今月も終わりを迎えつつありますが、ゲーム業界の盛り上がりはこれからが最高潮。というのも、8月29日・30日の2日間だけで、優に15本を超えるタイトルが集中して発売されるためです。
その中には、今年の夏を代表する話題作も含まれており、さらなる盛り上がりを見せること間違いなし。今回は、特にチェックしておきたい4作品をピックアップし、注目すべき理由と共にお届けします。熱すぎるこの2日間、どうぞお見逃しなく!
■スイッチ/PS5/PS4/PC『ガンダムブレイカー4』:2024年8月29日発売
「機動戦士ガンダム」シリーズをモチーフにしたゲーム作品は数多くありますが、ガンダムのプラモデル──通称「ガンプラ」──を軸に据え、ユニークな発想と大胆なゲーム性が評価された『ガンダムブレイカー』シリーズは、数多くのファンを獲得しました。
このシリーズに登場する機体は全てガンプラなので、パーツ単位で組み替えることが可能。「ガンダムのボディにザクの頭をつける」という離れ業も、本シリーズなら全く問題なく行えます。
かつてない機体構成の自由度と、自分が作った「ガンプラ」を操作できるアクション性。この2つの要素を同時に味わえるのは、『ガンダムブレイカー』シリーズだけ。その独自性を求めるファンは多く、この『ガンダムブレイカー4』を待ち望む人が後を絶ちません。
ちなみに、前作にあたる『New ガンダムブレイカー』は残念ながら不評が相次ぎ、中古市場でも足早に値崩れが起こったほどでした。その反動から、本作により大きな期待が集まっているという一面もあります。
かつての不安を吹き飛ばすような傑作となり、更なる飛躍を果たして欲しいばかりです。
■PS5/PS4/Xbox Series X|S/PC『聖剣伝説 ヴィジョンズ オブ マナ』:2024年8月29日発売
シリーズの1作目となった『聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~』は、そのタイトルからも分かる通り、『FF』の外伝的な作品として出発しました。
以降も、『聖剣伝説2』や『聖剣伝説3』、『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』といった名作を生み出します。しかし、ゲーム機向けの展開は『聖剣伝説 HEROES of MANA』を最後に、シリーズの展開はやや大人しい方向に進み始めます。
移植やリメイク作、スマホ向けの新たな展開などは続いたものの、完全新作はしばらく音沙汰のない期間が続きました。ですが、ファンが長年待ち続けたシリーズの完全新作が、17年の時を経て、この夏に『聖剣伝説 ヴィジョンズ オブ マナ』として登場します。
『聖剣伝説』の特徴ともいえる温かみのあるグラフィックは、本作でも正当進化を遂げており、見惚れるほど美しい世界が作中に広がっています。また、フィールドがセミオープンになっており、広大な世界を冒険する楽しさもたっぷりと味わえることでしょう。
お馴染みの「リングコマンド」や「クラスチェンジ」、「操作キャラの切り替え」などの要素を受け継ぎつつ、本作独自の要素も詰め込まれている『聖剣伝説 ヴィジョンズ オブ マナ』。シリーズの最先端がどんな作品に仕上がったのか、その目で直接お確かめください。
■スイッチ『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』:2024年8月29日発売
ファミコン時代には様々な名作ADVが登場しましたが、そのひとつに数えられているのが『ファミコン探偵倶楽部』シリーズです。1作目の『消えた後継者』と、2作目の『うしろに立つ少女』がディスクシステムソフトとして登場し、奇怪な殺人事件と巧みな展開の相乗効果で、多くのユーザーを虜とします。
また、時代がスーパーファミコンに移ると、2作目がリメイクされたほか、サテラビュー向けに『BS探偵倶楽部 雪に消えた過去』が配信されるなど、意欲的な展開がさらに続きました。
シリーズが沈黙を保つ期間も長かったものの、2021年になると1作目と2作目のフルリメイクが実現。グラフィックも一新され、令和に『ファミコン探偵倶楽部』が蘇りました。そして2024年8月29日に、ファン待望の『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』が登場します。
『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』は、シリーズファンが待ち続けた完全新作です。1997年に配信された『BS探偵倶楽部 雪に消えた過去』から数えると、27年振りの完全新作となります。
本作では、『消えた後継者』から2年後の世界が描かれており、主人公はもちろん「橘あゆみ」や「空木俊介」といった主要メンバーも健在。被害者が“笑顔が描かれた紙袋”を被せられた連続殺人事件と、奇矯な都市伝説の謎に翻弄される物語が、あなたを待ち受けています。
『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』の発売に先駆け、第3章まで遊べる体験版が配信されているので、まずはそちらに触れて見るのもお勧めです。
■スイッチ/PS4/PC『ウマ娘プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』:2024年8月30日発売
2016年にプロジェクトの始動が明かされた『ウマ娘 プリティーダービー』は、予定されていたゲームアプリの開発が遅れ、2年を超える延期を経てからの配信となりました。しかし、その間に展開したTVアニメやコミカライズなどで知名度を広げ、万全の態勢でアプリの配信を迎えます。
その結果、ゲームアプリ『ウマ娘 プリティーダービー』は正式サービス開始直後から大ヒットを遂げ、一大ブームを巻き起こしました。
そんな『ウマ娘 プリティーダービー』が、アプリ版とはまったく違う内容で、現行機向けに登場。本作『ウマ娘プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』が、コンシューマー向けに華麗な初参戦を飾ります。
アプリ版はウマ娘の育成がゲーム性の軸でしたが、この『熱血ハチャメチャ大感謝祭』は、4つの競技を通して決着をつけるミニゲーム集になっています。アプリ版でお馴染みの面々が、本作ではドット絵で描かれており、一味違ったキュートさが楽しめるのも特徴です。
本作で競い合うのは、校外に飛び出して入り乱れる「ファン大感謝祭 大障害」、ド派手なゴールを狙う変則4人制の「バスケット奪取 ステークス」、最後の1人となるまで戦い続ける「ウマドッジ チャンピオンシップ」、ライバルよりも多くの料理を運び、大量に食べまくる「大食い ダービー」の4種目。いずれも、文字通り“ハチャメチャ”な競技ばかりです。
また、各チームの物語が展開するストーリーモードも楽しめるほか、ひとりプレイ専用の横スクロールアクション「ゴルシちゃんの大冒険II」も収録。ひとりでもみんなでも楽しめる、まったく新しい「ウマ娘」のゲームです。
■PS5/Xbox Series X|S/PC『スター・ウォーズ 無法者たち』:2024年8月30日発売
1977年に上映された1作目を皮切りに、世界中で愛され続けた「スター・ウォーズ」シリーズ。その活躍は映画だけに留まらず、アニメに小説、コミックやゲームなど、多岐にわたって展開したスペースオペラシリーズです。
この『スター・ウォーズ 無法者たち』も、「スター・ウォーズ」の世界を舞台とするゲーム作品のひとつ。
しかも本作は、「スター・ウォーズ」シリーズ初のオープンワールド作品です。広大な惑星を単作できるのはもちろん、宇宙に飛び出し、星々をわたって活躍することもできます。
タイトルにある通り悪事に手を染める機会が多く、様々な犯罪シンジケートと関わる中で、自分はどのように生きていくのか。自由な取捨選択と、その判断の結果が楽しめるのも、本作が持つ大きな魅力と言えるでしょう。
ブラスターによる射撃戦、相棒とのコンビネーション、宇宙船でのドッグファイト、広大なフィールドと乗り物を活かしたチェイスなど、アクション性もバラエティに富んでいます。宇宙規模の冒険を求める人は、『スター・ウォーズ 無法者たち』を候補に加えてみてはいかがですか。
その中には、今年の夏を代表する話題作も含まれており、さらなる盛り上がりを見せること間違いなし。今回は、特にチェックしておきたい4作品をピックアップし、注目すべき理由と共にお届けします。熱すぎるこの2日間、どうぞお見逃しなく!
■スイッチ/PS5/PS4/PC『ガンダムブレイカー4』:2024年8月29日発売
「機動戦士ガンダム」シリーズをモチーフにしたゲーム作品は数多くありますが、ガンダムのプラモデル──通称「ガンプラ」──を軸に据え、ユニークな発想と大胆なゲーム性が評価された『ガンダムブレイカー』シリーズは、数多くのファンを獲得しました。
このシリーズに登場する機体は全てガンプラなので、パーツ単位で組み替えることが可能。「ガンダムのボディにザクの頭をつける」という離れ業も、本シリーズなら全く問題なく行えます。
かつてない機体構成の自由度と、自分が作った「ガンプラ」を操作できるアクション性。この2つの要素を同時に味わえるのは、『ガンダムブレイカー』シリーズだけ。その独自性を求めるファンは多く、この『ガンダムブレイカー4』を待ち望む人が後を絶ちません。
ちなみに、前作にあたる『New ガンダムブレイカー』は残念ながら不評が相次ぎ、中古市場でも足早に値崩れが起こったほどでした。その反動から、本作により大きな期待が集まっているという一面もあります。
かつての不安を吹き飛ばすような傑作となり、更なる飛躍を果たして欲しいばかりです。
■PS5/PS4/Xbox Series X|S/PC『聖剣伝説 ヴィジョンズ オブ マナ』:2024年8月29日発売
シリーズの1作目となった『聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~』は、そのタイトルからも分かる通り、『FF』の外伝的な作品として出発しました。
ですが、ゲームボーイ向けとして手応えのあるアクション性を実現し、心に刺さる物語も描くなど、質の高い作品として評価され、独立したシリーズとして発展を遂げます。
以降も、『聖剣伝説2』や『聖剣伝説3』、『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』といった名作を生み出します。しかし、ゲーム機向けの展開は『聖剣伝説 HEROES of MANA』を最後に、シリーズの展開はやや大人しい方向に進み始めます。
移植やリメイク作、スマホ向けの新たな展開などは続いたものの、完全新作はしばらく音沙汰のない期間が続きました。ですが、ファンが長年待ち続けたシリーズの完全新作が、17年の時を経て、この夏に『聖剣伝説 ヴィジョンズ オブ マナ』として登場します。
『聖剣伝説』の特徴ともいえる温かみのあるグラフィックは、本作でも正当進化を遂げており、見惚れるほど美しい世界が作中に広がっています。また、フィールドがセミオープンになっており、広大な世界を冒険する楽しさもたっぷりと味わえることでしょう。
お馴染みの「リングコマンド」や「クラスチェンジ」、「操作キャラの切り替え」などの要素を受け継ぎつつ、本作独自の要素も詰め込まれている『聖剣伝説 ヴィジョンズ オブ マナ』。シリーズの最先端がどんな作品に仕上がったのか、その目で直接お確かめください。
■スイッチ『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』:2024年8月29日発売
ファミコン時代には様々な名作ADVが登場しましたが、そのひとつに数えられているのが『ファミコン探偵倶楽部』シリーズです。1作目の『消えた後継者』と、2作目の『うしろに立つ少女』がディスクシステムソフトとして登場し、奇怪な殺人事件と巧みな展開の相乗効果で、多くのユーザーを虜とします。
また、時代がスーパーファミコンに移ると、2作目がリメイクされたほか、サテラビュー向けに『BS探偵倶楽部 雪に消えた過去』が配信されるなど、意欲的な展開がさらに続きました。
しかし、大きな動きはこの時期を境に一旦落ち着き、以降は移植やバーチャルコンソール版などの展開に留まります。
シリーズが沈黙を保つ期間も長かったものの、2021年になると1作目と2作目のフルリメイクが実現。グラフィックも一新され、令和に『ファミコン探偵倶楽部』が蘇りました。そして2024年8月29日に、ファン待望の『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』が登場します。
『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』は、シリーズファンが待ち続けた完全新作です。1997年に配信された『BS探偵倶楽部 雪に消えた過去』から数えると、27年振りの完全新作となります。
本作では、『消えた後継者』から2年後の世界が描かれており、主人公はもちろん「橘あゆみ」や「空木俊介」といった主要メンバーも健在。被害者が“笑顔が描かれた紙袋”を被せられた連続殺人事件と、奇矯な都市伝説の謎に翻弄される物語が、あなたを待ち受けています。
『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』の発売に先駆け、第3章まで遊べる体験版が配信されているので、まずはそちらに触れて見るのもお勧めです。
■スイッチ/PS4/PC『ウマ娘プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』:2024年8月30日発売
2016年にプロジェクトの始動が明かされた『ウマ娘 プリティーダービー』は、予定されていたゲームアプリの開発が遅れ、2年を超える延期を経てからの配信となりました。しかし、その間に展開したTVアニメやコミカライズなどで知名度を広げ、万全の態勢でアプリの配信を迎えます。
その結果、ゲームアプリ『ウマ娘 プリティーダービー』は正式サービス開始直後から大ヒットを遂げ、一大ブームを巻き起こしました。
その勢いと活気は変わることなく、今も高い人気を誇っています。
そんな『ウマ娘 プリティーダービー』が、アプリ版とはまったく違う内容で、現行機向けに登場。本作『ウマ娘プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』が、コンシューマー向けに華麗な初参戦を飾ります。
アプリ版はウマ娘の育成がゲーム性の軸でしたが、この『熱血ハチャメチャ大感謝祭』は、4つの競技を通して決着をつけるミニゲーム集になっています。アプリ版でお馴染みの面々が、本作ではドット絵で描かれており、一味違ったキュートさが楽しめるのも特徴です。
本作で競い合うのは、校外に飛び出して入り乱れる「ファン大感謝祭 大障害」、ド派手なゴールを狙う変則4人制の「バスケット奪取 ステークス」、最後の1人となるまで戦い続ける「ウマドッジ チャンピオンシップ」、ライバルよりも多くの料理を運び、大量に食べまくる「大食い ダービー」の4種目。いずれも、文字通り“ハチャメチャ”な競技ばかりです。
また、各チームの物語が展開するストーリーモードも楽しめるほか、ひとりプレイ専用の横スクロールアクション「ゴルシちゃんの大冒険II」も収録。ひとりでもみんなでも楽しめる、まったく新しい「ウマ娘」のゲームです。
■PS5/Xbox Series X|S/PC『スター・ウォーズ 無法者たち』:2024年8月30日発売
1977年に上映された1作目を皮切りに、世界中で愛され続けた「スター・ウォーズ」シリーズ。その活躍は映画だけに留まらず、アニメに小説、コミックやゲームなど、多岐にわたって展開したスペースオペラシリーズです。
この『スター・ウォーズ 無法者たち』も、「スター・ウォーズ」の世界を舞台とするゲーム作品のひとつ。
時系列的には「エピソード5/帝国の逆襲」と「エピソード6/ジェダイの帰還」の間に位置しており、ファンにとってたまらない体験が味わえます。
しかも本作は、「スター・ウォーズ」シリーズ初のオープンワールド作品です。広大な惑星を単作できるのはもちろん、宇宙に飛び出し、星々をわたって活躍することもできます。
タイトルにある通り悪事に手を染める機会が多く、様々な犯罪シンジケートと関わる中で、自分はどのように生きていくのか。自由な取捨選択と、その判断の結果が楽しめるのも、本作が持つ大きな魅力と言えるでしょう。
ブラスターによる射撃戦、相棒とのコンビネーション、宇宙船でのドッグファイト、広大なフィールドと乗り物を活かしたチェイスなど、アクション性もバラエティに富んでいます。宇宙規模の冒険を求める人は、『スター・ウォーズ 無法者たち』を候補に加えてみてはいかがですか。
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