泥地で暮らすことで茶色に変化
『ポケモンSV』の舞台であるパルデア地方のリージョンフォームとして登場した「ウパー(パルデアのすがた)」。原種と比べると、色が茶色になっている他、エラの形も変化していることがわかります。
公式サイトの説明によると、大昔は水中で暮らしていましたが、縄張り争いに破れ、地上の泥地で生活するようになったことで、この姿になったとのこと。地上で暮らすうちに、乾燥を防ぐため、毒の粘液で体を覆うようになった、ともあります。
その説明通り、タイプがどく・じめんに変更になっている「ウパー(パルデアのすがた)」。実はこの組み合わせのタイプを持つポケモンは非常にレア。初代『ポケットモンスター 赤・緑』のニドクイン・ニドキング以来、実に四半世紀ぶりの登場となるのです。
ちなみにこの「ウパー(パルデアのすがた)」、とくせいは「どくのトゲ」「ちょすい」とのこと。特に注目に値するのが「ちょすい」の方で、これはみずタイプの技を受けた際、ダメージや効果を受ける代わりに最大HPの1/4回復するという効果です。
原種の方のウパーも持っていた「ちょすい」ですが、そちらは元々みずタイプのため、それほど恩恵は大きくありませんでした。しかし、どく・じめんタイプである「ウパー(パルデアのすがた)」が持つことで、弱点タイプ1つをカバーできることに。
『ポケモンSV』におけるバトルの新環境っぷりを早くも予感させるポケモンとなった「ウパー(パルデアのすがた)」。「ヌオー(パルデアのすがた)」に進化するのか、はたまた全く違う進化形が用意されているのか…。楽しみですね。