Wiiで発売された『ゼノブレイド』が約10年の時を経て、ニンテンドースイッチでリマスターされ『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』として発売されました。
本作はかなり遊びごたえのあるRPGで、ひとりプレイ用の作品ながらMMO RPGのような性質を併せ持っているなかなか珍しいゲームです。本作でありがちな要素も、他のRPGとはだいぶ異なります。
◆ヒロインが急に死んでびびりがち
本作の主人公はコロニー9に住む青年の「シュルク」。彼が世界を旅するようになるきっかけは、ヒロインとなる「フィオルン」が機神兵なる存在に殺されてしまうことが大きな要因となっています。
もちろんヒロインが死ぬRPGはいろいろあるのですが、本作においてはマジで序盤にいきなりフィオルンが死にます。思い入れもない段階で急に死ぬこともあって、驚く人も少なくないのでは。
◆仲間の衣装が変になりがち
このゲームではキャラクターが装備しているものがきちんと見た目に反映されます。そのため、パーティーを入れ替える際に装備をはがしてしまうと、ムービーで下着姿なキャラクターが出てきてしまうわけです。
場合によってラインがパンツ一丁になってしまったり、なかにはちょっとおもしろい装備もあるので、シリアスな場面がぶち壊しになってしまうことも。本作ではファッション装備が設定できるので、変になりたくない場合はきちんと設定しておきましょう。
◆高いところから落ちがち
『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』のマップはかなり広く、当然ながら高低差もけっこう激しいのです。そしてショートカットしようと高いところから落ちて……、うっかり落下ダメージで死にがち。
それに懲りてもやはり飛び降りたくなるゲームです。下に水があれば死なないのでそういう場所で積極的に飛び降りたり、あるいは死なない程度の高さを見つけたら喜んで落ちたりもするのではないでしょうか。
◆シュルクがうるさく感じがち
スポーツなどで「声を出していこう!」なんて言われることがありますが、確かに気合を入れるならば声が出るものでしょうし、プロテニスプレイヤーなんかも撃つ際に叫んでいたりしますよね。
というわけで、命がけで戦っているのであれば叫ぶのもやむなし。ましてはRPGならば技名も大きな声で叫びたいところ。それにしても本作は、シュルクが戦闘中にものすごい叫びまくるのでちょっとうるさく感じるのです。
◆つい寄り道しがち
メインストーリーが盛り上がって来た! 早く敵の本拠地へ急がなければ! ……となったりしても、広大なマップのあちこちを探索してしまったり、結晶を取りに行ったり、あるいはサブクエストの「!」を見つけて横道にそれやすいのがこのゲームですよね。
むしろこのゲームは寄り道をすることがメインともいえるので、気にせずふらふらしましょう。
◆リキの年齢に驚きがち
ノポン族の勇者としてシュルク一行の仲間になる「リキ」。見た目も喋りもかわいらしいのですが、実は彼の年齢は……。メインストーリー上を進めていくうえで絶対に知ることになるので、驚いた人も多いのでは。
◆メリアの年齢にも驚きがち
年齢といえば、「メリア」もかなり驚きです。
◆落下ダメージが最強なのではと思いがち
機神兵はモナドでなければ壊せない恐ろしい存在です。ホムスたちが戦いにおいて苦戦するのも当然のことですよね。しかし、そんな機神兵も重力には弱い。厳密にいうと、落下ダメージではあっさり死んでしまうのです。
さすがにボスは落下ダメージで倒せるシーンがないのですが、雑魚であれば話は別。落下ダメージを使ったレベル上げ方法も存在します。
◆フィオルンがセクシーになりがち
物語の後半になると、フィオルンが再び仲間として戻ってきてくれます。本当にいろいろあってたいへんでしたが、幼馴染が戻ってきてくれるのは嬉しいですよね。
……しかし戻ってきたフィオルンはどこかが変。いえ、身体が変化してしまったのは仕方ないのですが、装備がどれもやたらとセクシーになりがちなんですよね。
◆ラスボスかわいく感じがち
RPGではラスボスが重要ですが、納得いくキャラクターを作るのが難しい存在でもあります。たとえば『ドラクエ5』では「ミルドラース」より「ゲマ」のほうがラスボスっぽいと言われてしまいますし、そのほかにも弱かったり、唐突に出てきたり、そもそも動機が微妙だったりするとプレイヤーから舐められてしまうのです。
『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』のラスボスは動機も設定もきちんとしていますが、シュルクたちのことを見下しつつもペラペラ喋ってくれたり、ほとんど威厳がなかったり、ラスボスというよりなんだかかわいい存在に見えてしまうかもしれません
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