アトラス、2024年4月に初任給を30万円へ。社員の平均年収15%引き上げも実施―グローバル展開の好調を反映
アトラス、2024年4月に初任給を30万円へ。社員の平均年収15%引き上げも実施―グローバル展開の好調を反映 画像（2枚）
『ペルソナ5 タクティカ』の発売を目前に控えるアトラスは、グローバルでの競争力の強化と、安定した収入により社員が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境整備を目的に、正社員・契約社員に対し2024年4月より報酬制度を改定することを発表しました。

この改定により新卒の初任給は25万7千円から30万円に、現社員の平均年収は15%の増額となるとのこと。
また海外の事業展開の好調により、2021年度からは全世界での利益を原資とした業績賞与の支給も実施しているといいます。

今回の制度改定についてアトラスは、同社IPの世界的評価の高まり、そして好調なセールスという背景をふまえ、さらなるIPの強化と人材獲得の競争力を高める目的があるとしています。今後も報酬制度だけでなく、人事制度改革などで社員に対する投資を継続していくということです。

なお、ゲーム業界ではセガが2023年7月に新卒初任給を30万円にし、従業員の報酬を30％引き上げる方針を打ち出しているほか、コーエーテクモ、スクウェア・エニックス、コナミ、バンダイナムコグループなどもこの数年で同様の改定を行っています。
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