ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(ダイパリメイク)にて、ある条件を果たすと「ポケモンリーグ」の四天王がパワーアップする模様。その強さに、“あの有名ポケモン実況者”がまさかの苦戦を強いられていました。


15年の時を経て強化された四天王
本作の四天王といえば、リメイク元の『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(ダイパ)に比べると数段強い印象。『ダイパ』の頃との大きな違いは、各四天王の手持ちポケモンが、シナジーを意識した「きのみ」や「どうぐ」を持っていることでしょう。

たとえば、虫ポケモン使いのリョウが繰り出す「ヘラクロス」は自らをやけど状態にする「かえんだま」を所持した状態で登場します。一見デメリットしかないように思える「かえんだま」ですが、実はリョウのヘラクロスの特性は状態異常時にこそ本領を発揮する「こんじょう」。これにより「こうげき」の値が1.5倍に跳ね上がるので、うかつに攻撃を受けたらひとたまりもありません。

ただでさえ強い四天王ですが、「ぜんこくずかん」入手後に挑むとさらにパワーアップした状態で挑戦者に立ちはだかる模様。なんと、全体的に手持ちのレベルが10レベル程度上がり、メンバーも、より強力なポケモンに代わってしまうのです。

そのため、生半可な気持ちで強化四天王に挑んだトレーナーが次々と返り討ちにされている模様。SNS上では、「ちょっと待てい。強化四天王強すぎるでしょ」「強化四天王とジムリーダー強すぎん?強化する前にレベル上げしとくんだった…」「強化四天王強過ぎて泣いてる」などと悲鳴の声が続出していました。

“厨ポケ狩り講座”のもこう先生が挑戦
ちなみに、有名ゲーム実況者のもこうさんも生配信中で強化四天王に挑戦。もこうさんといえば、対人戦で特に強いポケモン、通称“厨ポケ”を、あまり対戦で使用されないマイナーポケモンで倒す動画シリーズ“厨ポケ狩り講座”でお馴染みです。


その知識量と実力から親しみと敬意を込めて“先生”と呼ばれるもこうさんですが、強化四天王に対して思わぬ苦戦を強いられることに…。

まず、最初の四天王であるリョウが繰り出した「メガヤンマ」に対し、もこうさんは相性の良いひこうタイプの「ドンカラス」で対抗。ここでかなり痛手を負ったものの、ドンカラスの「つばさでうつ」が決まり、なんとかメガヤンマをノックアウトしました。

しかしここで、もこうさんは「クソ強くね?」とリョウの強さに気づきます。続く「ビークイン」を突破したところで、もこうさんの前にヘラクロスが立ちはだかりました。

勝負は意外な展開に…
もこうさんのドンカラスは85レベルで、対するリョウのヘラクロスは67レベル。タイプ相性的にも、本来は苦戦するような相手ではありません。ですが、リョウのヘラクロスは通称「努力値」と呼ばれる基礎ポイントを「すばやさ」につぎ込んでいるのか、先手を取ってドンカラスを撃破。

その後「かえんだま」の効果が発動し、ヘラクロスは無双状態に。それでも、もこうさんは「げんきのかけら」などの回復アイテムを駆使して辛くもヘラクロスの撃退に成功。しかし、真の強敵は次に出てきたハッサムでした。

ハッサムはドンカラスの「つじぎり」を自慢の耐久力で受けきると、「つるぎのまい」で「こうげき」をぐーんと上昇。
そして、先制技の「バレットパンチ」を連打し、もこうさんのパーティを全滅に追いやりました。

リョウの“ガチ”っぷりに、もこうさんも「ランクマッチか?これ」「勝てへん、これ無理や…」と白旗を上げています。ですが悔しさを滲ませつつ、「ちゃんと周回用のポケモン育成せんと」とリベンジを誓っていました。

みなさんも強化四天王に挑む際には、くれぐれもレベル上げを怠らぬよう気をつけてください。なにせ、最後には“あのチャンピオン”が待っているのですから…。
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