1年前の夏イベントを復刻するのは『FGO』の恒例となっていますが、このたびの開催はいつもと異なる点が見られます。
今回の復刻は異例の早さ! 開催間隔の短さも気になる
『FGO』で行われるイベントについて、「必ずこうなる」といったルールはありませんが、ある程度の傾向は存在します。そのひとつが、イベントの開催間隔。イベントとイベントの間は1~2週間ほど空く場合が多く、その間にキャンペーンや新たな幕間などが実施されることもあります。
直近で見ると、「復刻:オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺2019 ライト版」が5月17日に終了し、5月25日から「『Fate/Requiem』盤上遊戯黙示録」が始まりました。
ですが、「『Fate/Requiem』盤上遊戯黙示録」が終了したのは、本日6月8日の12:59。そして、次のイベントとなる「復刻:見参! ラスベガス御前試合~水着剣豪七色勝負! ライト版」は、同日18:00にスタート。日を置くどころか、約5時間後に次のイベントが始まるという、異例の早さです。
そして、“早さ”についてはもうひとつあります。これまでの夏イベントの復刻版は7月の幕開けが多く、2018年の復刻版は6月ながら下旬のスタートなので、期間の大半はやはり7月です。
・復刻版「カルデアサマーメモリー/カルデアヒートオデッセイ」:2017年7月12日より
・復刻版「デッドヒート・サマーレース/デスジェイル・サマーエスケイプ」:2018年6月27日より
・復刻版「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」:2019年7月17日より
例年よりも復刻するタイミングが早く、イベント間の期間も極端に短いと、異例づくめの復刻版「水着剣豪七色勝負!」。このことから、今後の『FGO』における展開を予想したいと思います。
『FGO』に限った話ではありませんが、新型コロナウイルスへの対応で、ゲーム開発の現場に影響が出ています。発売日が延期されたタイトルも複数あり、『FGO』でも同様に、ゴールデンウィークに向けたイベント開催が遅れる形となりました。
通例ならば6月末~7月に行う夏イベントの復刻を、6月上旬の開催に持ってきた理由として、新型コロナウイルスの影響を受けた開発現場の調整やスケジュール管理のためかもしれません。
ですが、これのみが理由と考えると、イベントの開催間隔の短さについては疑問が残ります。いわゆる“開発する時間を稼ぐ”ことだけを目的と考えると、数日~1週間ほど期間を空けた方が、より時間を稼げるはずです。
イベントの開催間隔を空けすぎると不満に繋がりますが、例えば次回イベントの開催を今日発表し、“2日後の水曜日”や“一週間後の6月15日”にスタートとすれば、概ね通常進行なので、大きな問題にはならないでしょう。稼いでも問題のなさそうな期間を設けず、矢継ぎ早な展開も気になるところです。
ここからは予想であり想像の範囲ですが、例えば2020年夏のイベントまでの予定はかなり詰まっており、「開発の時間は稼ぎたいが、ゲームスケジュールの空きはない」という状態なのかもしれません。
「水着剣豪七色勝負!」の復刻を6月に繰り上げ、7月には新イベントを実施。そして8月の新たな夏イベントに繋げるのでは、と個人的に予想しています。
ホーム画面の“黒い点”は新たな特異点? 「地獄界曼荼羅」との噂も
7月に新イベントが来ると予想しましたが、その内容は(当たり前ですが)全く分かりません。ですが気になる要素が、ゲーム内のホーム画面に鎮座しています。
ホーム画面には、曜日クエストや幕間の物語などを収めた「カルデアゲート」や、各メインクエストのバナーなどが並んでいます。そして、最新のメインクエストである「Lostbelt No.5」をクリアすると、まだ未配信の「Lostbelt No.6」との間に、黒い点が発生。この謎めいた点に関する具体的な情報はありませんが、「Lostbelt No.5」の終盤にて、気になる発言が飛び出しているのです。
ネタバレになってしまうので詳しくは記しませんが、その人物は「地獄界曼荼羅にて、マスターをもてなす」と述べており、この“地獄界曼荼羅”とホーム画面の黒い点を結びつけて考える方も少なくありません。
仮に“地獄界曼荼羅”絡みのイベントや展開を夏までに行うとすれば、復刻版「水着剣豪七色勝負!」の開始時期が前倒しになった理由も頷けます。イベントの開催期間を空けすぎると、新イベントの開催期間があまりとれなくなりますし、かといって開発の時間は欲しいため、復刻を前倒しにした──あくまで予想・想像の範疇ですが、新イベントが待っている可能性があると思うと、今後のプレイ意欲も高まります。
『FGO』が7月にどんな動きを見せるのか。その全てはまだ未定ですが、刺激的な展開が待っているかもしれません。復刻版「水着剣豪七色勝負!」を楽しみながら、今後の動向に注目しましょう。
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「復刻:見参! ラスベガス御前試合~水着剣豪七色勝負! ライト版」で見逃したくないポイントは?
★5サーヴァントがもらえる「2000万DLキャンペーン」をきっかけに、『FGO』を始めた方も少なくないことでしょう。そこでこちらでは、6月8日から始まった「復刻:見参! ラスベガス御前試合~水着剣豪七色勝負! ライト版」の注目ポイントを紹介。初プレイの方々は、イベント踏破の一助としてご活用ください。
■「★4(SR)葛飾北斎(セイバー)」は絶対加入させたい!
復刻版「水着剣豪七色勝負!」のメインクエストをクリアすると、イベント限定サーヴァント「★4(SR)葛飾北斎(セイバー)」が加入します。この「葛飾北斎(セイバー)」の性能は上々なので、戦力に不安がある方は、確実にゲットしておきたいサーヴァントです。
「葛飾北斎(セイバー)」は単体攻撃宝具持ちですが、恒常の★4・★5セイバーは全体攻撃宝具持ちが多く、運に恵まれないとなかなか戦力を埋めにくい部分。そこを配布サーヴァントで埋められるので、出来れば見逃したくありません。
最大でNPを20%獲得できるスキルを持ち、クリティカル関連のスキルも所持しているので、大ダメージを叩き出しやすいのも嬉しいポイント。自力でスターを出せますし、コマンドカードでNPも比較的稼げるので、宝具・クリティカルの両面で活躍できます。
■QPを大量に稼ぐチャンス!
育成には欠かせず、サーヴァントの獲得状況によっては長年プレイしていてもカツカツな「QP」。特に、高LVのスキルを上昇させるとガッツリ持って行かれるので、「素材はあるのにQPがなくて育成できない・・・」と嘆いている人もいることでしょう。
そんな方々にとっても、今回のイベントは外せません。
今年のイベントで同程度となるかは未定ですが、筆者が昨年プレイした際には、QPカウンターは4億を突破。バランスに変更が加わらなければ、億単位でQPが稼げるイベントなので、カツカツの方はしっかり参加しましょう。逆に、QPが溢れそうなユーザーは、適度に消費しながらイベントを進めるのが吉。育成と平行しつつイベントを楽しみましょう。
ちなみに、ハイリスク・ハイリターンな「ビッグチャンスクエスト」もあるので、こちらに挑む際は、いつも以上に準備をしっかりと整えて挑んでください。
■戦力を底上げしたい? なら「マーリン」の召喚を狙おう!
イベントの復刻と同時に、「復刻 ラスベガス御前試合ピックアップ1召喚(日替り)」もスタート。こちらは、「★5(SSR)宮本武蔵(バーサーカー)」が常時ピックアップされるほか、「★4(SR)刑部姫(アーチャー)」と「★4(SR)カーミラ(ライダー)」が日替わりで対象となります。
【カルデア広報局より】現在開催中の「復刻 ラスベガス御前試合ピックアップ1召喚(日替り)」にてピックアップ中の「★5(SSR)宮本武蔵(バーサーカー)」の宝具演出「魔剣破り、承る!」をご紹介いたします! #FGO pic.twitter.com/yEFDLD1c0R— 【公式】Fate/Grand Order (@fgoproject) June 8, 2020 「宮本武蔵(バーサーカー)」は全体攻撃宝具持ちで、大半のクラスに攻撃有利が取れるバーサーカー。戦力が少ないほど活躍できる場が多いので、狙う価値のあるサーヴァントです──が、聖晶石に限りがあるという方は、お勧めしたいピックアップ召喚が別にあります。
それは、6月14日(日)、6月21日(日)、6月28日(日)の3日間限定で行われる「【日曜限定】マーリンピックアップ召喚」。「★4(SR)ジークフリート」や「★3(R)風魔小太郎」もピックアップされますが、目玉はなんといっても「★5(SSR)マーリン」。
「マーリン」は、パーティのサポートを得意としており、支援系サーヴァントの中でも指折りの実力者。ダメージの底上げや、宝具によるHP回復・NP供給、そしてスターの獲得など、幅広い支援が行えます。
また、効果が1ターン続く「味方全体に無敵状態を付与」をスキルで所持しているので、敵の宝具対策もばっちり。無敵貫通やバフ解除を食らわない限り、パーティを力強く守ります。
攻防に渡ってに頼りになる「マーリン」が加われば、戦いの幅が広がること間違いなし。強力はアタッカーはサポートで借り、「マーリン」で支援するのも、手堅い戦略でしょう。「マーリン」未所持で戦力に不安がある方は、狙って損のないサーヴァントです。
とはいえ、狙っても引けるかどうかは別問題。出なくても深追いせず、別の手段での戦力増強も視野に入れましょう。
※画像には、昨年行ったイベント中の画像が含まれています。
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