2024年1月15日にサービス終了を迎えた、スクウェア・エニックスのスマホ向けRPG『SINoALICEーシノアリスー(以下、シノアリス)』。そのサービス終了後の対応が素敵だったので、本記事で紹介します。


◆完結した『シノアリス』が残す、『シノアリスだったナニカ』
『シノアリス』は、『ニーア』シリーズなどで知られる鬼才・ヨコオタロウ氏が原作&クリエイティブディレクターを担当する、童話をもとにしたダークな世界観が特徴の作品。先日、メインストーリーが完結し、2017年6月のサービス開始から6年半の歴史に幕を下ろしました。

サービス終了後には、一部機能を楽しめるオフライン版を配信。これは他のサービス終了したアプリでもよく見られる取り組みですが、『シノアリス』では演出面に一工夫ありました。

まずアプリ名を『シノアリス』から『シノアリスだったナニカ』に変更し、アプリアイコンも看板キャラクターの「アリス」から「花の添えられた墓石」に変わっています。要はスマホのホーム画面に「シノアリスのお墓」を置ける、開発スタッフからの切ない遊び心というわけです。


『シノアリス』は、サービス終了を発表した際にも、「サービス終了するからストーリーも終わらせます」ではなく、「ストーリーが完結するからサービスも終了するよ」というニュアンスだったり、それに合わせて大型キャンペーン「見ナサイ!コレがシノアリスの死に様デス!キャンペーン」を開催したり、4周年イベントで「生前葬(売上が好調な内に、サービス終了のお祭りをやります!)」を開いたりと、それはもう独特な試みを行ってきた作品です。

最後の最後にも、ユニークな試みでユーザーを楽しませてくれました。

◆クリアしたプレイヤーたちの膨大なメッセージも読める
ちなみに『シノアリスだったナニカ』を開くと、いくつもの墓石が並ぶ衝撃的なトップ画面からスタート。一般的なサービス終了後のオフライン版アプリと同じく、キャラクターやストーリーの閲覧などができます。

ただし、ここにも『シノアリス』らしいコンテンツが存在。「シノアリスを戦った人達」と題し、ストーリーをクリアしたプレイヤーたちの「ユーザー名」と「メッセージ」が墓石に刻まれ紹介されています。


ただのお墓アイコンとして残るだけでなく、思い出を振り返るアプリとしてもこれ以上ない作品と言えるでしょう。この演出にSNS上でも、「最高の終わり方ですね」などの反応があがっています。

『シノアリス』では、2024年1月24日より「FINAL運営生放送」が放送予定。本作の歴史を、運営メンバーが振り返る番組になるとのこと。ぜひこちらもご確認ください。

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