『SNK』の格闘ゲームで多くの男性を魅了してきたキャラクターといえば、もちろん不知火舞ですね。2月17日に発売された新作『THE KING OF FIGHTERS XV』にも、当然のようにプレイアブルキャラクターとして参戦。
今も多くのプレイヤーを虜にしているようです。

なぜ彼女は、格闘ゲームを代表する大人気ヒロインの1人となったのでしょうか。今回はそんな“いろいろと大きすぎる”不知火舞の魅力を掘り下げていきましょう。

格闘ゲームにお色気を持ち込んだヒロイン
誤解を恐れず結論から言いますと、不知火舞の魅力の8割はその豊満なバスト。彼女は1992年の『餓狼伝説2』で初めて登場したキャラクターなのですが、その時から胸の“揺れ”にこだわりが感じられました。

「不知火流忍術」の独特な前傾姿勢で、胸の谷間が強調されているところもポイント。ちなみに胸やヒップを露わにしたあの戦闘衣装は、相手を魅了するためにあえて着用しているそうです。

『KOF XV』に登場する不知火舞のグラフィックも大好評で、プレイヤーからは「たゆんたゆんしてる」「やっぱり不知火舞凄いね。揺れが」といった声が。実際に前作のナンバリングタイトル『KOF XIV』の不知火舞と比べると、より胸が大きく描かれ、揺れ方が若干リアル寄りになったような気がします。

ストリートファイター」シリーズの春麗と双璧をなす格闘ゲームのヒロインとして語られることもある不知火舞ですが、そんな彼女が人々にもたらした影響ははかり知れません。

たとえば最近の格闘ゲームでは、いわゆる美少女キャラが当然のように出てきますが、格闘ゲームのお色気ブームは不知火舞がきっかけだとする説も。
また彼女は『餓狼』シリーズや「KOF」シリーズだけでなく、他のさまざまなゲームに“出張”することでも有名です。

セクシーすぎて出演NGになった事件も!?
たとえば『コーエーテクモゲームス』の3D格闘ゲーム『DEAD OR ALIVE』にも、ナンバリングタイトルの5作目から参戦。おそらく多くの人がこのゲームで、初めて“3Dの不知火舞”を見たのではないでしょうか。

その他、お色気ゲームとしてお馴染みな『閃乱カグラ』のスマートフォン向けゲーム『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』にも、『餓狼伝説SPECIAL』のコラボキャラクターとして登場。最近は『ラピスクロニクル ~英雄王冠~』というゲームアプリが、コラボキャラクターとして不知火舞の実装を発表していました。

やはり『SNK』の格闘ゲームを代表するヒロインとして、何かと出張が多い不知火舞ですが、一方で持ち前のセクシーすぎるビジュアルが思わぬ弊害を生んでしまうこともあるようです。

有名なのが『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に参戦できなかった一件。ゲームクリエイターの桜井政博氏が、不知火舞不参加の理由について「『スマブラSP』は良い子の“CERO A”なので、出すことができませんでした」と明言したことでも話題になりました。

ちなみに『スマブラ SP』には、『ゼノブレイド2』のヒカリ&ホムラや、ベヨネッタといったセクシーなお姉さんたちが多数登場。そのため「ホムラやベヨネッタがOKで不知火舞がNGなのはなぜ?」とも言われています。それほど不知火舞というキャラクターが際立ってセクシーということなのかもしれません。

また過去に『KOF'94』の海外版の家庭用ソフトが販売された際には、クレーム対策で不知火舞の胸が揺れなくなったことも。
しかしどうしても揺らしたいプレイヤーのために、胸が揺れるようになる隠しコマンドが実装されていました。

まさに不知火舞の歴史は胸と共にあり。今後もその“大きすぎる”存在感で界隈を盛り上げてほしいですね。
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