あまりに待たされたせいか、「本当に実装されるの!?」なんて勘ぐりたくなる人も多いはず。
◆理由その1:次回のチャンピオンズミーティングが「有馬記念」モデル
タマモクロス実装の理由、その一つは次回開催予定のチャンピオンズミーティング「サジタリウス杯」に秘められています。チャンピオンズミーティング前後のガチャ更新では、そのモデルとなったレースの関連ウマ娘が実装されるのが通例。そして今回のイベントは、現実の競馬におけるG1レース「有馬記念」がモデルとなっています。
「有馬記念」と関連する未実装ウマ娘としては、キタサンブラックやゼンノロブロイなど多数のキャラクターが控えていますが、タマモクロスもその1人。1988年の「有馬記念」はタマモクロスの引退レースとして多くの人の心に刻まれているため、資格は十分だったと言えるでしょう。
◆理由その2:イナリワンのサポートカード実装
12月14日のアップデートでは、サポートカードとして「SSR [独奏・螺旋追走曲]マンハッタンカフェ」と「SR [泥濘一笑、真っつぐに]イナリワン」「R [トレセン学園]イナリワン」が実装されました。ここで注目したいのが、今回初のサポートカード登場となったイナリワンです。
イナリワンは育成ウマ娘としては未実装ですが、すでに3Dモデルが完成している模様。育成シナリオ「アオハル杯」ではサポートカードのキャラクターがチームの助っ人となるため、イナリワンを編成すればレースなどで活躍している姿を見られます。
彼女のモデルとなった競走馬は、タマモクロスと同じ1984年生まれ。
中には「もうタマモクロスじゃなくてイナリワンの方が実装早そう」「イナリワンが先に実装してブチギレるタマモの未来が見える」なんて声もありましたが…。
◆理由その3:『シンデレラグレイ』でもタマモクロスが活躍中!
さらに見逃せないのが、「週刊ヤングジャンプ」で連載中の公式コミック『ウマ娘 シンデレラグレイ』の展開。同作では現在、1988年の「有馬記念」が描かれている真っ最中で、タマモクロスが大きくフィーチャーされています。
『シンデレラグレイ』はオグリキャップを主人公として、1980年代~90年代の競馬を史実に近い形で描き出す作品。タマモクロスは1年先輩として、つねにオグリキャップの先を征く偉大な先達として描かれてきました。
とくにここ最近では、もはやオグリキャップをしのぐ勢いで彼女の活躍が繰り広げられています。そうした展開を反映するように、12月17日に発売されたコミックス5巻ではタマモクロスが単独でカバーイラストに登場。
表紙に描かれたタマモクロスは、まさに“白い稲妻”の二つ名にふさわしい佇まいと言えるでしょう。この姿、ゲーム内でも見てみたい!
以上の3点から、「来るか来るか?」と待ち焦がれていたタマモクロス実装は、今が最高のタイミングではないでしょうか。
ファンたちの熱い想いがついに実現した『ウマ娘 プリティーダービー』。タマモクロスの熱い走りに注目です。