もちろん『Fate/Grand Order』(以下、FGO)にも、魅力溢れるひと夏が(おそらく)今回も訪れることでしょう。例年通りならば、5周年を祝う催しが行われて周年記念サーヴァントも登場しますし、8月には夏にふさわしい新イベントが展開するものと思われます。
そして夏イベントで見逃せない点のひとつは、水着に着替えた新たなサーヴァントたち。既存のサーヴァントたちが新たな衣装を身にまとい、(「BB」という例外はありますが)クラスも変化して参戦します。新戦力の確保としても注目どころですが、魅力的な水着姿そのものが何よりも嬉しい点です。
だからこそ、どのサーヴァントが水着になるのか、『FGO』ユーザーとして毎年気になるところ。確定した情報は発表を待つほかありませんが、「あのサーヴァントが来るのでは?」と予想してみるのも面白いものです。
そこで昨年と同じように今回も、これまでの傾向を踏まえて、独断と要望混じりの予想をお届けしたいと思います! なお別の記事で、読者の皆様からの水着サーヴァント予想も募集いたしますので、そちらであなたの予想をぜひ教えてください。
昨年の水着予想の的中率は、5/19
項目別に「本命」と「対抗」を1騎づつピックアップした昨年の予想に習い、今年も同じスタンスで予想したいと思います。水着サーヴァントは、配布を含めて7~8騎が毎年実装されているので、その数に合わせて今年は7項目で勝負。果たしてどれくらい当たるのか、その結果も含めてお楽しみください。
ちなみに昨年は、9項目19騎を予想として取り上げました。その予想の中で、昨年水着を果たしたサーヴァントは、「謎のアルターエゴ・Λ(メルトリリス)」「刑部姫」「宮本武蔵」「葛飾北斎」「カーミラ」の5騎。予想の母数が多くて恐縮ですが、自分で想定していたよりも多い的中数で、胸を撫で下ろしました。
【関連記事】
・『FGO』今年の水着サーヴァントは誰? 項目別に「本命・対抗」を独断でアレコレ大予想!【アンケート】
「アルトリア・ペンドラゴン」と「オキタ・J・ソウジ」を読みきれなかったのが残念だったので、今年は一層気合を入れて望みたいと思います……が、ひとりのユーザーとして、予想よりも要望が先立ってしまう面は否定できません。今年こそ、推しサーヴァントが水着化して欲しい!
まずは、武内崇氏担当のサーヴァントを予想
これまでの傾向として根強いのが、武内崇氏が担当したサーヴァントの水着化。昨年は、長年に渡って水着への要望がネタ化していた「沖田総司」が、「オキタ・J・ソウジ」となって念願の水着化を果たしました。
武内氏が手掛けたサーヴァントといえば、「ワルキューレ」や「沖田総司〔オルタ〕」なども高い人気を集めており、今年の水着化サーヴァントとして期待していいる方も多いのでは。
ですが、今年の武内氏枠の予想としては、「アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕」を本命に据えたいと思います。今年は、『FGO』が5周年を迎える節目の年。そして「アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕」は、本作の事前登録特典として登場したザーヴァント。その彼女が、5周年を迎えて水着化するという線は、十分あり得るように思います。
また、「アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕」がフレンドポイント召喚で排出されるようになったのも、追い風のひとつと考えています。
そして対で、『Fate』ファンに長く愛され続けている「メドゥーサ」を推します。しかも「魔王信長」や「スペース・イシュタル」のように、霊基ごとに姿が大きく変わる形で、「ゴルゴーン」とランサーの「メドゥーサ」を合わせた三位一体型での実装と予想します。
「メドゥーサ」の人気は改めて指摘するまでもありませんし、今年の3月までTVアニメ「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」が放送されていたので、「メドゥーサ(ランサー)」と「ゴルゴーン」の活躍も記憶に新しいところ。三位一体型サーヴァントは少しずつ増えているので、可能性は決してゼロではないと思います。
ですが、大胆な予想ではありますし、「メドゥーサ(ランサー)」と「ゴルゴーン」のイラスト担当は武内氏ではないため、そのイレギュラーさゆえに「対抗」とさせていただきました。
ワダアルコ氏の担当からは、タイミング的にあのサーヴァントか?
武内崇氏と同様に、ワダアルコ氏の担当サーヴァントも毎年水着化を果たしています。昨年は、「メルトリリス」が「謎のアルターエゴ・Λ」と名乗っての登場でした。その線で考えると、今年もこの枠がある可能性は高いでしょう。
昨年との関連で「パッションリップ」が来たり、こちらも「カーミラ」に続く形で「エリザベート・バートリー」が名乗りを挙げてもおかしくありませんが、むしろ「カーミラ」の線から、大人びた色気のあるサーヴァントを予想してみます。
大人の女性といえば、「フランシス・ドレイク」を思い浮かべる方も多いはず。海賊なので、海すなわち水着との相性も良好でしょう。
そしてもうひとり予想として挙げたいのは、「殺生院キアラ」。イベント出演は少なめな彼女ですが、「深海電脳楽土 SE.RA.PH」における存在感や、「徳川廻天迷宮 大奥」で見せた新たな一面など、登場した時のインパクトはいずれも満点。5周年の夏イベントという舞台でも、変わらぬ輝きを放ってくれることでしょう。
どちらも本命に据えたいところですが、イベントにおけるボス的役割も可能ですし、「深海電脳楽土 SE.RA.PH」のメイン・インタールード入りと「徳川廻天迷宮 大奥」復刻のタイミングを鑑みて「殺生院キアラ」を本命とし、「フランシス・ドレイク」を対抗に推したいと思います。
<cms-pagelink data-text="日本由来のサーヴァントや、配布サーヴァントも予想!" data-page="2" data-class="center"></cms-pagelink>
「深海電脳楽土 SE.RA.PH」インタールード入りが鍵となるか? 日本由来のサーヴァントもチョイス
こちらも傾向の話ではありますが、過去4年間の夏イベントでは日本由来のサーヴァントも水着化を果たしてきました。特に昨年は、「宮本武蔵」と「刑部姫」がそれぞれ★5、★4のサーヴァントに選ばれたほか、夏イベント恒例の配布サーヴァントとして「葛飾北斎」が実装。昨年の全水着7騎中、半数近くを占める勢いを見せています。
今年の日本系サーヴァントの水着枠数は昨年ほどでないと思いますが、それ以前も2騎ずつ実装されているので、この枠もかなり有力と言えます。ちなみに日本由来のサーヴァントで、実装から今日まで存在感があるサーヴァントといえば、「紫式部」もそのひとり。今年水着化するのではと予想している方も少なくなさそうです。
しかし今回の予想では、まず「鈴鹿御前」をピックアップさせていただきます。
例えば、「メルトリリス」は指折りといっていいほど高い人気を博していますが、近年のイベントでは目立った動きがなく、昨年の夏イベント「見参! ラスベガス御前試合」にて久々の大活躍を見せました。「鈴鹿御前」は、そんな「メルトリリス」と同じく、「深海電脳楽土 SE.RA.PH」で実装されたサーヴァント。メイン・インタールード入りを果たしたのでタイミングもバッチリですし、そろそろ彼女にスポットが当たってもいいのでは、と考える次第です。
また、こちらも長らく水着化を望まれている「巴御前」も、予想として挙げておきます。彼女は、ゲーマーという立場もあるためか、イベントには比較的顔を出しやすいタイプ。その意味では「鈴鹿御前」と真逆ですが、他のサーヴァントとの繋がりも多く(史実のみならず、ゲーム仲間や料理の師匠など関係性が豊富)、イベントで扱いやすいのも利点かなと思います。
個人的な要望だけに振り切るならば、過去のイベントで少しだけ垣間見せた「アベンジャー・淀」も見てみたいのですが、こちらは新イベントでの実装を期待し、今年の日本系水着サーヴァントは「鈴鹿御前」を本命に、「巴御前」を対抗に据えさせていただきます。
条件クリアで必ず手に入るのが嬉しい! 配布サーヴァントも予想
夏イベントでは、配布サーヴァントも恒例になっています。手持ちにもよりますが、宝具LV5の★4サーヴァントはかなり頼もしい存在。2019年配布の「葛飾北斎(セイバー)」や2018年配布の「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕(バーサーカー)」など、ここ2年に限って見てもかなり使いやすいサーヴァントが配布されています。
配布される水着サーヴァントの予想もかなり難しいところですが、強いていうなれば一定以上の人気を持つサーヴァントが対象になっているように思います。
そこで、人気とタイミングを考慮し、今年の配布サーヴァントの本命として「エレシュキガル」をピックアップしてみます。「イシュタル」に対抗する意味で水着になる線もあるでしょうし、彼女もTVアニメ「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」で活躍したので、時期的にも悪くないかと思います。
また対抗として挙げたいのは、「謎のヒロインX〔オルタ〕」。彼女も根強い人気を博しているサーヴァントですし、昨年のイベントでちょっと活躍したものの、全体的に見ると出番は少なめ。この辺りでがっつり登場するイベントがあってもいのでは、と睨んで対抗に推させていただきます。
<cms-pagelink data-text="あのサーヴァントたちも、そろそろ水着化していいのでは?" data-page="3" data-class="center"></cms-pagelink>
今年来ると予想! 第2部サーヴァントの水着化
今年迎える新展開のひとつとして、そろそろ第2部のサーヴァントが水着化するのでは、と個人的に予想しています。第2部が本格始動した2018年(第1章開幕)から2年経っており、そろそろ解禁してもいい頃合いでしょう。
そして、ピンポイント出演ながら様々なイベントに顔を出し、それぞれで強いインパクトを残している「アナスタシア」が、満を持して登場すると予想します。極寒の地ゆえに素肌を見せる面積が非常に少ない彼女だからこそ、水着化した際のインパクトは抜群。隠された魅力を、夏の青空の下に解き放って欲しいものです。
「アナスタシア」は第2部 第1章に登場しましたが、第2章のサーヴァントが来る可能性もあるでしょう。
「ワルキューレ」も人気のあるサーヴァントですが、再臨ごとに「オルトリンデ」「ヒルド」「スルーズ」の水着が必須といえます。今回の予想では、再臨ごとに姿が大きく切り替わる形として「メドゥーサ」を予想しているため、手間を考えて「ワルキューレ」も見送り組に。
そんな2騎を脇に置き、第2部 第2章から選ぶのは「シトナイ」。依代となったキャラクターのファンも多いでしょうし、彼女も厚手の衣装を纏っているので、水着でイメージがガラッと変わる期待感も込め、対抗として「シトナイ」を予想します。
人気サーヴァントと言えば、前回の★4交換でその人気ぶりを見せつけた「虞美人」を望む方も多いでしょう。とはいえ、彼女は第2部 第3章での登場なので、まずは1章~2章のサーヴァントが先に実装され、「虞美人」は来年辺りに来そうな気がします。
期待するサーヴァントは、第2部だけじゃない!
今回の予想は、第2部サーヴァントの水着化が一番の目玉と考えていますが、1.5部のサーヴァントたちも水着化していない面々が多いので、こちらからも登場する可能性は十分あります。
その線で考えると、まず「ペンテシレイア」はメイン級のイベントが今年あったばかりなのでパス。「シェヘラザード」は強化クエストが来たので、こちらも見送っておきます。「武則天」など、そろそろ動きがありそうなサーヴァントもいますが、他の候補を考慮した結果、予想外とさせていただきました。
まず本命は、「亜種特異点IV 禁忌降臨庭園 セイレム」で初登場を飾った「アビゲイル・ウィリアムズ」。人気も高いですし、同じクラスの「葛飾北斎」が水着になったので、彼女に続く形で水着化するのではと予想します。かつての夏イベントの概念礼装で水着姿を披露しているので、その意味でもチャンスはあるはず。
そして対抗として、「亜種特異点III 屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負」にて活躍した「加藤段蔵」を挙げたいと思います。昨今の戦闘バランスをみると、「加藤段蔵」の出番が多いとは言えない状況ですが、だからこそ水着化で新たな存在感を示してくれるのでは、と期待を込めてチョイスしました。昨年の夏イベントではピンポイントな出演でしたが、今年はがっつり出番があると信じたい!
<cms-pagelink data-text="今年もあるか? ★3からの昇格枠" data-page="4" data-class="center"></cms-pagelink>
水着化でSR入りを果たして欲しい!
水着になると、レアリティが変わる場合も多々あります。★5が★4になったり、逆に上がったりと、そのケースは様々。そして、中には★3から★4に昇格した、「清姫(ランサー)」や「牛若丸(アサシン)」などもいます。
水着化の傾向としては少なめですが、★3からの昇格は、該当サーヴァントのファンにとって夢のある展開です。そこで願望を込めつつ、この枠での水着化も予想させていただきます。ごく個人的には、幾度も危機を救ってくれた「エウリュアレ」の水着化&レア昇格が待ち遠しいのですが、既に「メドゥーサ」を推しているので、他の姉妹はないだろうと断念・・・。
この枠の本命として予想するのは、「静謐のハサン」です。鍛え上げられた四肢は、水着映えすること間違いないでしょう。そしてなにより、「水着化したら霊基が変化し、致死性の毒に変化が!」という展開を期待しての予想です。誰とも触れあえない孤独さが、一時でもなくなって欲しい。夏イベントの間くらい、いいじゃないか!
そして対抗として、「ブーディカ」はいかがでしょうか。『FGO』では料理上手のお姉さんといった出番が多く、カルデアを食事面から力強くサポートしてくれます。生前に歩んだ過酷な人生をほとんど覗かせず、明るく振る舞ってくれる彼女だからこそ、もっと幸せになって欲しい! そんな願いを込め、レアリティ昇格を込めた水着化を望む次第です。
水着化の傾向といえば、アルトリア枠(派生含む)も今のところ守られています。そのため、今年も何らかのアルトリア系サーヴァントが水着化すると思われます。・・・が、ここまでの予想の中で、「アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕」と「謎のヒロインX〔オルタ〕」を挙げているので、このどちらかが採用されるのでは、と予想します。
今回は7項目14騎を予想として挙げてみましたが、当たるかどうかよりも、アレコレ考える時間の方が楽しかったりもします。正式発表までまだ間があるので、皆さんも予想・要望などを考えてみてはいかがでしょうか。
【関連記事】
・「『FGO』ルルハワvsラスベガス、バカンスを過ごしたいのはどっち?」結果発表─南国+サバフェス=最強! 読者のコメントも実に納得【アンケート】
・『FGO』水着沖田さんの大勝利は目前!? パーカー美少女のΛが立ちはだかる?─新水着サーヴァント3騎による人気投票の結果発表!【アンケート】
・「『FGO』あなたが一番欲しい「英霊祭装」はどれ?」結果発表─1票差の激戦が続く中、“水着姿”が眩しい第1位はダブルスコアの圧倒的支持!【アンケート】