サイバーエージェントといえば、『ウマ娘 プリティーダービー』を大ヒットさせたCygamesの親会社。ウマ娘ファンの間では、藤田氏の今回の“爆買い”は、今後のウマ娘の展開の伏線となっているのでは…?と噂になっているようです。
藤田氏爆買い=ウマ娘化の方程式
なぜ、藤田氏の馬主活動がウマ娘の今後と繋がってくると噂されているのか?実際のところは分かりませんが、現在『ウマ娘』に実装されていない名馬の中には、「馬主NG」「生産牧場NG」が理由となっている馬が相当数いるのではないか?と推察されています。そのため、今回の“爆買い”馬主界隈での藤田氏の存在感が大きくなったことで、新たに実装されるウマ娘もいるのでは…?と考えているファンが多いようです。
それでは、いったいどんな馬が新たにウマ娘化しそうなのでしょうか。ネット上でよく取り上げられているキーワードは「種牡馬」です。
『ウマ娘』のゲーム中には、育成したウマ娘の能力を引き継がせる「因子継承」があります。それと同様に、現実の競走馬の多くは父親、母親の能力を引き継いで産まれてきます。特に重要だといわれているのが父親に当たる種牡馬です。そのため、良血といわれる種牡馬を父に持つ馬は高額になりやすい傾向にあります。
今回、藤田氏が落札した馬の種牡馬欄にも、日本を代表する名馬の名前がずらりと並んでいます。
ドゥラメンテにキズナ…ウマ娘化を望むファンの声
そのためネット上では、藤田氏が今回購入した馬の種牡馬がウマ娘化すれば盛り上がるのではないかと、期待の声が上がっているようです。
例えば、2億円で購入した「フォースタークルックの2021」の種牡馬であるドゥラメンテ。実はこの馬、アプリでは登場済み。ただし、実名の使用許可が降りなかったのか、「ブリュスクマン」と名前を変えて登場しています。キタサンブラックと同じく、2015年にクラシック戦線を戦っていたドゥラメンテ。アプリのキタサンブラックのストーリーでは、ブリュスクマンがそのポジションとなり、キタサンブラック最大のライバルとして立ち塞がることに。改めてドゥラメンテとしてウマ娘化すれば、このストーリーをドゥラメンテの側から見ることができるかもしれません。
他に名前が挙がっていたのが、1億2500万円で落札した「アルビアーノの2021」の種牡馬であるキズナ。言わずとしれた日本近代競馬の結晶・ディープインパクトの子で、父と同じく、武豊さんとのコンビで日本ダービーを制した経歴を持ちます。「絆」という名前、そして同ジョッキーでの父子2代のダービー制覇…。
1億6000万円で落札された「マニーズオンシャーロットの2022」の種牡馬・ロードカナロアも、コアなウマ娘ファンの間で人気のある一頭。既にウマ娘化し、人気キャラクターとなっているカレンチャンと同じ厩舎に所属しており、一緒に海外遠征へ行ったこともある馬です。色々と仲の良かったエピソードが残っており、二頭の間にはカレンモエという子どももいるので、ウマ娘化すればカップリングとして人気が出そうな予感。
他の購入馬の種牡馬も、ウマ娘化すれば競馬ファンが歓喜すること間違い無しの名馬揃いとなっています。今回の藤田氏の“爆買い”が何かのきっかけとなり、彼らがウマ娘化する日が近づく…かもしれませんね。