過酷な戦いに身を投じながら、文明が滅んだ世界の真実に迫る『AI LIMIT 無限機兵』。「アリサ」と呼ばれる機兵を操作して挑む高難易度アクションが、3月27日に発売されました。


本作では、いわゆる“死にゲー”に属する手応え満点のアクションが特徴的で、手ごわい敵を前に絶望に駆られることも少なからずあります。そんな時、プレイヤーの支えになってくれるのが、物静かながらも隠し切れないアリサの可愛さです。

そんな彼女の魅力をより引き出してくれるのが、ゲーム進行に応じて手に入る衣装(防具)の数々です。ゲーム的な有利不利もありますが、その見た目で上がるモチベーションが、最大の効果かもしれません。

本作でアリサは、どんな衣装に身を包むのか。序盤の範囲で手に入る衣装の数々を、いち早くお届けします。

■「ボロいフード」と「ぼろぼろの服」も悪くない佇まい
ゲーム開始時点で彼女が身に着けているのは、そのものズバリな「ぼろぼろの服」です。過酷な旅の始まりなので、豪華な服に身を包んでいるわけもなく、当然の装いと言えるでしょう。

ただし、ボロボロなのは外套部分だけで、簡素ながらシャツや丈の短いスカートは至って普通の状態。これといった目立つ装いではありませんが、ベーシックで悪い印象は受けません。

ここに、冒頭で手に入る「ボロいフード」を合わせると、フードと外套の色がマッチして、非常にしっくりきます。(おそらく)特別な効果があるわけではありませんが、気配を消すのにうってつけな格好です。


■ザ・機兵な「機兵の面具」と「機兵の軽鎧」
機兵らしい装いといえば、「機兵の面具」と「機兵の軽鎧」が代表的と言えます。「機兵の面具」は、顔の前面上部だけなので、防具としては小さめですが、目元を全て覆っているため、ツワモノ感が漂います。

「機兵の軽鎧」は胸部を形通りになぞっているため、実用性の高い無骨な防具ながらセクシーさも感じられます。一方で、右腕全体が装甲で覆われており、戦うための装備なのと言外に主張する点も見逃せません。

機動性を損なわないためか、胸元や背面、太ももなどが露出されているものの、戦闘の装いといった緊張感は失われておらず、戦う女性らしさが感じられる一品です。

■「ミサゴの笠」と「旅人の服」で意外性を楽しむ
カジュアルな「旅人の服」に、三度笠のような「ミサゴの笠」を組み合わせるのもオツなもの。笠といっても「ミサゴの笠」は金属的な装飾がほどこされているため、想像するほどのミスマッチ感はありません。

「旅人の服」の丈は短いものの、スパッツを身に着けているので、激しく動いても問題はなし。ひらめく布地が、むしろアクションの激しさを雄弁に物語ってくれます。

■三度笠が流行ってるの!? 「ブッダの笠」に「タカマガハラの笠」
三度笠的な衣装はこのほかにもあり、「ミサゴの笠」は円錐状でしたが、「ブッダの笠」は円柱状。こちらは、なんとなく浪人感を覚えます。

ここに「漁師の服」を合わせると、近未来世界のストリート的な装いに。
胸元だけを覆ったインナーの上に短めのジャケットを羽織り、腹部はいわゆるへそ出し。しかも、右の腰あたりには花のタトゥーらしきものを覗かせており、任侠な気配も感じます。

同じく三度笠系の「タカマガハラの笠」は、中央の突起部分も含めて丸みが強いデザイン。色味は赤なので、炎属性の武器を振るうと実に映えます。

■衣装替えといえば、やっぱり「フリルの髪飾り」と「メイド服」!
ゲーム内衣装といえば、メイド服も定番のひとつ。本作にも、「フリルの髪飾り」と「メイド服」があり、両方身に着けると完璧にメイドさんになります。

スカートは足首まであるクラシカルなタイプではなく、短めで動きやすいミニ寄りの丈。胸元こそやや開いていますが、フリルも華美ではなく、色味もモノクロで落ち着いています。

この衣装で戦っていると、荒廃したこの世界を救うという「ご奉仕」な気分になることも。見た目の印象が感覚に影響するのは間違いなく、やはりモチベの向上にも役立つことでしょう。

背面から不意打ちすると、左手が槍状に変化しますが、この衣装で行うと“戦うメイドさん”度がさらに跳ね上がります。この装いもクセになりそうです。


■髪型&髪色も変わる「ポニーテール」が尊い
ちなみに頭部の衣装は、身に着けるものだけでなく、髪型を変化させるものもあります。「ポニーテール」は黒髪なポニーになる装いで、色味的に「メイド服」ともマッチします。

本作では、ワイヤーを伝って移動する場面もあり、ポニーテールをたなびかせながらの移動も眼福です。

敵の背後からゆっくり忍び寄る様は、実は暗殺者なメイド……みたいなニュアンスで、これもまたよし。「フリルの髪飾り」と併用できれば最高でしたが、これは望みすぎでしょう。

ちなみに、ポニーテールには色違いもあり、「ミサゴのポニーテール」を身に着けると、ピンクなポニーを楽しめます。

色味が変わるだけで、漂う雰囲気まで一変したかのよう。「調査隊の服」もカジュアル寄りの衣装なので、「ミサゴのポニーテール」との相性は良好です。

■衣装を脱いだらどうなるの……?
ちなみに、衣装を全て外すとどうなるのかといえば、黒いビキニタイプのインナーのみになります。服を脱いだと考えれば至極当然の格好ですが、機兵もインナーを身に着けるのだと、ひとつ知見が得られました。

黒いインナーですが際どさのあるデザインではなく、布地部分は比較的多め。それよりも、衣装に隠されて気づきませんでしたが、想像よりもややふくらみのある太ももが、健康美に溢れていて実に魅力的です。
この曲線美を拝めただけでも、衣装を外した甲斐があります。

■可愛さを全て打ち消す「鉄鍋」が無骨を極める
ここまでは、可愛さや凛々しさ溢れる衣装を紹介しましたが、最後にまったく逆方向の頭部衣装を紹介します。それは、無骨にもほどがある「鉄鍋」です。

鍋と銘打たれていますが、縦長の鉄バケツを連想してもらう方がイメージしやすいかと思います。鉄板を繋ぎ合わせて作られており、しかも完全なフルフェイス。視界を確保する隙間すらなさそうですが、とりあえず問題なく動けるようです。

他の衣装はどれも、アリサの可憐さが溢れるものばかりでしたが、これは完全に魅力を封じ込めており、夜道で出会ったら間違いなく悲鳴を上げて命乞いをしたくなる様相です。

この異様な有様で襲いかかれたら、敵もさぞ驚くことでしょう。その場にいる者を全て斬り伏せていく姿は、どう見ても殺人鬼。間違いなく通報案件です。

ちなみに「鉄鍋」は、この世界で実際に鍋として使われています。貴重な(しかしマズイ)食料である「ゾルダマ」を煮込む時に使用するもので、スカベンジャーたちがこれを被る時は、その内側を舐めて空腹を紛らわすとのこと。
見た目の恐ろしさ以上に、こんな悲しい事情もありました……。

■もはや人じゃない……!? 異様も過ぎる「ソーンヘッドギア」
しかし、この「鉄鍋」すら上回るほど異常なのが、「ソーンヘッドギア」です。その見た目は、もはや“名状しがたきもの”としか呼べないほどですが、敢えて表現するなら“球形のキノコが大小無数に寄生し、頭部を完全に覆い尽くした状態”という感じでしょうか。

「鉄鍋」はまだ殺人鬼止まりでしたが、「ソーンヘッドギア」は宇宙人か寄生体。人間以外の生命体にしか見えません。もちろん、性能としてはただ見た目が恐ろしいだけの衣装なので、おかしなデメリットはありませんが、プレイヤーの精神に影響を与える可能性は否定しきれません。

敵と戦う姿は、どう好意的に解釈しても、人類への侵略行為。もしかして、こいつらが文明を滅ぼしたのでは……と錯覚してしまいそうです。

最後だけ方向性が真逆でしたが、予想外のものも含め、『AI LIMIT 無限機兵』には様々な衣装が登場します。見た目の変化がプレイ意欲をかきたててくれるので、強敵との戦う際には絶望に負けない後押しになってくれることでしょう。

可憐で一途なアリサを華やかな衣装で彩り、荒廃した世界を逞しく駆け抜けてください!
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