「ポケットモンスター」(以下、ポケモン)の新作発表会にて、ニンテンドースイッチ/iOS/Android向けとなる『ポケモンユナイト』のリリースが明らかとなり、大きな関心を集めました。
本作が注目された理由のひとつが、そのゲーム性にあります。
【関連記事】
・『ポケモンユナイト』はシリーズ初の“5vs5チームバトル”!─勝利条件は? 価格や提供形態は? 最新情報をまるっとお届け【特別番組まとめ】
MOBAは、高額の賞金大会も開催される『League of Legends』をはじめ、『Wonderland Wars』や『#コンパス【戦闘摂理解析システム】』、『非人類学園』など、PCからスマホまで幅広く展開しているゲームジャンルです。
世界的なヒット作も多いMOBAですが、「ポケモン」との組み合わせは予想外で、刺激的な展開と感じた方も少なくないでしょう。しかし「ポケモン」の歩みを振り返ると、様々なゲームジャンルに飛び出してきた過去が窺えます。
「ポケモン」のメインシリーズはRPGを軸としていますが、数多い派生作のジャンルは多種多彩。入るたびに形が変わるダンジョンに挑む『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズは、タイトルにもある通り『不思議のダンジョン』シリーズのゲーム性とポケモンが融合して生まれました。
このほかにも、対戦に特化した方向では『ポケモンスタジアム』シリーズがあり、さらに対戦格闘となる『ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT』もあります。このほかにも、カードゲームやピンボール、アクションにパズルゲームなど、枚挙に暇がないほどです。一般的なSTGとは趣が異なりますが、『ポケモンARサーチャー』では体感シューティングにも挑みました。
ゲームファンが想像もしなかったジャンルにも進出し、これまでになかった刺激を生み出してきた「ポケモン」シリーズ。MOBAテイストを感じる『ポケモンユナイト』の提案も気になるところですが、他のジャンルとの融合にも期待したいところです。
そこで今回は、「ポケモン」と組み合わせてみたい作品を独断でチョイスしてみました。ジャンルだと幅広くなってしまうため、『不思議のダンジョン』のように、そのジャンルを代表する一角のシリーズ作と「ポケモン」の組み合わせを提案させていただきます。
住民がポケモンに!? スローライフを楽しむ『ポケモンの森』
最新作の無料アップデートも発表され、更なる盛り上がりを見せている『どうぶつの森』。この名シリーズとポケモンが融合した場合、タイトルはさしずめ『ポケモンの森』でしょうか。
主人公や住民が人間で、森や海にポケモンを探しにいくのも楽しそうですが、それだとメインシリーズと構図が近いので、登場人物を全てポケモンにし、彼らの生活を楽しむゲームもよさそうです。もちろん、主人公は選択制。好きなポケモンになって日々を過ごすなんて、実に楽しそうです。
住民と仲良くなると、その力を借りてDIYや島の工事などもできそうですし、住民の引っ越しには一喜一憂することでしょう。ポケモンの姿で、ポケモンたちと暮らす日常。もしかしたら、一生離れられなくなるかもしれませんね。
こっちのスローライフは、ポケモンたちで牧場経営─『ポケモン牧場物語』
スローライフが楽しめるシリーズと言えば、『牧場物語』も外せません。このシリーズとポケモンが出会ったら、ポケモンたちを飼育する『ポケモン牧場物語』になりそうです。
広がり続けるポケモンの世界には、牧場生活にぴったり合いそうな面々も少なくありません。例えば「ミルタンク」がいれば、毎日新鮮なミルクが集まることでしょう。安定した出荷で牧場経営を支えてくれそうです。そして『牧場物語』といえば「結婚」も大事な要素ですが、『ポケモン牧場物語』では仲良くなったポケモンを「家族」として迎えるイベントがあってもいいかもしれませんね。
ちなみに牧場関連と言えば、『みんなのポケモン牧場』というゲームもありましたが、あちらは主にコミュニケーションがメインでした。『みんなのポケモン牧場』と『牧場物語』が融合するとベストかも!?
<cms-pagelink data-text="あの「ポケベース」をゲームで遊んでみたい! シミュレーションRPGにも興味津々" data-page="2" data-class="center"></cms-pagelink>
人とポケモンが同じ立場で戦える! 『実況パワフルポケベース』
続いては、スポーツへの進出を考えてみました。魅力的な作品は多いのですが、アニメ版で「ポケベース」のエピソードがあったので、野球ジャンルからセレクト。『実況パワフルプロ野球』と組み合わせ、『実況パワフルポケモン野球』・・・はちょっと長いので、『実況パワフルポケベース』でどうでしょうか。
「ポケベース」の素晴らしい点は、人間もポケモンも同じポジションにつけること。投手に野手、打者など、役割に差はありません。ポケモンたちと同じ立場で共に戦えるのは、なかなか魅力的なポイントです。
野球ゲームの中から『実況パワフルプロ野球』を選んだ理由は、リアル寄りの画風よりも親和性が高そうな点と、「サクセスモード」の存在。
育成結果の翻弄もまた楽しい! 『ポケモンエムブレム』
スローライフにスポーツと、ここまでは平和なジャンルが続いたので、ここからはバトル方面に注力するジャンルを攻めてみたいと思います。まずは、シミュレーションRPGの草分け的存在な『ファイアーエムブレム』をチョイスした、『ポケモンエムブレム』はいかがですか。
マス目で区切られたフィールドを舞台に、手持ちのポケモンを進軍させつつ、敵ポケモンと戦う戦略系シミュレーションRPG。説得に成功すれば敵ポケモンを仲間に加えることできますし、LVが上がるとステータスもアップ! ただし、成長率に沿ってランダムで上昇するので、思わぬステータスが上がることも。
ポケモンの種類が膨大なので、様々なポケモンと戦えますし、プレイヤーごとに編成も大きく変わるのも醍醐味のひとつ。どんな物語になるかは分かりませんが、暗黒竜ならぬ暗黒ポケモンを打倒する壮大な叙事詩が描かれる・・・かも?
ちなみにシミュレーション系では、『ポケモン+ノブナガの野望』といった作品もありますが、そちらは6vs6のフィールドバトルなので、多数の敵に立ち向かう『ポケモンエムブレム』はひと味違うプレイ感が楽しめるに違いありません。
<cms-pagelink data-text="ポケモンで大戦争!? そして、ハンティングアクションとも組み合わせてみた" data-page="3" data-class="center"></cms-pagelink>
どんなビジュアルになるの!? 『ポケモン大戦争』
ポノスのロングランヒット作品『にゃんこ大戦争』も、「ポケモン」と組み合わせてみたい作品のひとつです。その原点は2010年に登場し、2年後にはiOS/Androidアプリがリリース。更に、3DSやPC、ニンテンドースイッチなど、様々なプラットフォームで活躍しています。
『にゃんこ大戦争』のジャンルは、タワーディフェンスゲーム。ですが、防衛だけでなく侵攻も重要で、敵に合わせた編成を上手く組み上げられるかどうかが勝敗の鍵を握ります。
また、『にゃんこ大戦争』の絶妙なキャラデザインも、今回推したいポイントのひとつ。ゆるくてキモカワな『にゃんこ大戦争』のセンスでポケモンたちが描かれたら、果たしてどんなビジュアルになるのか。“しわしわのピカチュウ”に負けず劣らずな衝撃が生まれるかもしれません。
強大なポケモンと戦う緊張感、そして達成感を! 『ポケモンハンター:ワールド』
『ポケモン』のメインシリーズ最新作『ポケモン ソード・シールド』で初登場した「ダイマックス」で、かつてない迫力と刺激を味わった方も多いことでしょう。巨大な敵を前にした緊張感、そして打ち勝った時の達成感は、他には変えられない興奮を与えてくれます。
そんな“巨大ポケモン”との戦いを、『ポケモン ソード・シールド』とは異なる形で味わってみたいと思い、『モンスターハンター:ワールド』との融合も提案させていただきます。モンスターならぬポケモンを倒す『ポケモンハンター:ワールド』。といっても、人間がポケモンを直接狩るのではなく、ポケモン(通常サイズ)でダイマックスと戦うハンティングアクションでいかがでしょうか。
『モンハン』における武器種のように、特徴が異なる様々なポケモンを使い分ける感じが楽しそうです。リアル方向に進化した『モンスターハンター:ワールド』のようなデザインを踏襲するもよし、ビジュアル面は『モンスターハンター ストーリーズ』に寄せるもよし。ただし、敵を倒しても素材の剥ぎ取りだけはナシで! 倒したポケモンも大人しくさせた後、森の奥地に放す感じでお願いします。
多彩なジャンルへの挑戦を続ける「ポケモン」だからこそ、あれこれ想像してみるのもオツなもの。もちろん今回紹介した作品以外にも、「ポケモン」と組み合わせたら面白そうなタイトルは多数あることでしょう。この先の「ポケモン」の発展に期待しつつ、あなたも想像の翼を広げてみてはいかがでしょうか。
本作が注目された理由のひとつが、そのゲーム性にあります。
『ポケモンユナイト』では、プレイヤーたちが5vs5の2チームに分かれ、得点を競い合うリアルタイムバトルを展開。そのゲーム性から察し、「マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ」(以下、MOBA)ではないかと、ゲームファンの間で囁かれています。
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・『ポケモンユナイト』はシリーズ初の“5vs5チームバトル”!─勝利条件は? 価格や提供形態は? 最新情報をまるっとお届け【特別番組まとめ】
MOBAは、高額の賞金大会も開催される『League of Legends』をはじめ、『Wonderland Wars』や『#コンパス【戦闘摂理解析システム】』、『非人類学園』など、PCからスマホまで幅広く展開しているゲームジャンルです。
世界的なヒット作も多いMOBAですが、「ポケモン」との組み合わせは予想外で、刺激的な展開と感じた方も少なくないでしょう。しかし「ポケモン」の歩みを振り返ると、様々なゲームジャンルに飛び出してきた過去が窺えます。
「ポケモン」のメインシリーズはRPGを軸としていますが、数多い派生作のジャンルは多種多彩。入るたびに形が変わるダンジョンに挑む『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズは、タイトルにもある通り『不思議のダンジョン』シリーズのゲーム性とポケモンが融合して生まれました。
このほかにも、対戦に特化した方向では『ポケモンスタジアム』シリーズがあり、さらに対戦格闘となる『ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT』もあります。このほかにも、カードゲームやピンボール、アクションにパズルゲームなど、枚挙に暇がないほどです。一般的なSTGとは趣が異なりますが、『ポケモンARサーチャー』では体感シューティングにも挑みました。
ゲームファンが想像もしなかったジャンルにも進出し、これまでになかった刺激を生み出してきた「ポケモン」シリーズ。MOBAテイストを感じる『ポケモンユナイト』の提案も気になるところですが、他のジャンルとの融合にも期待したいところです。
そこで今回は、「ポケモン」と組み合わせてみたい作品を独断でチョイスしてみました。ジャンルだと幅広くなってしまうため、『不思議のダンジョン』のように、そのジャンルを代表する一角のシリーズ作と「ポケモン」の組み合わせを提案させていただきます。
住民がポケモンに!? スローライフを楽しむ『ポケモンの森』
最新作の無料アップデートも発表され、更なる盛り上がりを見せている『どうぶつの森』。この名シリーズとポケモンが融合した場合、タイトルはさしずめ『ポケモンの森』でしょうか。
主人公や住民が人間で、森や海にポケモンを探しにいくのも楽しそうですが、それだとメインシリーズと構図が近いので、登場人物を全てポケモンにし、彼らの生活を楽しむゲームもよさそうです。もちろん、主人公は選択制。好きなポケモンになって日々を過ごすなんて、実に楽しそうです。
住民と仲良くなると、その力を借りてDIYや島の工事などもできそうですし、住民の引っ越しには一喜一憂することでしょう。ポケモンの姿で、ポケモンたちと暮らす日常。もしかしたら、一生離れられなくなるかもしれませんね。
こっちのスローライフは、ポケモンたちで牧場経営─『ポケモン牧場物語』
スローライフが楽しめるシリーズと言えば、『牧場物語』も外せません。このシリーズとポケモンが出会ったら、ポケモンたちを飼育する『ポケモン牧場物語』になりそうです。
広がり続けるポケモンの世界には、牧場生活にぴったり合いそうな面々も少なくありません。例えば「ミルタンク」がいれば、毎日新鮮なミルクが集まることでしょう。安定した出荷で牧場経営を支えてくれそうです。そして『牧場物語』といえば「結婚」も大事な要素ですが、『ポケモン牧場物語』では仲良くなったポケモンを「家族」として迎えるイベントがあってもいいかもしれませんね。
ちなみに牧場関連と言えば、『みんなのポケモン牧場』というゲームもありましたが、あちらは主にコミュニケーションがメインでした。『みんなのポケモン牧場』と『牧場物語』が融合するとベストかも!?
<cms-pagelink data-text="あの「ポケベース」をゲームで遊んでみたい! シミュレーションRPGにも興味津々" data-page="2" data-class="center"></cms-pagelink>
人とポケモンが同じ立場で戦える! 『実況パワフルポケベース』
続いては、スポーツへの進出を考えてみました。魅力的な作品は多いのですが、アニメ版で「ポケベース」のエピソードがあったので、野球ジャンルからセレクト。『実況パワフルプロ野球』と組み合わせ、『実況パワフルポケモン野球』・・・はちょっと長いので、『実況パワフルポケベース』でどうでしょうか。
「ポケベース」の素晴らしい点は、人間もポケモンも同じポジションにつけること。投手に野手、打者など、役割に差はありません。ポケモンたちと同じ立場で共に戦えるのは、なかなか魅力的なポイントです。
野球ゲームの中から『実況パワフルプロ野球』を選んだ理由は、リアル寄りの画風よりも親和性が高そうな点と、「サクセスモード」の存在。
人間だけでなく、ポケモンもサクセスで育成できたらと考えたら、それだけでワクワクが止まりません。
育成結果の翻弄もまた楽しい! 『ポケモンエムブレム』
スローライフにスポーツと、ここまでは平和なジャンルが続いたので、ここからはバトル方面に注力するジャンルを攻めてみたいと思います。まずは、シミュレーションRPGの草分け的存在な『ファイアーエムブレム』をチョイスした、『ポケモンエムブレム』はいかがですか。
マス目で区切られたフィールドを舞台に、手持ちのポケモンを進軍させつつ、敵ポケモンと戦う戦略系シミュレーションRPG。説得に成功すれば敵ポケモンを仲間に加えることできますし、LVが上がるとステータスもアップ! ただし、成長率に沿ってランダムで上昇するので、思わぬステータスが上がることも。
ポケモンの種類が膨大なので、様々なポケモンと戦えますし、プレイヤーごとに編成も大きく変わるのも醍醐味のひとつ。どんな物語になるかは分かりませんが、暗黒竜ならぬ暗黒ポケモンを打倒する壮大な叙事詩が描かれる・・・かも?
ちなみにシミュレーション系では、『ポケモン+ノブナガの野望』といった作品もありますが、そちらは6vs6のフィールドバトルなので、多数の敵に立ち向かう『ポケモンエムブレム』はひと味違うプレイ感が楽しめるに違いありません。
<cms-pagelink data-text="ポケモンで大戦争!? そして、ハンティングアクションとも組み合わせてみた" data-page="3" data-class="center"></cms-pagelink>
どんなビジュアルになるの!? 『ポケモン大戦争』
ポノスのロングランヒット作品『にゃんこ大戦争』も、「ポケモン」と組み合わせてみたい作品のひとつです。その原点は2010年に登場し、2年後にはiOS/Androidアプリがリリース。更に、3DSやPC、ニンテンドースイッチなど、様々なプラットフォームで活躍しています。
『にゃんこ大戦争』のジャンルは、タワーディフェンスゲーム。ですが、防衛だけでなく侵攻も重要で、敵に合わせた編成を上手く組み上げられるかどうかが勝敗の鍵を握ります。
編成できるキャラクターをポケモンにすることで、様々なポケモンがわちゃわちゃと戦うシーンを存分に楽しめそうです。
また、『にゃんこ大戦争』の絶妙なキャラデザインも、今回推したいポイントのひとつ。ゆるくてキモカワな『にゃんこ大戦争』のセンスでポケモンたちが描かれたら、果たしてどんなビジュアルになるのか。“しわしわのピカチュウ”に負けず劣らずな衝撃が生まれるかもしれません。
強大なポケモンと戦う緊張感、そして達成感を! 『ポケモンハンター:ワールド』
『ポケモン』のメインシリーズ最新作『ポケモン ソード・シールド』で初登場した「ダイマックス」で、かつてない迫力と刺激を味わった方も多いことでしょう。巨大な敵を前にした緊張感、そして打ち勝った時の達成感は、他には変えられない興奮を与えてくれます。
そんな“巨大ポケモン”との戦いを、『ポケモン ソード・シールド』とは異なる形で味わってみたいと思い、『モンスターハンター:ワールド』との融合も提案させていただきます。モンスターならぬポケモンを倒す『ポケモンハンター:ワールド』。といっても、人間がポケモンを直接狩るのではなく、ポケモン(通常サイズ)でダイマックスと戦うハンティングアクションでいかがでしょうか。
『モンハン』における武器種のように、特徴が異なる様々なポケモンを使い分ける感じが楽しそうです。リアル方向に進化した『モンスターハンター:ワールド』のようなデザインを踏襲するもよし、ビジュアル面は『モンスターハンター ストーリーズ』に寄せるもよし。ただし、敵を倒しても素材の剥ぎ取りだけはナシで! 倒したポケモンも大人しくさせた後、森の奥地に放す感じでお願いします。
多彩なジャンルへの挑戦を続ける「ポケモン」だからこそ、あれこれ想像してみるのもオツなもの。もちろん今回紹介した作品以外にも、「ポケモン」と組み合わせたら面白そうなタイトルは多数あることでしょう。この先の「ポケモン」の発展に期待しつつ、あなたも想像の翼を広げてみてはいかがでしょうか。
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