スマートデバイスやPCでプレイできる『ウマ娘 プリティーダービー』は、彼女たちの挫折や成長を描く物語はもちろん、プレイヤーであるトレーナーの判断によって結果が大きく左右される育成シミュレーションの醍醐味も味わえます。

より強いウマ娘にするため、繰り返し育成に励むトレーナーも数多いことと思いますが、悩ましい壁として立ちはだかるのはトレーニングの失敗率です。
体力が十分にあれば安心してトレーニングに励めますが、低下した状態だと失敗する危険性が出てきます。

失敗すればトレーニングが空振りとなり、崩れた体調を取り戻すための時間も浪費。無為なターンが続くと育成結果に響くため、失敗は極力避けるべき問題です。しかし、失敗を恐れて休息を多めにすれば、その分トレーニングが出来なくなるため、こちらも育成の足を引っ張りかねません。

失敗は避けたい、でもトレーニングは多くやりたい。ふたつの気持ちに揺れるトレーナーたちは、果たしてどれくれいの失敗率まで挑むのか。その実態に迫るアンケート結果を、今回発表します。

「0%のみ」「失敗率5割以上でも挑む」を下限と上限にし、各10%刻みの全7択による回答の集計をランキング形式で紹介。7000件を超える回答が寄せられたアンケート結果を、じっくりご覧ください。

■失敗は回避したい、でもトレーニングはしたい! 低めのリスクを選択するトレーナー多し
今回のアンケートは、通常のトレーニングと友情トレーニングが複数あるなどの魅力的な場合に分け、それぞれ回答を受け付けました。

まず、通常トレーニングの回答で最も少なかったのは、第7位「失敗率50%以上でもチャレンジしたい」。果敢な姿勢は、しかし全体的に見ると非常に少なく、0.6%に留まりました。
また、第6位「一か八かの5割まで!」も0.7%と、ほぼ近い結果に。

続く第5位は「40%なら、まだ分がある」で、割合は1.4%。ここで1%の壁を破りましたが、博打傾向の強い回答はいずれも低めの結果に落ち着きました。ですが、鉄壁の安全派と言える「0%以外は「お休み」または賢さ育成」は、第4位(3.5%)に着地。ギャンブルを敬遠する一方、完全な安全策も大きな支持は得ていません。

気になる第3位は「30%って、つまり7割成功するよね?」の声。8.9%と、約1割近い支持を集めていますが、裏を返すと成功率7割でも躊躇するトレーナーが多いようです。

ここから一気に支持が伸び、第2位の「失敗率一桁なら許容範囲」が39.8%もの割合を占めました。4割弱ものトレーナーたちが、10%未満の失敗率をグッと飲み込んでチャレンジしています。

そして最も多かったのは、第1位「20%以下なら十分イケる」の声。半数に迫る45.1%の割合を占め、最も厚い支持を集めました。通常トレーニングにおいては、多くのトレーナーは20%もしくは10%を目安に挑んでいる模様です。


【通常のトレーニングで、失敗率いくつまでチャレンジしますか?】
・第1位「20%以下なら十分イケる」:45.1%
・第2位「失敗率一桁なら許容範囲」:39.8%
・第3位「30%って、つまり7割成功するよね?」:8.9%
・第4位「0%以外は「お休み」または賢さ育成」:3.5%
・第5位「40%なら、まだ分がある」:1.4%
・第6位「一か八かの5割まで!」:0.7%
・第7位「失敗率50%以上でも、チャレンジしたい」:0.6%

■よりよい育成のため、時にチャレンジも必要! 全体的に踏み込むトレーナーが増す傾向に

見返りが増えるほど、見極めるラインにも変化が出るはず。「友情トレーニングが複数ある」といった魅力的な場合は、トレーナーたちはどれくらいまで危険なチャレンジに踏み込むのか。その結果も、併せて発表します。

こちらの第7位は「失敗なんもってのほか! トレーニングは0%のみ」の声。通常トレーニングでは第4位に食い込んだ安全策は、魅力的な状況の前では一気に支持を下げ、わずか0.4%まで下降しました。

かといって、多くの方がどこまでも踏み込むかと言えば、それもまた違うようです。数字を一切気しない「美味しいトレーニングは、失敗率とか気にせず挑む」は、3.9%で第6位。果敢すぎる姿勢は、どちらの状況でも支持率は低めでした。

しかし、通常時の回答とは異なる結果は続いており、「10%未満ならチャレンジする価値あり」は、第5位(7.8%)に。あちらでは第2位という好順位でしたが、魅力的な状況ならばもっと踏み込む方が多かった模様です。

そして、第4位「半々なら挑戦したい! 5割までOK」(7.9%)、第3位「勝負どころなので、40%までなら臨む」(11.2%)と続きます。通常時では第6位、第5位だった見極めラインは、こちらではいずれも2ランクアップ。
リターンが大きい場合は、踏み込む度合いも上がる傾向が見て取れます。

第2位は、26.3%を獲得した「30%でも見逃したくない」。全体の1/4を超える支持を獲得しました。通常時の30%目安は第3位だったので、チャンスとあらば果敢に挑むトレーナーが少なくないのでしょう。

ですが、42.5%の支持を集めて第1位にランクインしたのは、「伸びがいいなら、20%まで勝負する」という回答でした。見極めラインの20%は、通常時でも第1位に選ばれており、どちらの状況でも“20%”の目安が最も支持される結果となりました。

失敗を警戒しつつもチャンスとあらば挑戦し、よりよい育成結果を求める傾向が明らかになった一方で、多くのトレーナーが20%をひとつの目安にしていることが窺えます。この結果を参考にするもよし、自身の直感に従うもよし。様々な手段を講じて、あなたのウマ娘をより強く育てましょう!

【友情トレーニングが複数あるケースでは、どれくらいの失敗率まで挑む?】
・第1位「伸びがいいなら、20%まで勝負する」:42.5%
・第2位「30%でも見逃したくない」:26.3%
・第3位「勝負どころなので、40%までなら臨む」:11.2%
・第4位「半々なら挑戦したい! 5割までOK」:7.9%
・第5位「10%未満ならチャレンジする価値あり」:7.8%
・第6位「美味しいトレーニングは、失敗率とか気にせず挑む」:3.9%
・第7位「失敗なんもってのほか! トレーニングは0%のみ」:0.4%
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