで遊べることを目指していることがわかります。
格闘ゲームである以上勝ちたいと思うのは当然ではあるのですが、それ以上にこの作品はキャラクターを直感的な操作で動かせる楽しさを感じさせてくれます。まずは、“グラブルのあのキャラクターを動かしてみたい”。ここをスタートにして、はじめてみるといいかもしれません。
格闘ゲームと言えばやっぱりこれな『ストリートファイターV』
格闘ゲームの紹介となると絶対に外すことが出来ないのが、「ストリートファイター」シリーズではないでしょうか。その最新作である『ストリートファイターV』はやはり人気タイトルであり、最近は『チャンピオンエディション』が発売され更なる盛り上がりを見せています。
筆者も『チャンピオンエディション』から『ストリートファイターV』に参戦しようと練習を重ねているのですが、基本的にコンボ重視のタイトルを中心にやり込んでいたのでこれがまた難しい。技の振り方から“波動拳”の様な飛び道具の撒き方、コンボの考え方にいたるまで、これまで経験してきたタイトルとは何もかもが違い過ぎて逆に楽しめています。
まだまだ初心者として練習中のタイトルのため、あれこれ偉そうなことをいうのは差し控えますが、今まで上手い人の対戦を見ているだけだったタイトルで、自分のできることが増えていっている感覚を味わえるのは感慨深いものがあります。
筆者と同じように上手い人の対戦を見て楽しんでいるだけだった人は、ぜひ一度体験してみることをオススメしたいです。プロシーンで活躍している選手の方たちがどんなに凄いことをしていたのか、自分でプレイすることでさらに実感できることでしょう。
普段格闘ゲームをプレイしない人は『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』で好きなキャラクターを動かす楽しさを
今回最後に紹介するのは、『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』。こちらは少し前のタイトルになってしまいますが、タイトルにもある通りライトノベルの人気レーベルのひとつである“電撃文庫”のキャラクターたちを自分の手で動かせる点がウリとなっています。
参戦タイトルは多岐にわたっており、『ソードアート・オンライン』や『とある魔術の禁書目録』『魔法科高校の劣等生』といったカッコいい異能バトルものの作品はもちろん、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』や『とらドラ!』といった格闘ゲームでどんなふうに動かせるのか想像もつかないラブコメものの作品まで多種多様な作品のキャラクターを動かせます。
システム周りもボタン連打でコンボができる“クイックコンビネーション”などシンプルにまとまっており、格闘ゲームをはじめて遊ぶ人も安心。またキリトなら“二刀流”、司波達也なら“フラッシュ・キャスト”といった具合に、原作で持っている能力が各キャラクターに“切り札”というシステムでゲームに上手く落とし込まれている点も見逃せません。
加えてプレイアブルキャラクター以外にも、サポートキャラクターとしてかなりの電撃文庫作品が参戦しています。特定のプレイアブルキャラクターとの組み合わせで掛け合いがあるので、原作ファンの嬉しいポイントになっています。こういった所を探すのも中々に楽しいので、格闘ゲーム初心者の方には特にオススメです。
以上、7作品をご紹介しました。
対戦格闘ゲームと言っても様々な種類が存在しており、そしてそのどれもが奥深いゲームシステムとやり込み甲斐のあるキャラクターたちが揃った作品ばかりなのです。
普段ならプレイする時間がなくとも、自宅にいる時間が多い現在なら話は別。このなかのひとつだけでもぜひ、この機会にガッツリやり込んでみてください!
根強いファンが多く、丁寧なチュートリアルと充実した練習環境が魅力の『GUILTY GEAR Xrd REV 2』
1本目に紹介するのは最新作『GUILTY GEAR -STRIVE』の情報が続々と出てきている『GUILTY GEAR』シリーズより、『GUILTY GEAR Xrd REV 2(GG Xrd REV2)』です。リリースは2017年5月なのでもう3年が経過しようとしていますが、まだまだ根強いファンが多く、数多の強豪プレイヤーたちが熱い戦いを日夜繰り広げています。
初心者への配慮もかなり親切になされており、チュートリアルではアクションゲーム感覚で基本的な操作を学ぶことができたり、各キャラクターのコンボや実際の対戦で使えるテクニックを学べたります。
強豪プレイヤーたちが多いのは間違いないですし、チュートリアルでシステムや基本を学んだからと言ってすぐ初心者が勝てるようになる訳ではありません。しかし、キャラクターたちを自由自在に動かせた時の感動はひとしお。
グラフィックに関してはまるでアニメを自分で動かしているような体験を得られますので、はじめて触った際はその点だけでも感動するのではないでしょうか。
ゲーム性は自分と相手プレイヤーが互いに積極的に攻めあい、攻守が激しく入れかわる形。ド派手な必殺技を用いたコンボを決めるのも醍醐味のひとつとなっていますので、そういった練習が大好きな方もハマること間違いなしです!
キャラクターたちの固有能力を活かしてとにかく攻めるのが楽しい『BLAZBLUE CENTRALFICTION』
続いては『GUILTY GEAR Xrd REV 2』と同じアークシステムワークス開発の『BLAZBLUE CENTRALFICTION(BBCF)』をご紹介。このシリーズはキャラクターたちがそれぞれ持っている“ドライブ能力”がそのまま各自の強みとなっており、基本的にはどのキャラクターもこのドライブ能力を主軸に戦っていくことが大きな特徴です。
もちろん対戦中に消極的な行動をすると発生する“ネガティブペナルティ”や、“ロマンキャンセル”のように超必殺技用のゲージを用いて発動する“ラピッドキャンセル”など、『GUILTY GEAR』に近いシステムも健在です。
また『BBCF』には、対戦中に積極的な行動を重ねると1ラウンドに1度、攻撃力アップなどのボーナスが得られるシステム“アクティブフロウ”もあり、より激しい攻防を楽しめます。
キャラクターたちがシステムや操作を解説してくれるチュートリアルモードなどもあるので、今からプレイしても安心です。
加えて対戦を行わずとも、『BLAZBLUE』シリーズは小説や出演声優さんたちによるラジオなど、様々な方向から展開されている作品でもあります。ゲームをプレイして気に入ったら、その辺りもチェックしてみてはいかがでしょうか。
人気格闘ゲームのキャラクターが集結!それぞれの特徴も端々に感じる『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』
3本目は『BLAZBLUE 』シリーズや『P4U - ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』『UNDER NIGHT IN-BIRTH』といった格闘ゲームタイトルのキャラクターが一堂に会する『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE(BBTAG)』。
これだけでも充分豪華な参戦タイトルですが、この他にも海外人気の高い3DCGアニメ作品の『RWBY』や、『アルカナハート』『アカツキ電光戦記』といった他の格闘ゲームタイトルからも一部キャラクターが参戦しています。加えてあの“爆乳ハイパーバトル”『閃乱カグラ』シリーズからもゲストキャラクターが……!!
「各タイトルそれぞれ人気とはいえ、そもそも別のシステムで動いていたキャラクターたちが同じ作品で戦うなんて大丈夫なの?」と最初は筆者も思っていましたが、その触り心地も上手に『BBTAG』に落とし込まれていたので、各参戦タイトルのファンは一度遊んでみてください。
“スマートコンボ”を使えばボタン連打でコンボができますし、タイトルの通りタッグマッチとなるので、1回のプレイでキャラクターを2人使えるのも考えようによってはお得です。大勢の参戦キャラクターたちから、自分なりの組み合わせを考えて見ると面白いかもしれませんね。
次は筆者オススメの1本から『スト5』、『GBVS』など定番タイトルを紹介します!
『UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[cl-r]』はシリーズ独自のシステムで奥深い駆け引きを楽しめる
筆者が今一番推したいタイトルが、『UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[cl-r]』です。対戦格闘ゲームではありますが、本作のジャンルは“正統派近代小説感覚2D対戦アクション(ピュアラノベナイズ”Dヴァーサスアクション)”となっています。
要はライトノベルの異能バトル的な世界観とキャラクターたちによる格闘ゲームということで、その開発は『MELTY BLOOD』シリーズのフランスパン。同シリーズやそういった世界観が好きな方は特にハマるのではないでしょうか。
『UNI』シリーズの際立ったポイントでもあり対戦を特に熱くしてくれているのが、相手と共有することになる画面下部のゲージで表現された“グラインドグリッド”周りのシステム。これは簡単に説明するならば、両プレイヤーの立ち回りをゲーム側が採点し、より高得点を取ったプレイヤーが有利になるボーナスを得られるといえばいいでしょうか。
このゲージは例えば相手プレイヤーに上手く接近して攻撃を加えたり、上手く相手の猛攻を防ぎきったりすることで増加し、逆に防御に失敗するなどで減少。この攻防を繰り返していき、一定時間毎にゲージを多く獲得したプレイヤーが“ヴォーパル”という状態に移行します。
ヴォーパルに入ることで、操作キャラクターの攻撃力や必殺技に使うゲージの増加量が増えます。そしてヴォーパル状態の一番大きなメリットが、自分のキャラクターの行動を強制的に中断させ必殺技用のゲージを増加させる“チェインシフト”の使用権を得られる点。
これだけでも中々強力な効果ですが、発動すると一瞬だけ時間が止まるような演出が入るので、相手の攻撃の隙間を狙って発動しその間に切り返しに使う技のコマンドを入力してしまうなど、立ち回りの幅をも広げてくれています。実際の対戦ではぜひこの点を楽しんでみてください。
『グラブル』の人気キャラクターたちを簡単操作で自由自在に動かせる『グランブルーファンタジー ヴァーサス』
現在の格闘ゲームシーンで外せない特に熱いタイトルと言えるのが、『グランブルーファンタジー ヴァーサス(GBVS)』でしょう。大人気スマートフォン用RPG『グランブルーファンタジー(グラブル)』のキャラクターを直感的な操作で自由自在に動かすことができるとあっては、プレイしたくなってしまうこと請け合いです。
『GBVS』では初心者が躓きやすい必殺技のコマンド入力を、ワンボタンで簡単に出すことができます。突き詰めると従来の格闘ゲームのようにコマンド入力したほうが良いのですが、「キャラクターを動かしたい!」ということであれば気にならないレベル。
ド派手な必殺技を簡単に出せるのは、嬉しいポイントではないでしょうか。
『グラブル』はサイゲームスの版権タイトルではありますが、『GBVS』はアークシステムワークス開発ということで、キャラクターたちのグラフィックは『GUILTY G Xrd REV 2』のようにアニメ調。これが『グラブル』との親和性が中々に高く、キャラクターを動かしている時の満足感に繋がっている点も見逃せません。
初心者が特に挫折しやすい空中コンボなどはほぼなく、地上戦メインで遊びやすいものになっています。どのキャラクターもコンボの難易度が抑えられており、誰でも自由自在に好きなキャラクターで遊べることを目指していることがわかります。
格闘ゲームである以上勝ちたいと思うのは当然ではあるのですが、それ以上にこの作品はキャラクターを直感的な操作で動かせる楽しさを感じさせてくれます。まずは、“グラブルのあのキャラクターを動かしてみたい”。ここをスタートにして、はじめてみるといいかもしれません。
格闘ゲームと言えばやっぱりこれな『ストリートファイターV』
格闘ゲームの紹介となると絶対に外すことが出来ないのが、「ストリートファイター」シリーズではないでしょうか。その最新作である『ストリートファイターV』はやはり人気タイトルであり、最近は『チャンピオンエディション』が発売され更なる盛り上がりを見せています。
筆者も『チャンピオンエディション』から『ストリートファイターV』に参戦しようと練習を重ねているのですが、基本的にコンボ重視のタイトルを中心にやり込んでいたのでこれがまた難しい。技の振り方から“波動拳”の様な飛び道具の撒き方、コンボの考え方にいたるまで、これまで経験してきたタイトルとは何もかもが違い過ぎて逆に楽しめています。
まだまだ初心者として練習中のタイトルのため、あれこれ偉そうなことをいうのは差し控えますが、今まで上手い人の対戦を見ているだけだったタイトルで、自分のできることが増えていっている感覚を味わえるのは感慨深いものがあります。
筆者と同じように上手い人の対戦を見て楽しんでいるだけだった人は、ぜひ一度体験してみることをオススメしたいです。プロシーンで活躍している選手の方たちがどんなに凄いことをしていたのか、自分でプレイすることでさらに実感できることでしょう。
普段格闘ゲームをプレイしない人は『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』で好きなキャラクターを動かす楽しさを
今回最後に紹介するのは、『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』。こちらは少し前のタイトルになってしまいますが、タイトルにもある通りライトノベルの人気レーベルのひとつである“電撃文庫”のキャラクターたちを自分の手で動かせる点がウリとなっています。
参戦タイトルは多岐にわたっており、『ソードアート・オンライン』や『とある魔術の禁書目録』『魔法科高校の劣等生』といったカッコいい異能バトルものの作品はもちろん、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』や『とらドラ!』といった格闘ゲームでどんなふうに動かせるのか想像もつかないラブコメものの作品まで多種多様な作品のキャラクターを動かせます。
システム周りもボタン連打でコンボができる“クイックコンビネーション”などシンプルにまとまっており、格闘ゲームをはじめて遊ぶ人も安心。またキリトなら“二刀流”、司波達也なら“フラッシュ・キャスト”といった具合に、原作で持っている能力が各キャラクターに“切り札”というシステムでゲームに上手く落とし込まれている点も見逃せません。
加えてプレイアブルキャラクター以外にも、サポートキャラクターとしてかなりの電撃文庫作品が参戦しています。特定のプレイアブルキャラクターとの組み合わせで掛け合いがあるので、原作ファンの嬉しいポイントになっています。こういった所を探すのも中々に楽しいので、格闘ゲーム初心者の方には特にオススメです。
以上、7作品をご紹介しました。
今回は筆者がプレイしたことのあるタイトルが中心となってしまいましたが、この他にも『ドラゴンボール ファイターズ』『ミリオンアーサー アルカナブラッド』『スカルガールズ』『SAMURAI SPIRITS』『SOULCALIBUR VI』などなど、まだまだ色々なタイトルがあります。本稿がこれからみなさんが遊ぶ対戦格闘ゲームの参考になれば幸いです。
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