その歴史は古く、1986年に発売された『ゼルダの伝説』では、世界を自由に移動しながら冒険を楽しむ形、現在のオープンワールドの原型が存在しました。
そして昨今、『The Elder Scrolls V: Skyrim(スカイリム)』や『Horizon』シリーズ、待望のリリースを果たした『ELDEN RING』まで、その完成度は高まりつつあります。
そこで今回、「あなたが思う「オープンワールド」の最高傑作は?」と題してアンケートを実施。まずはベスト3をご紹介します!
3位『レッド・デッド・リデンプション2』(得票率6%)
『グランド・セフト・オート』シリーズで有名なロックスターが生み出した、西部開拓時代を舞台としたオープンワールドゲーム。徹底した世界の創り込みと美しいグラフィックで、発売前の期待を裏切らない素晴らしい完成度で評価されました。
ロックスター・ゲームスのオープンワールドは数多く、膨大な物語とオープンワールドを活かした多くのロケーションを用いた演出も魅力のひとつ。『グランド・セフト・オート』シリーズの新作がどのようなものになるか、期待が高まります。
読者コメント
・マップが広いとかだけでなく、環境が生きている。 動物が生息していて、人々が生活している。
・尋常ではないフィールド及び各地で起きるイベントの作り込み、モーション等に感じられる没入感へのこだわり
2位『Fallout 4』(得票率9%)
核戦争後の世界を舞台としたポストアポカリプスオープンワールド『Fallout4』。荒廃した世界の雰囲気はもちろん、キャラクターやアイテムにもしっかりと味付けがされ、重厚な体験が用意されています。
同作を手掛けたベセスダ・ソフトワークスは、25年ぶりとなる完全新作『Starfield』の発売を、11月11日に控えています。
読者コメント
・どこに行っても世界観を感じられる何かがある。
・マルチエンディングはもちろん、サブクエのモブを倒す順番で変わるテキストログ。 何度でも遊べた。
1位『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(得票率41%)
圧倒的な得票数で1位に輝いたのは、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』。立体的なフィールドと、丁寧に用意された謎解き、そしてなにより「プレイヤーを能動的に誘導する」一貫したゲームデザインが高い評価を得ました。
2022年に発売を予定していること以外、ほぼ情報が出ていない続編の開発にも期待が高まります。
読者コメント
・チュートリアル的な始まりの台地を出たら即ラスボスにもいける圧倒的自由度、空の表現から祠の細かい装飾に至るまで細かいところまで作り込まれた完成度など素晴らしい
・物理現象、科学現象を再現してゲーム内に世界を作り上げた本物の自由度
・オープンワールドと言えばGTAやアサクリなど、海外のゲームが主流であり日本のものはいまいちパッとしませんでした。その中で発売されたBOWの完成度は凄まじく、今までのゲームシステムも最高でしたが新しい仕組みでここまで面白く出来るゼルダと任天堂の力に更に魅了されたのを覚えています。
・オープンワールドゲームとしてもゼルダシリーズとしても初めて遊んだのがブレワイでした。 最初にハイラルを一望した時の感動は今でも忘れられません。
・オープンワールドゲームは大人向けで取っ付きにくいという思い込みを打ち砕いてくれたタイトル。
国、性別、年齢関係等、関係なく支持されているため。現代ビデオゲームの頂点。
・ハイラルの地に暮らす人や魔物、生き物だけではない、風や雨や雷など自然の音がとても心地よい。天気や時間の移り変わりで変わる景色にも心が震える。サブタイトル通り、生命を感じる。ゲームの中なのに童心に帰り自然を思い切り駆け回る感動が味わえる。解放されたような気分。また、気になるものの配置が上手く、好奇心がずっと続く。こんなに心を鷲掴みにされて鳥肌が立ったゲームは初めて。
・ゲームとしても最高だと思うのですが、オープンワールドに関することだと、まずチュートリアルからオープンなフィールドであることの意味を感じれてよかったです。チュートリアルがすごいと感じたゲームは他にはないかもしれません。
やはり『ゼルダ』は強いですね。ニンテンドースイッチのローンチタイトルのひとつとして登場した2017年3月から愛され続けています。そして、オープンワールドの老舗であるベセスダ・ソフトワークスとロックスター・ゲームスのタイトルが入ったベスト3となりました。
次ページでは、他の名作オープンワールドと熱い読者コメントをお届けします!
『The Elder Scrolls V: Skyrim(スカイリム)』
・適当に歩き回った先でポツンとある建造物や意味がありそうで特に何もない洞窟などを見つけて逐一調べるのが楽しい!
・発売から何年も経っているがMODを入れ替えることで何度でも最初から遊べるという点が素晴らしいと思っています。 また、ストーリーも複数、クエストもたくさんあり、一本道じゃないという部分も評価しています。
『キングスフィールド3』
・初代プレステのスペックでNowLoading無しの没入感あふれるオープンワールドだったから。 別のフィールドに移動するとき(バックグランド読込のために)長い廊下を歩かされるのはご愛敬。。
『Outer Wilds』
・ワールドの3次元的な広さでは他のゲームに負けるが、時間という概念も取り入れた4次元的な広さによりいつまでも冒険していられるのではないかと思わせてくれた作品。全く異なるタイプの星々がそれぞれに作用し合い、ワールドがひとつのアートのように感じられた。
『GTAオンライン』
・GTAVのマップをベースにしたオンラインゲームだけど度重なるコンテンツ追加のおかげでもはや別のゲームでとにかくできることが多い!何種類もの強盗からレースから対戦などなど無限に遊べる! うっかり8000時間超遊んでしまったけどまだ全コンテンツやりきってないぐらい
『ウォッチドッグス 2』
・NPCの挙動がとにかく豊富で、サッカーをしていたり記念撮影をしていたり、散歩しているだけで様々な日常風景を見られます。
『The Elder Scrolls III: Morrowind』
・エルデンリングで「クエストマーカー」がないことが賞賛されている中で、オブリビオンの前作であるこの傑作は再評価されるべきだ。 本作にもクエストマーカーはなく、限定されたファストトラベルの仕様も相まって大変不便なゲームだが、それ故に自分の手で道を切り拓く楽しさが存在する。 シリーズお馴染みの派閥も帝国由来のものと土着のものがあるためバリエーションに富み、ロールプレイの幅が広い。 また、昇格に一定の能力値が必要になるため、「脳筋のアークメイジ」といった不自然な状況が起きない。 唯一無二の世界観とそこから織り成される少し切ないメインストーリーもシリーズ1だと思う。
『アサシン クリード オデッセイ』
・古代ギリシャ文化は、俺たちファタジアンの源流のようなもんだろ? その一つの解釈がゲーム化されたんだ、最高の1つなのさ 間違いない