ガンガールRPG『勝利の女神:NIKKE』の夏を彩る最新情報が、特別番組を通じて発表されました。新たなニケの実装に新コスチューム、期間限定イベントの概要やミニゲームなど、いずれも気になる内容ばかりです。


また、本作をプレイしている指揮官にとって特に押さえておきたい情報や、思わず目を奪われる要素などがあった点も見逃せません。7月17日開催の夏イベントに向け、要注目のポイントに迫ります。

なお、『勝利の女神:NIKKE』のストーリーに関するネタバレを含むため、その点ご注意ください。

■新コス「レッドフレーバー」がやり過ぎ!?(いいぞもっとやれ)
今年の夏は、水着姿となったドロシーとエレグが実装されるほか、ラピ:レッドフード、トーブ、ジュリアの新コスチュームも用意されます。いずれも魅力的ですが、番組を見ていた視聴者を特に驚かせたのは、ラピ:レッドフードの水着コス「レッドフレーバー」です。

ラピの水着コスはすでにありますが、それはSRラピ用の衣装。また、競泳用の水着だったためデザイン自体はシンプルで、それほどセクシーな要素はありません。

サイズが少々小さく、それを気にする様子は心を擽られますが、あまり使われないSRラピの衣装という点もあり、それほどの話題にはなりませんでした。

しかし、覚醒してラピ:レッドフードとなった彼女が身にまとう「レッドフレーバー」は、競泳用の水着から一転、刺激に満ちた大胆な水着姿となります。

薄手のTシャツで隠しているものの、透けて浮き出るトップスは布面積が少なく、かなり攻めたデザインだと予測できます。また、Tシャツの丈が足りないため、ビキニのアンダーはほぼ丸見え。するどい切れ込みにも目を奪われます。


ここに、長い髪を束ねたポニーテールを組み合わせることで、夏らしい活動的な健康美をこれ以上ないほど表現しており、視聴者の目を大きく引き付けます。しかし、本当に驚かされるのはここからでした。

番組内では、この「レッドフレーバー」のモーションを映像でも取り上げています。出来るだけTシャツを下に引っ張っていたラピ:レッドフードですが、次の瞬間、なんと自分からTシャツをまくり上げたのです。

覚醒を経て自己表現にも変化があったラピ:レッドフードですが、さらに夏の解放感が加わったのか、それとも別の理由があるのか……いずれにせよ隠していたはずのビキニ姿を、むしろ見せつけるかのようにアピールする仕草に、思わず胸が高鳴ってしまいます。

しかし、驚きはまだ続きます。なんと、ビキニの中央部分を指で引っ張り、伸ばすという暴挙に! ただ見せるだけでは足りず、自らセクシー要素を強調する……積極的すぎるそのアクションは、まさに予想外でした。

その直後、再びTシャツを伸ばし、胸元を隠すラピ:レッドフード。一連の大胆な行動は、意を決して勇気を振り絞った行動だったのか、表情もどこか恥ずかしそうです。もちろん、その照れたような笑顔まで込みで、実に魅力的なモーションとなっています。

「レッドフレーバー」はコスチュームなので、戦力の向上には一切寄与しませんが、指揮官たちのプレイ意欲には大きく貢献しそうな予感を覚えます。入手機会は限定的なので、手に入れるかどうか、今のうちにしっかりと考えておきましょう。
なお、入手方法はコスチュームガチャとなります。

■気になる「ドロシー:セレンディピティ」の排出率
ドロシーが水着に着替えてプレイアブル化した「ドロシー:セレンディピティ」は、ビキニをベースにフリルをあしらった、実に彼女らしい装いに。その見た目はもちろん、どのような形で戦力に貢献するのか、実装が実に楽しみです。

しかし、「ドロシー:セレンディピティ」で気になるのは、性能だけではありません。果たして、「ドロシー:セレンディピティ」の排出率は何%になるのでしょうか。

単一ピックアップ対象の水着ニケの排出率は、これまで全て2%でした。一方、ピルグリムに属するニケのピックアップ確率は1%。ピルグリムは通常のニケよりも一段と強い傾向にあるため、その強さが排出率の差に繋がっているものと思われます。

そして今回実装される「ドロシー:セレンディピティ」は、恒例の水着ニケであると同時に、所属は変わらずピルグリム(分類上の部隊名はインヘルト)となります。

排出率1%の水着ニケは、これまで存在していません。しかし、配布は別として、排出率2%で実装されたピルグリムもまた存在しておらず、水着でありピルグリムである「ドロシー:セレンディピティ」の排出率がいくつになるのか、今回注目すべき点のひとつと言えるでしょう。

しかも排出率は今回に限った話ではなく、むしろ今後に繋がる指針になり得る点としても非常に重要です。
今年中に2度目の夏イベントが来るのか、それとも新たな夏イベントが来年になるのかは分かりませんが、次回以降もピルグリムの誰かが水着化する可能性は十分あります。むしろ、水着ピルグリムが今回限りとは考えにくいところです。

仮に「ドロシー:セレンディピティ」の排出率が1%なら、次回以降の水着ピルグリムも1%になるはず。また2%であれば、同様に今後も2%で定着するかもしれません。

入手欲を満たすという意味では、2%の方がありがたいところ。しかし、1%で相応の強さが手に入るのであれば、その方が嬉しいと考える人もいることでしょう。「ドロシー:セレンディピティ」の排出率が、今後の夏をも大きく左右するポイントとなりそうです。

■夏イベも“ドロシー曇らせ”案件なのか……!
水着で実装される初ピルグリムという点も大きいのですが、今回のドロシーに注目すべき点はまだあります。ドロシーはかつて、勝利と希望の象徴であるゴッデス部隊に身を置き、人類のために戦う日々を送っていました。

しかし、人類側の冷遇によってその志を決別し、また過酷な日々の支えとなっていた大事な相手──ピナを失い、心に深い痛みを負いました。一時期は、亡くなったはずのピナがまるで現実にいるかのように感じるほど、喪失感を認められない時期もあったほどです。

その傷は時間が経っても癒えることはなく、ストーリー上はもちろんのこと、ゲーム内の随所でその片鱗を伺うことができます。
例えば、以前実装されたドロシーのコスチューム「ノスタルジア」では、華やかな衣装に身を包み、ピナを模したものと思われる可愛いぬいぐるみを抱いていました。

おそらくドロシーは、今もピナを愛おしく思っており、幸せの象徴のひとつと捉えているのでしょう。そうした彼女の在り方に、プレイするこちら側も想いを馳せずにいられません。

余談ですが、公式Xにおける「ノスタルジア」の紹介文には、「幸せな未来は一瞬の叶わぬ幻に過ぎない」とあります。その説明は……ちょっと人の心がないのでは……!?

忘れられぬ過去を持つドロシーですが、このイベントでは夏らしい水着姿に。今回だけは、明るくはしゃぐ彼女を見られるかもしれない──と思った矢先、不穏なPVが公開されました。

PV自体は夏のイベントを予告するものですが、肝心なのはドロシーの登場シーン。他の一行が幽霊に翻弄されつつ必死に対抗している中、ドロシーだけは船内で軽やかなダンスを披露しています。

他に誰もおらず、ひとりで踊っているように見えますが、「この日をどれだけ待ち望んだことか……」と嬉しそうにしながら、手を伸ばします。まるで、その先に誰がいるかのように。

また、「ドロシー:セレンディピティ」のバーストスキルのカットシーンでは、亜麻色の髪の女性らしき人物と、手を合わせて見つめ合うドロシーの幸せそうな一瞬が映し出されています。その髪色や身長差は、ドロシーにとってのとても大切な人を連想させます。


幽霊が蔓延る船の中でドロシーが手を伸ばした先にいるのは、カットシーンに登場する亜麻色の女性は、果たしてピナなのでしょうか。もし彼女なら、それはドロシーに喜びをもたらすのか、それとも再び喪失感を与えるのか──!

『勝利の女神:NIKKE』の夏イベントは、今年も“ただのキャッキャウフフ”では終わりそうにありません。またもや翻弄されてしまいそうなドロシーに、どうか幸あれ……。

ちなみに、「ドロシー:セレンディピティ」の性能も一部明らかになっており、気になるカットシーンが流れるバーストスキルの名前は「偽救」とのこと。………いやもう本当に、人の心がなさすぎでは!?

■追加の「宝もの」に向けた準備はOK?
排出率にドロシーの在り方と、ちょっと重いポイントが続いたので、最後の注目点は精神的に軽めのもので締めくくらせていただきます。といっても、今後のプレイに影響するかもしれず、プレイヤーにとって押さえていきたい情報のひとつです。

今回新たに、「ポリ」「ジュリア」「ベイ」「トーブ」の宝ものが実装されます。宝ものは、それぞれのニケにまつわる重要なアイテムで、その内面などが行き彫りになるほか、装備するとスキルの効果が大幅にアップします。

宝ものを得た全てのニケが一線級になるとは限りませんが、「ヘルム」や「ドレイク」など戦力面に大きく貢献できるようになったニケもいます。

宝ものの効果はまだ明かされていませんが、誰かしらが有用になる可能性が高いので、実装時に見逃さないよう心構えを済ませておきましょう。宝ものの獲得に必要なアイテムが心もとない人は、実装まで無闇に消費せず、貯めておくのが吉です。

また、判断材料のひとつとして押さえておきたいのは、「トーブ」と「ジュリア」の新コスチュームが実装される点です。
新コスと宝ものが同時期に来るため、販促という面を考えるなら、2人のどちらからもしくは両方の宝ものが有用になるかもしれません。

夏イベントで特に気になる情報や展開に絞ってお届けしましたが、このほかにもエレグが水着に着替えた「エレグ:ブーム・アンド・ショック」の実装や、スイカゲームライクなミニゲーム「BFG CLEAN UP」など、この夏を盛り上げる要素はまだまだ控えています。

また、今年の夏イベントは7月17日に開幕しますが、夏自体はこれからが本番。もしかしたら1年目のように、2度目の夏イベントが訪れる可能性もゼロではありません。さらなる展開も見据えた上で、迫りつつある夏イベントに備えておきましょう。
編集部おすすめ