誰もが憧れる存在でありながら、一種のファンタジーに過ぎないとも言われている「オタクにやさしいギャル」。最近VTuberの世界では、その夢が現実になったことが話題を呼んでいました。


◆キュートすぎる英語ドッキリ
期待の新人として注目を浴びているのは、2022年12月6日にデビューしたKotoka Torahime(虎姫コトカ)さん。所属グループは「NIJISANJI EN(にじさんじEN)」で、主に英語を使った配信を行っています。

ですが日本語も巧みに話せるようで、デビュー配信では「日本のみんなー!見えてるー!」と呼びかけ、流暢に自己紹介を行う場面もありました。

つまりはバイリンガルなのですが、現在「にじさんじ」のライバーたちが参加している企画「にじARK」では、それを逆手にとったドッキリを実行していました。

同企画では、ライバーたちが『ARK: Survival Evolved』の世界でサバイバル生活を送っている最中。そこで渋谷ハジメさんが2022年12月22日に行った配信、3時間59分頃に事件が起きます。

虎姫コトカさんの見た目は正統派ギャルといった趣ですが、中身も当然のようにギャル。大先輩にあたる渋谷ハジメさんにも臆さず、「Hello~Hey Yeah!」「What are you building?」と陽気に話しかけました。

ですがまるで英語しか話せないかのように、「ニホンゴ、ウマクナインデスケド…」「オウチ、スゴイ、スゴイデスネ」などと、カタコトの日本語トークを展開。

しばらく渋谷ハジメさんを困惑させると、突如スンとした話し方になり、「茶番はやめてちょっとすみません、日本語でちゃんと話します」とネタ晴らし。豪快すぎる声を上げて笑いだします。

渋谷ハジメさんが「ひどいなーひどいぞー!」と抗議すると、すかさず虎姫コトカさんは謝罪するのでした。


そのまま嵐のように去っていった後輩に、渋谷ハジメさんは「ギャルに遊ばれたって!」と苦笑。なにより質感が高かったのは、お別れを行った後の虎姫コトカさんが「He's so sweet」とつぶやいていたところでしょう…。

◆オタク文化もバッチリ!
また虎姫コトカさんは、日本のオタク系カルチャーにも精通しているようです。デビュー配信で好きなゲームを紹介した際には、『ウマ娘 プリティーダービー』や『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』といったタイトルが。

さらに好きなアニメとしては、『明日ちゃんのセーラー服』『とらドラ!』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『リコリス・リコイル』など、新旧15個以上の作品名を挙げていました。

ちなみに彼女のデビュー配信は、先輩であるオリバー・エバンスさんとPetra Gurin(ペトラ・グリン)さんが同時視聴していたのですが、思わぬ盛り上がりを見せることに。

2人は出だしから、ギャルとしての完成度の高さを絶賛。そして趣味について語った部分では、オリバー・エバンスさんから「オタクに理解度があるギャルのラインナップ感がすごい」という言葉も飛び出しました。

見た目も中身もしっかりギャルでありながら、オタク趣味を分かり合える稀有なVTuber。虎姫コトカさんの今後に注目です!
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