任天堂は株式会社ポケモンと共同で、9月18日にポケットペアに対する特許権の侵害訴訟を東京地方裁判所に提起したと発表しました。

◆『ポケモン』との類似を問題視された『パルワールド』
この訴訟は、ポケットペアが開発・販売するゲーム『Palworld / パルワールド』が複数の特許権を侵害しているとして、侵害行為の差止及び損害賠償を求めるものです。


『パルワールド』は、不思議な生き物「パル」が暮らす世界を舞台としたモンスター育成オープンワールドサバイバルクラフトゲーム。国内外で発売直後から大きな話題を集める一方で、『ポケットモンスター』とゲームデザインが類似している部分があるとして問題視されました。

著作権ではなく特許権を理由とした訴訟のため、ポケモンとパルたちの見た目による類似点は関係なく、ゲームシステムに引っかかる部分があった模様です。

任天堂は「当社は、長年の努力により築き上げてきた当社の大切な知的財産を保護するために、当社のブランドを含む知的財産の侵害行為に対しては、今後も継続して必要な措置を講じていく所存です」とコメントしています。
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