3月21日に体験版が配信されたSteam向け新作ゲーム『My Little Puppy』にて、キアヌ・リーブス主演の映画「ジョン・ウィック」のパロディらしき演出があり話題を呼んでいます。

◆『My Little Puppy』で再会するジョン・ウィックとその愛犬
本作は、「人が亡くなった後、先に旅立った犬が温かく迎えてくれる」というアイデアに着想を得たストーリー重視のシングルプレイアドベンチャーゲームです。
プレイヤーは天国にいるウェルシュ・コーギーの「ボング」となり、あの世へ旅立ったばかりの飼い主を迎えに行く旅に出ます。

一方の「ジョン・ウィック」は全4作が公開されている人気アクション映画で、引退した伝説の殺し屋「ジョン・ウィック(役:キアヌ・リーブス)」の姿を描きます。平穏な暮らしを送っていた彼の家に強盗が押し入り、愛車を奪った上に愛犬も殺害。これを機にジョンは裏社会へ戻り、復讐の旅へと乗り出します。

この愛犬は、ジョンが殺し屋を引退するきっかけでもあった最愛の妻が残したもので、自らの死を悟った妻が「私の代わりにこの子を愛して」というメッセージを添えてジョンに託したもの。ゆえに愛犬の存在は、彼にとって非常に大きなものだったと言えます。

『My Little Puppy』では、そんなジョンと愛犬らしきキャラクターがゲーム内に登場します。初期マップの片隅で一緒に座っており、男性は容姿やスーツ姿までジョンとほぼ一致。犬の方も映画と同じビーグル犬です。

「人が亡くなった後、先に旅立った犬が温かく迎えてくれる」という本作の設定からするに、この世界で亡くなったジョンを愛犬が迎えに来てくれたということなのでしょう。

あくまでパロディではありますが、この演出にSNS上では「愛犬と再会できたようで良かったね」「あったけぇパロディ」「一緒に休んだ後に奥さんのところへ行くのかな」「可能ならアイ・アム・レジェンドとかもやってほしい」などの声が寄せられています。

『My Little Puppy』の体験版はSteamにて配信中。
正式リリースは2025年が予定されています。
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