ところが最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(ポケモンSV)では、この記録が途切れてしまったモブトレーナーもいるようです。
◆ある意味生まれ変わった「やまおとこ」
主に山地や洞窟に潜み、いわタイプのポケモンなどを使用しがちな「やまおとこ」。実は初代『ポケットモンスター 赤・緑』から登場している、最古参のモブトレーナーです。
しかし『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(ポケモンSV)には残念ながら参戦しておらず、「やまガール」という“亜種”が取って代わることになりました。
ちなみに「やまおとこ」は、見た目についての変化が大きかったことも印象的。元々は恰幅のいい見た目の男性が多く、ダンディなデザインで愛されていました。
ところが『ポケットモンスター サン・ムーン』では、金髪の爽やかな中年男性にモデルチェンジ。そして『ポケットモンスター ソード・シールド』からは、イケメン風の若者へ。激しいビフォーアフターを見せています。
今後再登場する際には、どんな見た目になっているのでしょうか…。
◆あの手この手で少年少女を誘惑したベテラン
「おとなのおねえさん」といえば、『ポケットモンスター』シリーズのセクシー担当として知られているモブトレーナー。
大胆なファッションと派手なお化粧、そしてグラマラスボディによって、多くのプレイヤーを“メロメロ”状態に誘ってきました。
人気の高さからか、シリーズを通してほぼ皆勤状態の彼女。『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』には出演していませんが、その続編には登場するため、世代別で考えると連続出演記録は途絶えていませんでした。
ところが、最新作の『ポケモンSV』には未登場。学園生活が舞台ということで、多くのNPCが“学生”としてカテゴライズされたことが影響したのかもしれません。
余談ですが、「おとなのおねえさん」も「やまおとこ」と同じく、徐々に見た目の変化が起きています。当初のバブリーな見た目から一転し、『ポケットモンスター X・Y』からはモチーフになった地域の特徴が反映されていましたが、次はどんな姿で登場するのでしょうか。
◆アイテムと一緒に消失した「つりびと」
「つりびと」は肩書きの通り、海や川の付近でフィッシングを嗜んでいる大人のトレーナー。あまりバトルに興味がないのか、繰り出すポケモンは釣果と思われる個体が多く、ときには“コイキング統一パ”で勝負をしかけてくることもあります。
そんな愉快きわまりない設定ですが、実は「やまおとこ」と同じく、『赤・緑』からの連続出演が続いていたモブトレーナーでした。
しかし『ポケモンSV』では、釣りアイテムが消失したせいか、「つりびと」も見当たらず。いつも釣り上げられてきたコイキングたちにとっては、ある意味朗報と言えるでしょう。
なお、基本的に過去作では男性しか登場していなかったのですが、『ソード・シールド』では一転して女性の「つりびと」のみに。
ところで皆勤賞のモブトレーナーとしては、やはり「たんぱんこぞう」が有名ですが、『ポケモンSV』でも健在。むしろ“成れの果て”的な存在も出現していました。
どこまで偉大な記録が続くのか、今後の作品からも目が離せません!