歴代『ポケットモンスター』シリーズにおいて、ゴール地点の1つにあるのがポケモン図鑑の完成です。シリーズ最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』でも、やはりポケモン図鑑の完成は目指したいところ。
新登場ポケモンたちも全部知っておきたいですよね。

とはいえ、図鑑の完成はなかなかに大変。事前準備やポイントを覚えておけば少しでも楽になるので、本記事ではそんなポケモン図鑑完成のコツを紹介します。

◆まだならばストーリークリアを優先!
とにもかくにも、最優先でストーリーをクリアしておきましょう。ジムバッジが集まればポケモンを捕まえやすくなるほか、捕獲に役立つショップ販売の商品ラインナップも拡張されます。なによりエンディング後でなければ出会えないポケモンもいるので、ストーリークリアは必須です。

◆まずは事前準備から!
図鑑埋めの前にまずは事前準備が大事!何はともあれボールがないと始まらないので、ショップで補充しておきます。どんなポケモンにも使える「クイックボール」と「ハイパーボール」を大量に購入しましょう。

また、捕獲用のポケモンを用意しておくと便利。野生ポケモンはHPが低く、かつ状態異常だと捕まりやすくなります。特に捕まりやすいのはねむり状態です。

必ず相手のHPが1だけ残る「みねうち」、ねむり状態にする「さいみんじゅつ」などを覚えるポケモンがベスト。
オススメは両方の技を覚える「エルレイド」、命中100のねむり技「キノコのほうし」を使える「キノガッサ」です。

ただし、キノガッサは「キノココ」の状態でしか「キノコのほうし」を覚えないので注意。レベル40で覚えるので、その後に進化させましょう。特性で「ほうし」を避けるのもお忘れなく。誤って相手を倒してしまう場合があります。

ちなみに、「みねうち」のわざマシンは「ジニア先生」から入手可能。図鑑を30匹以上埋めていればアカデミーで貰えます。以降はわざマシンマシンで作れるので、すでに使用済みの人もご心配なく。

◆フィールドで未発見ポケモンを捕獲!
シンボルエンカウント形式なので、バトル前からどんなポケモンと戦うか分かるのは嬉しいところ。とりあえずフィールドを探索し、未発見ポケモンを片っ端から捕まえましょう。

マップでは周囲にどんなポケモンが生息しているかも分かります。未発見ポケモンがいるならば、出会えるまでその場で探すのもあり。
ただし、あまりにも出会えなければ一度離れるのも大事。後述する食事パワーを使うのも手です。

また、ZLボタンで野生ポケモンをロックオンできます。ロックオン中にZRボタンを押すと、ボールを投げてバトルに移行。飛行中のポケモンなどはこれでバトルに持ち込めます。

◆捕まえる際は「クイックボール」→「ハイパーボール」
捕獲の手順は「クイックボール」を最初に使い、もし捕まらなければ捕獲用ポケモンで弱らせてから「ハイパーボール」で捕まえるのがベスト。運が良ければほとんどのポケモンは「クイックボール」で捕まってくれます。

◆図鑑を活かそう!
ポケモン図鑑はとても便利。+ボタンで生息地が表示されるほか、出現する時間帯や天候、おまけに出現のしやすさなども教えてくれます。フィールドでの捕獲をある程度終えたら、図鑑で未発見ポケモンの生息地を調べて捕まえに行きましょう。

なお、生息地不明のポケモンであっても、一部はエリアゼロに生息していたり、テラレイドバトルに出現したりします。先にエリアゼロを探索することもお忘れなく。


◆レアポケモンは食事パワーで出現率アップ!
各種食事パワーも見逃せません。図鑑で「めったに見かけない」とされているポケモンはかなり出現率が低いので、タイプが分かるなら「そうぐうパワー」で出現率アップを狙いましょう。発動中の食事パワーは右方向キーで確認できます。

ポケモンを捕まえやすくする「ほかくパワー」もありますが、特定タイプにしか効果がないのでイマイチです。

◆レベル上げはアイテムで!できるだけ“後半のフィールド”で捕まえるとお得
進化でしか入手できないポケモンは、バトルよりも「けいけんアメ」でレベル上げするのが簡単です。

また、進化前の個体はできるだけ後半のフィールドで捕まえるのがお得。前半のフィールドよりも高レベルで出現するため、消費アイテムが少なく済みます。特に「ジヘッド」と「ドロンチ」はレベル60近くの個体がエリアゼロに出現するので、そちらを捕まえた方がお得です。

※ジヘッドは『スカーレット』限定、ドロンチは『バイオレット』限定のポケモンです。

◆特殊な進化方法に注意!
一部のポケモンは進化方法が特殊です。連れ歩きが必要だったり、特定の技を覚える必要があったり、進化アイテムを使ったり、あるアイテムを999個集めたりと、その方法は様々。

インサイドでは本作からの新登場ポケモンに絞り、そんな特殊進化の方法を別記事でまとめています。
下記関連記事を検索してご確認ください。

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ちなみに、対象ポケモンはパモット、シガロコ、アノクサ、ズピカ、カプサイジ、アルクジラ、ボチ、カルボウ、ナミイルカ、ワッカネズミ、キリンリキ、ノコッチ、オコリザル、キリキザン、コレクレーです。

なお、各進化アイテムは基本的にデリバードポーチで購入可能。ただし、一部アイテムはフィールドで集める必要もあります。

◆バージョン違いは通信交換!世界中で使用されている「交換コード表」も紹介
一通り図鑑を埋めると、最後に残るのは選ばなかった御三家やバージョン限定ポケモンでしょう。こればかりは1人では入手できないので、違うバージョンの友人や家族に頼んで交換してもらいましょう。相手がいない場合、SNSやネット上の交換掲示板を使うのが便利です。

特にオススメなのは、チャンネル登録者数200万人超えの海外YouTuber・Austin John Playsさんが提案している交換コード表。ユーザーの間で広く活用されており、交換したいポケモンに対応するあいことばを入力すれば、世界中のプレイヤーと交換できます。

ただし、マッチングした相手が違うバージョンとは限らないので、相手も同じポケモンを出した場合は退場し、違うバージョンとマッチングするまで再入場を繰り返しましょう。また、意思疎通ができないため返却は不可能。見せあうだけならばSNSや掲示板を使用しましょう。


なお、表には未掲載ですが「通信交換で進化するポケモン」にも対応しています。「ゴースト」は0069-0069、「ストライク(メタルコート持ち)」は0260-0260、「ヤドン(おうじゃのしるし持ち)」は0324-0324です。必ず「相手の強さを見る」からアイテムを持っているか確認しましょう。

ちなみに、ゴーストが進化した「ゲンガー」はNPCとの交換でも入手可能。ハッコウシティの中央辺りにいる女性が「バチンウニ」と交換してくれます。

図鑑が完成した後は、アカデミーの「ジニア先生」を訪ねるのをお忘れなく。何が起こるかは、ご自身の目でお確かめください!
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