◆改造ニンテンドースイッチの“商標法違反(販売譲渡)”による摘発は全国初
この男性は、海賊版ゲームソフトを起動できるよう改造を施したニンテンドースイッチ本体を、ニンテンドースイッチの登録商標と類似の商標を付したまま販売譲渡し、任天堂の商標権を侵害した疑いが持たれています。
改造されたニンテンドースイッチは、正規品よりも5,000円程安い28,000円で販売されており、通常のシステムが起動しないよう新たに基盤を加えたり、非正規のアプリやソフトを入れたりし、海賊版ゲームソフト27本分が遊べる状態だったとのこと。
男性は自らニンテンドースイッチを改造した上で、フリマアプリを用いて販売しており、警察の調べに対し「改造機を販売すればどれくらい『すごい』と反響があるのか知りたかった」と、容疑を認める供述をしているそうです。なお、改造したニンテンドースイッチの販売に関わる商標法違反の摘発は全国初だといいます。