任天堂は3月5日(火)に、2024年春シーズンに向けたニンテンドースイッチのCMを公開。そのなかで「ニンテンドー3DS」がノスタルジックなものとして描かれており、国内外のファンが時の流れを感じているようです。


◆『ポケモン』がつなぐ兄弟の絆
公開された「Nintendo Switch 2024春 CM」では、学校を卒業し一人暮らしを始める青年が上京によって引っ越す物語を軸に『ポケットモンスター』で紡ぐ兄弟の絆が描かれています。

その内容は、兄が引っ越し準備中にニンテンドー3DSと『ポケットモンスター X・Y』を見つけ、幼少期に弟と共にプレイしていた頃、特に「ゲッコウガ」で盛り上がった頃を思い出します。それをきっかけに兄はニンテンドースイッチ向けのシリーズ最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』を開始。既にプレイしていた弟にアドバイスを貰いつつ、幼少期の頃のように隣り合って遊びました。

弟は、兄が引っ越す直前、ポケモン交換で兄にゲッコウガを託し、青年はゲッコウガの入ったニンテンドースイッチを持って東京で新たな生活へ旅立っていく…というもの。

時間を超えて愛されるシリーズ『ポケットモンスター』ならではである会話や、東京の夜明けを想わせる青年の新たな生活などが魅力的なCMですが、一部のファンは「ニンテンドー3DSがノスタルジックなゲーム機として扱われる」ことに注目しているようです。


◆発売から13年以上が経過している事実
海外メディア(GamesRadar+)も伝えている通り、海外では「この新しいCMでは3DSがレトロなゲーム機として描かれている」というX投稿が話題を呼んでいます。投稿者は自身の世代になぞらえて「私の時代には、NES(ファミコン)やゲームボーイと呼ばれる携帯型ゲーム機があってだな…」とも語っています。

日本国内でも、このCMに対して3DSが“昔のゲーム機”として描かれていることに驚きを述べる声は引用リポストなどでみられます。

ニンテンドー3DSは2011年2月26日に発売された任天堂の携帯型ゲーム機。その名の通り裸眼3Dへの対応や、スライドパッド(いわゆるアナログスティック)の実装など、ニンテンドーDSから大幅にグレードアップしたものでした。

発売から実に13年以上が経過しておりCMに登場する兄の年齢は定かではありませんが、仮に高校卒業とすると発売当時は5歳という計算になります。


……そう考えるとちょっとエグみがある。

なお2011年当時は、東日本大震災(3.11)や流行語にもなった「なでしこジャパン」のFIFA女子ワールドカップ優勝などの出来事がありました。

ゲーム業界では『マリオカート7』や『ファイナルファンタジー零式』の発売年であるほか、PlayStation Networkの大規模なネットワーク障害及び個人情報流出事件や、新型ゲーム機PlayStation Vita(当時はNGP=Next Generation Portableのコードネーム)の発売、またWiiUが発表された年でもありました。

13年前というのは、もう遠い昔かもしれません。