本作は“騎士団”を主題とした王道のRPGをベースに、世界中で愛されるゲームにすべく、Unreal Engine4によるハイクオリティ3Dグラフィックや、 梶裕貴さん、鬼頭明里さんら超豪華声優陣によるフルボイスストーリー、ゲーム内BGMをはじめ、全音楽制作には下村陽子さん、イラストやロゴデザインは天野喜孝さん、テーマソングはRADWIMPSが手がけるなど、選りすぐりのアーティストが集結。
ユーザーからの期待感も高く、すでに事前登録者は300万人を突破(11月13日時点)しています。編集部では一足先に本作をプレイする機会が得られたので、ゲーム紹介と併せて筆者が感じた魅力をお届けします。
女の子が可愛い
本作では、ハイクオリティーの3Dグラフィックを謳っていますが、スマホゲームにおいては、学校の休み時間や電車の次の駅までのわずかな時間で、いかに没入できるかが大切です。その点で圧倒され、引き込まれたのは女性キャラの可愛さでした。カメラアングルと光の工夫に、表情やしぐさの細かさが抜群に良いのです。
例えば、物語の始まりに出会うキーパーソンのヒロイン・セリアードが敵に追いかけられて初登場するシーン。
最初は引きのアングルで、走っているセリアードが転ぶ姿から始まり、バストアップでフードに隠れた顔が露わに。ここでカメラは一旦退いて危機一髪のところで助けられ、再びバストアップで目を開けたセリアードが驚くまでの表情が捉えられています。
洞窟の中という暗めのライティングで、白衣装のセリアードに自然と目がいくことに加え、表情や動作が精細だからこそキャラが活き活きと感じられます。
次に、聖木の管理人(ガチャナビゲーター)のイブの初登場シーン。
桜色の木で隠れた彼女の引き絵から入って、寄りのバストアップでの笑顔、手を振る動作、
さらに別アングルからのバストアップに切り替え、最後に最初に見せたのとは違うタイプの笑顔で締める、と演出が細かいのです。
これだけバストアップを見せているのに、見飽きないのはキャラのグラフィックを細かく描いているからだといえるでしょう。そして、目まぐるしく動くカメラアングルによって、キャラに命が吹き込まれるような躍動感が生まれるのでグイグイとゲームに引き込まれていきます。
ちなみに、ただでさえ可愛い女性キャラですが、仲間になれば容姿変更券を使うことで、髪色や髪型、肌色、さらに入手した衣装などで自分好みにカスタマイズもできますよ!
プリセットに登録しておけば、その日の気分で変幻自在。変更した見た目はフィールドマップだけでなく、イベントシーンにも反映されます。筆者は最近、古代エジプトにハマっていたので、メインヒロインのセリアードを黒髪&褐色肌に変更しました。
女性キャラの可愛さばかり推してしまいましたが、当然ながら3Dグラフィックで描かれたゲームビジュアルの美しさがあってこそです。本作は現実離れしたファンタジーなのですが、その美しさが没入感を与えてくれるので短い時間でもスッと世界観に入り込めます。
<cms-pagelink data-page="2" data-class="center">次ページ:……で肝心のゲーム性はどうなのよ!?気になるゲームシステムを解説!</cms-pagelink>
2.バトルとフィールドマップ移動はオートでOK
ここからはゲームシステムを簡単にご紹介していきます。
ゲーム舞台となるフィールドは、マップ画面から各エリアに移動を切り替えられるものの、一つのエリアはとても広大です。物語を進めたり、依頼をこなしたり、クエスト進行では絶えずさまざまな場所に移動することになりますが、迷う心配はありません。「クエストボタン」をタップすれば、次の場所に自動で移動するからです。
バトルに関しては、そのままフィールド上でアクション操作するオーソドックスなシステム。キャラクター操作ですが、ピンチイン/アウトでカメラアングルを変えられるので、見やすいアングルに切り替えながらバーチャルパッドで自由に動かせます。
慣れないうちは「攻撃ボタン」を押せば自動で攻撃してくれるので活用しましょう。オートモードでは、スキルを使用しない攻撃だけ、スキルまで自動で使用して攻撃、の2パターンを切り替えられます。できれば、スキル発動タイミングはプレイヤーが判断した方が良いです。
本作の目玉である固有のスキルを持った仲間が武器になった「グランウェポン」を装備することで、バトルではそのスキルを発動できます。
さらに、LPがたまることで、強力な「グランスキル」を発動できます。もちろん、グランウェポンには属性があるので敵との相性も考慮して発動させましょう。
また、各キャラは戦闘に役立つ強力なクラススキルを持っているので、通常攻撃ボタンの右にある「クラススキル」を使うのを忘れずに。
パーティーはキャラを3体まで編成でき、バトル中は切り替え可能です。ちなみにボス戦では3体同時にバトル参加するので、指揮するメインキャラを切り替えたり、仲間を自分の近くに呼び寄せたりできます。
回復アイテムなども使い時にすぐ使えるように、クイックスロットにセットすることができます。こちらも自動と手動での使用を切り替えられます。
キャラ育成は要素多め
基本は「グランウェポン」、「アーティファクト」、「装備」
キャラクター育成ですが、戦闘経験値や経験値ポーションでレベルをアップさせるほか、「グランウェポン」、「アーティファクト」、「装備」を充実させていくことが優先されます。これらは全てアイテム消費で成長させられます。
「グランウェポン」はバトルで発動できるスキルを持った武器ですが、「アーティファクト」はキャラのステータス性能を補助するパッシブスキルを持っています。
「グランウェポン」と「アーティファクト」はダイヤを消費するガチャで入手でき、R、SR、SSRとランクがあります。同じものが重複した場合は、重ね合わせる「極超越」で性能を限界突破していくという比較的なじみ深いシステムです。
こちらの「極超越」を繰り返すとメリットがあり、紐づけられた各属性の「ソウルリンク」を解放することができます。開放することで、「最大HPアップ」、「MP回復速度UP」など、その属性のキャラ全体のステータスが底上げされます。
もし不要な「グランウェポン」や「アーティファクト」があれば、ショップで還元することでガチャ石などを入手できます。
キャラの潜在能力開放
そして、キャラのレベルを上げることで入手できる「CP」を使って、各キャラのステータスをアップさせる「潜在能力開放」ができます。装備できる「グランウェポン」、「アーティファクト」、「装備」のスロット数の開放もこちらで行えます。
キャラ育成に必要な素材はクエストクリア報酬や実績報酬以外では、デイリー報酬で得ることができます。
キャラの信頼度もアップさせよう
最後に直接なステータスに影響はないのですが、「騎士団会館」ではメンバーと会話したり、プレゼントを渡したり、コミュニケーションを取ることができます。信頼度を上げていけば、「キャラクエスト」が解放されるなど、そのキャラを掘り下げていけるので忘れずに。
ここまで基本的なゲームシステムについてお伝えしてきましたが、開発版ということでプレイできなかったものの、多人数で参加できるフィールドやレイドバトルなども用意されている本作。マルチプレイ要素も充実しています。
最後に
繰り返しになりますが、ここまでカメラアングルに躍動感があり、キャラのバストアップを多く見せるスマホゲームは、これまであまり見られませんでした。
ビジュアルの美しさは“スマホゲーム最高峰”を謳い文句にするだけの手応えが感じられました。本稿では女性キャラばかり推してしまいましたが、男性キャラも同じく魅力的なので、美しい世界観で推しキャラにときめきましょう。きっと男性のみならず女性のゲーマーもトリコになること間違いなしです!
※本稿掲載のゲーム画像は全て開発中のものです。リリース時には変更になる場合があります。
(C)2021 NPIXEL Co., Ltd. & Gameplex Co., Ltd. All rights reserved.