ニンテンドースイッチ向けソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、出現方法や場所が特殊なせいで捕獲に苦労するポケモンが何種類かいます。

闇雲に探すよりもやり方知っていた方が、時間も無駄にならず楽に捕まえられるというもの。
そこで本記事では、そういったポケモンたちの入手方法を紹介します。

◆時には上も見て!“木の上”に出現するポケモンたち
一部のポケモンは“木の上”に出現します。中でも「カジッチュ」「アマカジ」「クヌギダマ」「ナマケロ」はその傾向が強く、地上に出現することはめったにありません。

カメラ操作でポケモンを画面に収め、ZLボタンでロックオン中にZRボタンを押すと、ボールを投げてバトルに持ち込めます。ただし、葉や枝に隠れて発見しにくい場合が多いので、木から落とすのも手です。

ライドポケモンの「ダッシュ」で木に突撃すると、ポケモンを木から落とせます。目当てのポケモンが出現するエリアで、片っ端から木に突撃してみましょう。

◆ロックオンして判別!擬態しているポケモンたち
一見すると出現に気づけないのが「メタモン」「ゾロア」「ゾロアーク」です。この3匹は“他のポケモンに擬態”して出現するため、姿だけを頼りに探すと見つかりません。

こんなときに役立つのがZLボタンのロックオン。擬態中でも名前は「メタモン」や「ゾロア」と表示されるため、バトル前に正体を確認できます。

◆生息地不明……だけど本当はいる!ナッペ山の一部に出現する「ミカルゲ」
「ミカルゲ」はポケモン図鑑で調べても「生息地不明」になっているのですが、実はナッペ山に出現します。


少し特殊なのは“出現場所が固定”されていること。SNS上では3か所の目撃報告が挙がっており、ナッペ山ジムの南にある廃墟、ナッペ山の北東・北西にそれぞれ出現します。探すときは南の廃墟がオススメ。ポケモンセンターが近いためすぐに行けます。

・1か所目:ナッペ山ジムの南にある廃墟。
・2か所目:ナッペ山北東。
・3か所目:ナッペ山北西。

「ミカルゲ」は歴代シリーズでも入手難度が高く、出会うまでにいろいろと手順を踏む必要がありました。本作ではそういった手順がなくなったぶん、「生息地不明」という形でプレイヤーを悩ませてきます。

ちなみに、「ミカルゲ」は自滅技である「おきみやげ」を覚えているため、捕獲の際は要注意です。

◆群れを1匹1匹よく見て!ごくまれに交じっているレアポケモン「ケンタロス」
「ケンタロス(パルデアのすがた)」は、かくとうタイプの通常種、ほのおタイプ複合のブレイズ種、みずタイプ複合のウォーター種と、全部で3種類の姿があります。

ブレイズ種とウォーター種はめったに現れないほか、見た目が通常種とそっくりなうえに、通常種の群れに交ざって出現します。
そのため、群れの「ケンタロス」を1匹1匹よく見て探さなければいけません。

通常種との違いは角の形、そしてたてがみの模様です。ZLボタンのロックオンでも判別できないため、目視で探すしかありません。

幸いにも複合タイプなので、食事の「そうぐうパワー」で出現率アップを狙いましょう。ブレイズ種を探す人は「そうぐうパワー:ほのお」を、ウォーター種を探す人は「そうぐうパワー:みず」を発動させれば出現率が上がります。

※ブレイズ種は『スカーレット』限定、ウォーター種は『バイオレット』限定のポケモンです。

◆図鑑には載らないけど貴重!「ウパー(原種)」と「ニャース(ガラルのすがた)」
新登場した「ウパー(パルデアのすがた)」のみならず、本作では「ウパー(原種)」も入手できます。方法は“NPCとの交換”で、カラフシティの噴水近くにいる女性から交換可能。こちらが交換に出すポケモンは「ウパー(パルデアのすがた)」です。

また、同じく地方が異なる「ニャース(ガラルのすがた)」も入手可能。こちらは言語学の先生「セイジ」のイベントを進めると入手できます。アカデミーで言語学の授業を受けつつ、先生のイベントも進めておきましょう。


◆進化させなくても大丈夫!野生で出現する「ブイズ」たち
さまざまな姿に進化する「イーブイ」ですが、どの進化先も野生で出現します。図鑑を埋めることが目的ならば、いちいち進化させる必要はありません。

どの進化先も生息地に低確率で出現するのですが、なんと「テラスタルする野生ポケモン」として固定シンボルでも登場。低確率の出現を粘るよりも簡単に捕まえられます。テラスタルする各進化の出現位置は下記の通りです。

・ブースター:南5番エリアの岩山の上。
・シャワーズ:オージャの湖、西側にある池の中。
・サンダース:西1番エリアの西側、風車付近。
・ブラッキー:南6番エリア、ベイク空洞の中。
・エーフィ:東3番エリア、北側にある洞窟(横穴)の中。
・グレイシア:ナッペ山の北東。
・リーフィア:南4番エリア、東側の崖の上。

・ニンフィア:北3番エリア、東側へ道なりに進んだ先。

◆どうしても無理なポケモンは交換で!世界中で使われている「交換コード表」もオススメ

選ばなかった御三家やバージョン限定のポケモンは、通信交換で入手するほかありません。相手がいない場合、SNSやネット上の交換掲示板を使うのも手。特にオススメなのは、世界中で使用されている「交換コード表」です。関連記事で紹介しているので、詳しくはそちらご確認ください。

・『ポケモンSV』ポケモン図鑑完成を目指すときのコツ!世界中で使われている「交換コード表」も紹介 | インサイド

特に「メタモン」や「カジッチュ」らは、ミニマップに映っているのになんでいないんだ?と悩まされていた人も多いはず。発見方法を活かし、次こそ捕獲しましょう。
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