ライトボウガンの“基礎の基礎”
ライトボウガンはヘビィボウガン・弓と同じく、遠距離から攻撃を仕掛ていく武器種。いわゆる「TPS(サードパーソン・シューティング)」のようなスタイルで狩猟を行うことが特徴となっています。
武器を構えながらの移動速度はヘビィボウガンと比べると軽やかで、前転回避後もすぐさま射撃姿勢を取れるため、とにかく移動を繰り返しながら弱点に弾を叩き込む立ち回りが重要となります。
攻撃の種類としては大剣や太刀などの「切断」や、ハンマー、狩猟笛などの「打撃」でもない、「弾」になります。ハンターノートの大型モンスターリストなどで、それぞれの攻撃がどの部位に対して効果的なのか確認ができるため、クエストに出発する前に一度確認してみるといいかもしれません。
弾には通常弾や貫通弾、散弾など「最大ダメージが出るモンスターとの交戦距離」が設定されているものがあります。近よりすぎても離れすぎてもダメージが下がってしまうため、モンスターと付かず離れず適切な距離で立ち回る必要があるのです。
ダメージを適切に与えられる距離では照準の形が変わり、モンスターに着弾した際のエフェクトも派手になるため、これらを参考にして距離感を掴みましょう。
ちなみに、火炎弾や水冷弾などの属性が付与された弾は距離によるダメージ減衰がほぼ無いため(射程外で弾が消滅するかしないか、というような超遠距離ではダメージが落ちる)、比較的安定したダメージが狙えます。
ライトボウガン専用の技として「起爆竜弾」があります。武器構え中にAを押すと発動し、足元に地雷のような弾を設置できる技です。
設置した弾はモンスターの攻撃、時間経過、ハンターの攻撃で起動し爆発を起こして大ダメージをあたえることが可能。文字通り地雷として辺りに設置し、モンスターの行動で起動させるのもよし、モンスターが睡眠状態に陥った時などにタル爆弾と併用して大ダメージを狙うもよし、幅広い使い方が可能な弾となっています。3発まで保持しておくことができ、使用後は一定時間毎に1発づつチャージされます。
『モンハンライズ』での変更点・新技
今作ではライトボウガン・ヘビィボウガンで撃てる弾に「放散弾」と「貫通属性弾」が新登場しました。放散弾は広範囲に攻撃できる弾となっており、散弾に似た攻撃方法ですが、中距離で使用することで最大ダメージを出せるようになっています。弾が当たる範囲が広く、ターゲットとしているモンスターに加えて随伴している小型モンスターなどもまとめて処理できるのが利点です。
そしてもうひとつの特徴、これは少し説明が難しいのですが、モンスターに弾を撃った際に、「優先的に当たる部位が存在する」という点。シリーズを古くから遊ばれている方には、「『MHXX』以前の散弾に近い挙動」というとなんとなく伝わるかと思います。
そのため、弾属性でダメージの通りにくい部位が優先的に当たる部位になっている場合、ダメージを稼ぐことが非常に難しくなります。筆者はボルボロスと戦った際に弾がほぼ頭部(弾ダメージがかなり軽減されてしまう部位)に吸われて半分泣きながら狩りました。使っていて楽しい弾ではありますが、同時に狩猟するモンスターを選ぶ弾でもあります。
もうひとつの新登場の弾である「貫通属性弾」。
ただし、弾の価格が他よりも高く、序盤は装填できるボウガンも少ないため、お財布の中身や装備が整ってきた中盤~終盤に真価を発揮するでしょう。
今作ではそれぞれのボウガンの装填できる弾すべてに発射タイプが割り振られており、これによって撃つ際の挙動が変わってきます。
足跡のアイコンは射撃しながら同時に移動が可能なことを示す「移動射撃可能」。緑色のリサイクルのようなアイコンはリロードの際に足を止めずに済む「移動リロード可能」。青い矢印のアイコンは一発しか装填できないものの、撃つとすぐに次の弾が装填できる「単発自動装填対応」。オレンジ色のアイコンは弾を1発消費すると複数発射撃できる、ライトボウガンのみが使用可能な「速射対応」、となっています。
『MHW』シリーズではリロードの速さの項目によって、リロード時に足が止まるか否かが分かれていましたが、今作ではこのアイコンによって足が止まる弾、止まらない弾がボウガンによってそれぞれ個別に設定されるようになりました。ここは『MHW』シリーズのプレイヤーは注意が必要な点かもしれません。
モンハンシリーズのボウガンといえばパーツによる強化ですが、今作ではシンプルに2種類のパーツによって性能を変化させることができます。
発射時の音を減らすことによってモンスターに狙われにくくなり、反動も軽減される「サイレンサー」。
この2つのうちどちらかを取り付けて強化を行います。料金はかからないため、新しく装備を作成した際はどちらかをつけておくといいでしょう。
鉄蟲糸技「鉄蟲糸滑走」
武器構え状態でR+Xで発動します。翔蟲を2つ消費し、前方へ高速スライドを行います。さらにスライド中にZRを追加で入力するとその場でストップし、切断属性の近接攻撃を行います。
緊急回避的に使うことも可能ですが、その場合翔蟲ゲージの2本消費がネックに。そして攻撃の合間に行う強めの一撃、という使い方をする場合には近接攻撃後の足を止めながらの長めのリロード中の反撃が怖いため、使い所の限られる非常に玄人向けの技という印象を受けました。
鉄蟲糸技「扇回跳躍」
武器構え状態でR+Aで発動。翔蟲を1つ消費し、前方へ向かって大ジャンプを行います。ジャンプ中に追加入力が可能となっており、ZRで現在装填されている弾の射撃、Xでリロード、Aで起爆竜弾を自身の直下に撃ち込みます。直下にモンスターがいる場合は起爆竜弾がモンスターに付着させられるため、追撃で爆発させることが可能です。
また、難易度は高くなりますが、空中でZLを押すと照準が出るため、空中から狙った部位への射撃も可能です。この恩恵が一番高いのは拡散弾で、足を止めて曲射で撃つ必要の多い拡散弾を空中から少ないスキで連射が可能になります。
入れ替え技その1「属性強化リロード」
Xを押して行う通常のリロードとの入れ替え技です。リロード時間が伸びるかわりに、属性弾のダメージが上昇します。属性弾や貫通属性弾をメインに使う事の多いライトボウガンにおいては素直に火力が伸びるため選択の余地は大きいと思います。
ただし、放散弾や貫通弾をメインに運用する場合はメリットが無くリロード時間だけが伸びてしまうため、使う武器毎に選択する必要があります。
入れ替え技その2「ステップ回避」
Bを押した際の回避行動「前転回避」との入れ替え技です。前転回避を選択した場合も、射撃後すぐにBを押すとこのステップ回避が発生しますが、この入れ替え技として選択すると回避行動すべてがステップ回避に切り替わります。
前転回避よりも移動する距離は短くなりますが、すぐさま射撃体勢が取れるという点や、回避直後の射撃は攻撃力が上昇する効果があることにより、通常より攻撃的な立ち回りが可能となります。ちなみに、武器を構えてない状態では前転回避が発生します。
入れ替え技その3「扇回移動」
鉄蟲糸技・扇回跳躍との入れ替え技です。翔蟲を1つ消費し、前方に飛ばした翔蟲を起点に左右にスティックを入れた方向へ円の軌道で回避行動を行います。
まずはこのコンボから始めよう
ライトボウガンにはボタンの押し順によるコンボといったものはありませんが、組み合わせると瞬時に大ダメージを狙える射撃方法を紹介。
鉄蟲糸技「扇回跳躍」+貫通弾or放散弾
鉄蟲糸技「扇回跳躍」で空中から起爆竜弾をモンスターに付着させ、その後は直接起爆竜弾を狙う必要の無い放散弾や貫通弾といった弾で連続起爆を狙います。
鉄蟲糸技「扇回跳躍」+拡散弾
鉄蟲糸技「扇回移動」+拡散弾
高速で移動し、相手からの反撃を受けない状態で拡散弾を一気に浴びせる運用方法です。
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