『VALORANT』の国際大会『VCT 2022 Stage 1 Masters』にて、日本代表チーム「ZETA DIVISION」が世界3位という快挙を達成。これまで他リージョンと比べて劣っていると見られがちだった撃ち合いに関しても、まったく引けを取らずに圧倒していました。
相手は世界の強豪たちにもかかわらず、プレイヤー1人でラウンドを制圧する“ACE”が度々飛び出していたほど。実際にどんな名シーンがあったのか、振り返っていきましょう。
海外トッププロを虜にしたLaz選手のACE
Day3では、「ZETA DIVISION」がイギリス代表の名門チーム「FNATIC」と対決することに。すでに初戦を落としており、負ければ敗退が決まってしまう重要な一戦。否が応でも重圧がかかるなか、それぞれが撃ち合いで最高のパフォーマンスを発揮しました。
その象徴となっていたのは、チームリーダーを務めるLaz選手が第2マップの「アイスボックス」で披露したACE。2対6のスコアで劣勢を強いられていた第9ラウンドにて、得意の「ヴァンダル」で敵を1人落とすと、そのまま立て続けに5人抜きを果たします。
しかも5キルの内、4キルをヘッドショットで仕留めるという驚異のエイム力で敵を一掃。このビッグプレイが反撃の狼煙となり、そのままの勢いで「FNATIC」を撃破しました。やはり、“God Laz”と呼ばれる実力は伊達じゃありません。
このシーンに、公式ミラー配信を行っていたStylishNoobさんは「Lazさんヤバい!」と大盛り上がり。さらに海外からも称賛の声が相次ぎ、NA地域の強豪チーム「SENTINELS」のShahZaM選手は「誰か今すぐ彼のマウスと感度を教えてくれ!」と大興奮していました。
ニューカマーたちも負けじとACEを連発!
フィジカルによって世界を魅了したのは、Lazさんだけではありません。プレイオフ初戦、ドイツ代表チーム「G2 Esports」戦では、昨年末に加入したSugarZ3ro選手とTENNN選手が立て続けにACEを連発しました。
さらに“神の子”ことDep選手も、1ラウンド中に4キルを奪う活躍を披露。あと1歩ACEには届きませんでしたが、十分な撃ち合いの強さを見せています。この試合自体は結果的に敗北という形になったものの、チーム全体のフィジカルは決して劣っていなかったと言えるでしょう。
そして、続くオランダ代表チーム「Team Liquid」戦では、間違いなく今大会最高と言えるACEが飛び出しました。最終マップ「スプリット」にて、「ZETA DIVISION」は12ポイントを先取し、王手がかかっている状況。
追い込まれた「Team Liquid」は、TENNN選手とLaz選手をダウンさせ、数的有利を得て反撃を試みました。しかし、すぐさまSugarZ3ro選手がアストラのスキルを駆使して敵陣へ攻め込み、3キルを獲得。その後、「コズミックディバイド」でエリアを分断して敵の進軍を阻止しつつ、さらに1キルを重ねます。
1人残された「Team Liquid」のsoulcas選手は、なんとかcrow選手を落として逆転を狙いますが、直後にSugarZ3ro選手によるヘッドショットが決まります。これで5キルとなり、ACEで試合を締めくくるという大興奮の展開となりました。
こうした活躍により、SugarZ3ro選手は尊敬を込めてファンから“SugarH3ro(シュガーヒーロー)”と呼ばれるように。勢いづいた「ZETA DIVISION」は快進撃を続け、見事世界3位という好成績を残して大会を終えました。
「ZETA DIVISION」の活躍は、間違いなく国内FPSシーンを勇気づけたはず。まだまだ遠いと思われていた世界の頂は、そう遠くないのかもしれません。
相手は世界の強豪たちにもかかわらず、プレイヤー1人でラウンドを制圧する“ACE”が度々飛び出していたほど。実際にどんな名シーンがあったのか、振り返っていきましょう。
海外トッププロを虜にしたLaz選手のACE
Day3では、「ZETA DIVISION」がイギリス代表の名門チーム「FNATIC」と対決することに。すでに初戦を落としており、負ければ敗退が決まってしまう重要な一戦。否が応でも重圧がかかるなか、それぞれが撃ち合いで最高のパフォーマンスを発揮しました。
その象徴となっていたのは、チームリーダーを務めるLaz選手が第2マップの「アイスボックス」で披露したACE。2対6のスコアで劣勢を強いられていた第9ラウンドにて、得意の「ヴァンダル」で敵を1人落とすと、そのまま立て続けに5人抜きを果たします。
しかも5キルの内、4キルをヘッドショットで仕留めるという驚異のエイム力で敵を一掃。このビッグプレイが反撃の狼煙となり、そのままの勢いで「FNATIC」を撃破しました。やはり、“God Laz”と呼ばれる実力は伊達じゃありません。
このシーンに、公式ミラー配信を行っていたStylishNoobさんは「Lazさんヤバい!」と大盛り上がり。さらに海外からも称賛の声が相次ぎ、NA地域の強豪チーム「SENTINELS」のShahZaM選手は「誰か今すぐ彼のマウスと感度を教えてくれ!」と大興奮していました。
ニューカマーたちも負けじとACEを連発!
フィジカルによって世界を魅了したのは、Lazさんだけではありません。プレイオフ初戦、ドイツ代表チーム「G2 Esports」戦では、昨年末に加入したSugarZ3ro選手とTENNN選手が立て続けにACEを連発しました。
さらに“神の子”ことDep選手も、1ラウンド中に4キルを奪う活躍を披露。あと1歩ACEには届きませんでしたが、十分な撃ち合いの強さを見せています。この試合自体は結果的に敗北という形になったものの、チーム全体のフィジカルは決して劣っていなかったと言えるでしょう。
そして、続くオランダ代表チーム「Team Liquid」戦では、間違いなく今大会最高と言えるACEが飛び出しました。最終マップ「スプリット」にて、「ZETA DIVISION」は12ポイントを先取し、王手がかかっている状況。
追い込まれた「Team Liquid」は、TENNN選手とLaz選手をダウンさせ、数的有利を得て反撃を試みました。しかし、すぐさまSugarZ3ro選手がアストラのスキルを駆使して敵陣へ攻め込み、3キルを獲得。その後、「コズミックディバイド」でエリアを分断して敵の進軍を阻止しつつ、さらに1キルを重ねます。
1人残された「Team Liquid」のsoulcas選手は、なんとかcrow選手を落として逆転を狙いますが、直後にSugarZ3ro選手によるヘッドショットが決まります。これで5キルとなり、ACEで試合を締めくくるという大興奮の展開となりました。
こうした活躍により、SugarZ3ro選手は尊敬を込めてファンから“SugarH3ro(シュガーヒーロー)”と呼ばれるように。勢いづいた「ZETA DIVISION」は快進撃を続け、見事世界3位という好成績を残して大会を終えました。
「ZETA DIVISION」の活躍は、間違いなく国内FPSシーンを勇気づけたはず。まだまだ遠いと思われていた世界の頂は、そう遠くないのかもしれません。
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