そこでこの記事では、2024年6月に発売されるタイトルの中からおすすめを5つ紹介します。過酷な6月を乗り越えるための一助になれば幸いです。
◆2024年6月14日(金)『真・女神転生V Vengeance』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S/PC)
『真・女神転生V Vengeance』は、2021年にニンテンドースイッチにて発売された『真・女神転生V』のストーリーに加え、「虐げられた者たちによる復讐譚」を新たに描くシリーズ最新作です。
本作の目玉はゲームの冒頭で訪れるシナリオの分岐です。『真・女神転生V』で語られた、天使と悪魔の戦争に巻き込まれ世界の未来を賭けた闘いに身を投じる「創世の女神篇」か、新たに追加された、砂漠と化した東京で出会う少女と共にこの世界の謎に挑むことになる虐げられた者たちによる復讐譚「復讐の女神篇」のどちらをプレイするか選ぶことができます。シナリオは中盤以降で差異が大きくなっていくので、前作をプレイしている方でも大いに楽しめますね。
新システムも追加されています。「雲上視界」機能では、Googleストリートビューの航空写真のような形で自分の位置を俯瞰することができるため、フィールドの探索が行いやすくなりました。また、制限のあるエンカウント回避機能として追加された「護陣エストマ」は、時間をかけずに探索を行いたい際に最適ですし、フィールド上のどこでもセーブができるようになったことで、新規プレイヤーでも遊びやすい仕様に変わっています。
新たなシナリオや便利な機能が追加された『真・女神転生V』の決定版ともいえる本作。『V』未プレイの方には特におすすめの作品です。
◆2024年6月14日(金)『モンスターハンター ストーリーズ』(ニンテンドースイッチ/PS4/Steam)
『モンスターハンター ストーリーズ』は、2016年にニンテンドー3DS向けに発売されたものの移植作品です。『モンスターハンター』シリーズでお馴染みの「リオレウス」「ラージャン」「ティガレックス」などが登場する世界で、モンスターと絆を結んだ「モンスターライダー」として、“黒の狂気”と呼ばれる災厄に立ち向かう物語が描かれています。
特徴は、3すくみの関係性を持つ、パワー・スピード・テクニックの3つのコマンドを駆使するバトルシステム。本家『モンスターハンター』とは異なり、コマンドバトルPRG特有の戦略性の高いバトルが楽しめます。
また、オトモンの能力を駆使してフィールドを探索し、持ち帰ったタマゴをふ化させることで、シリーズでお馴染みの人気モンスターを仲間(オトモン)にすることも可能。自分だけのオトモンに育成し、強敵に挑みましょう。
移植に際してはフルボイスと、資料集や音楽を楽しめるミュージアム機能が新しく追加されています。未プレイの方はもちろん、既にプレイ済みの方も楽しめる作品ですね。
さらに、本作の続編『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』のPS4への移植も同日6月14日に行われます。こちらも要注目です。
◆2024年6月20日(木)『ラスティッド モス』(ニンテンドースイッチ/PS5/Xbox Series X|S/Steam)
『ラスティッド モス』は、銃を手にグラップルで飛び回るツインスティックシューター型メトロイドヴァニアです。舞台は妖精により人類滅亡の危機に瀕する世界。
本作は、銃での攻撃、移動、ジャンプ、グラップリングの基本アクション4つを主に使用してゲームを進行していきます。特徴的なアクションのグラップリングは、天井、壁、床などの草のようなものが生えている部分にグラップルを投げることで使用可能。非常に癖のある操作性故に慣れが必要なものの、扱えるようになればジャンプでは届かないエリアや、地面がないような場所もテンポよく進められます。
戦闘面では、ピストル、ショットガン、ロケットランチャーなど6種類の武器で敵に攻撃が可能。また、「トリンケット」という装備アイテムを使用することで、「移動速度アップ」や「ライフ最大時に攻撃力アップ」、「回復ボタン2度押しで爆発」など特殊な強化や、アクションの追加もできるので、基本アクションの銃撃以外にもさまざまな攻撃手段を楽しめます。
グラップリングを利用した自由自在なハイスピード移動アクションに、ポストアポカリプスもののストーリーが魅力の本作。珍しいメトロイドヴァニアを遊びたいという方はもちろん、癖のある操作性にRTAモードといったやりごたえのあるゲームを遊びたいという方にもおすすめの作品です。
◆2024年6月25日(火)『スーパーモンキーボール バナナランブル』(ニンテンドースイッチ)
『スーパーモンキーボール バナナランブル』は、ボールに入ったおサルを転がしてゴールを目指す、シンプルなアクションゲームです。アーケード作品『モンキーボール』から派生した、20年以上の歴史を誇るシリーズの最新作となっています。
ゲーム性はいたってシンプル。
シリーズ最新作となる本作では、新たなアクションとして「スピンダッシュ」が登場しました。これにより障害物の乗り越えやショートカット、マルチ対戦ではライバルの弾き飛ばしが可能になったりと、従来のゲーム性を保ちつつもアクションの自由度が上がった形です。
また、一新された200種類のコース、300種類以上のコーデパーツを使ったキャラクターのカスタマイズ、さらに最大16人のオンラインマルチプレイに最大4人のローカルマルチプレイなどにより、遊びの自由度も過去最高となっています。
直観的な操作で1人でも複数人でも楽しむことができる本作。パーティーゲームを探している方には特におすすめです。
◆2024年6月27日(木)『ルイージマンション2 HD』(ニンテンドースイッチ)
『ルイージマンション2 HD』は、2013年にニンテンドー3DS向けに発売された『ルイージマンション2』のグラフィックス刷新版です。キングテレサによりバラバラにされた、不思議な力を持つ「ダークムーン」のカケラを集めるべく、沢山のオバケが住み着くオバ渓谷を舞台に、ちょっぴり臆病なルイージが活躍するアクションアドベンチャーゲームとなっています。
探索でルイージの相棒となるのは掃除機のような見た目の「オバキューム」です。オバキュームは暗い所を照らしたり、いろいろな物を吸い込んだり、仕掛けを動かしたり、映画「ゴーストバスターズ」のようにオバケを掃除機で吸い込めます。プレイヤーはこれらのアクションを駆使して、オバ渓谷に建つさまざまな施設に住み着くオバケを退治し、「ダークムーン」のカケラを集めていきましょう。
タワーの1階から頂上を目指す「テラータワー」モードでは、オンラインまたはローカル通信を使用して最大4人でオバケ退治が楽しめます。一人でも、複数人でも楽しめる名作『ルイージマンション2』、ぜひ遊んでみては。
また、本作はニンテンドーカタログチケットの対象作品となっていますので、購入時にはこちらを利用するのもありかもしれません。
以上、2024年6月に発売されるタイトルの中からおすすめを5つ紹介しました。気になった作品がありましたら、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。