2025年も3ヶ月が過ぎ、いよいよ4月を迎えました。今月から新生活が始まる人や、新たな環境で学び直す機会が巡ってきた人も多いことでしょう。
また、環境が変わらずとも、4月は何かと忙しない時期です。

そんな中、今月も様々な注目作が登場します。次に遊ぶゲームを見つけたけど、忙しくてチェックしきれない……そんな方々に向け、4月発売の作品の中から独断で選んだ4タイトルを紹介します。まずはこちらのタイトルから、プレイ予定に組み込んでみてはいかがでしょうか。

■スイッチ『スター・オーバードライブ』:4月10日発売
未知なる惑星に降り立った青年「バイオス」が、未知なる惑星を舞台に170平方kmもの広大なオープンワールドを探索する『スター・オーバードライブ』が、ニンテンドースイッチ向けに登場します。

その広さに呆然としてしまうかもしれませんが、バイオスは高速のホバーボードに乗れるため、爽快な疾走感でこの惑星を駆け抜けることが可能。広大な大地は一転してホバーボードの舞台となり、華麗で豪快なトリックをキメながらスケールの大きな探索が楽しめます。

恋人からの遭難信号を頼りに、獰猛な巨大生物も生息する様々な環境の中、様々なギミックに挑みながら、ホバーボードによる新たな探索体験に挑んでください。

■スイッチ/PS4/Xbox One/Steam『LUNAR リマスターコレクション』:4月18日
最新のゲームもいいものですが、青春時代に触れた作品との再会や、ゲーム史に名を残す往年の作品との新たな出会いもいいものです。そうした気持ちに駆られているなら、4月18日発売の『LUNAR リマスターコレクション』をプレイ候補に加えてください。

『LUNAR リマスターコレクション』は、メガCDを代表するRPG『LUNAR ザ・シルバースター』と『LUNAR 2 エターナルブルー』を収録し、現行機向けにリマスターした作品です。発売当時、美しいアニメーションの表現も取り入れた心揺さぶる物語がプレイヤーの記憶に刻まれ、今も多くの人の胸にプレイ体験が宿っていることでしょう。


この2作品のプラットフォームはメガCDだったため、当時関心を寄せつつも遊べる環境がなかった人も多いはず。あの頃の憧れを、このリマスター版で昇華してはいかがですか。

■PS5/PS4/Xbox Series X|S/Steam/Epic Gamesストア『餓狼伝説 City of the Wolves』:4月24日発売
対戦格闘ゲームが一大ブームを迎えた1991年、SNKが『餓狼伝説 宿命の闘い』をリリースしました。当時様々な格闘ゲームが横行する中、様々なライバル作を相手に人気を集め、プレイヤーキャラの「テリー・ボガード」からボスの「ギース・ハワード」まで、キャラクター陣も非常に印象的でした。

粗削りな部分もありましたが、核となる魅力は確かなもので、後にシリーズ展開へと発展。しかし、『餓狼 MARK OF THE WOLVES』(1999年)を最後に新たな展開が途切れていましたが、最新作『餓狼伝説 City of the Wolves』が26年の時を経て登場します。

「テリー・ボガード」はもちろん、日本一のクノイチ「不知火舞」、ギースの息子にしてテリーが育てた青年「ロック・ボガード」、ジョー東の一番弟子「プリチャ」など、後のシリーズ作で登場した面々も参戦しており、シリーズが積み上げた歴史を改めて実感できる作品といえるでしょう。

従来通りの操作感で楽しめるアーケードスタイルに加え、簡単に必殺技が出せたり、同じボタンの連打でコンボが発生するスマートスタイルも用意。格闘ゲームの操作が苦手な人でも遊びやすい調整も嬉しい限りです。

また、サッカー界のレジェンド「クリスティアーノ・ロナウド」が本作に参戦するという驚きの発表も先日届きました。フットボールとマーシャルアーツを組み合わせたスタイルで戦う彼の勇姿も、併せてお楽しみください。

■スイッチ/Steam『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』:4月24日発売
アクションADVにRPG、対戦格闘と、今月は幅広いラインナップが待っていますが、腰を据えてじっくり遊びたい人は、「極限と絶望」に彩られたADVと、異能の力を駆使して戦略的な戦いに挑むシミュレーションRPGの両面を楽しめる『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』を押さえておきましょう。


「SIREI」と名乗る謎の生物に対抗できるのは、異能の力「我駆力」に目覚めた澄野拓海とその仲間たち。「最終防衛学園」に集められた15人の生徒が、学園を100日間守り抜く過酷な戦いへ、その身を投じます。

『ダンガンロンパ』シリーズで知られる小高和剛氏と『極限脱出』シリーズなどの代表作を持つ打越鋼太郎氏が、共にディレクションとシナリオを担当。また『ダンガンロンパ』シリーズの開発に携わった小松崎類氏は本作のキャラデザインを、高田雅史氏は音楽を手がけており、『ダンガンロンパ』ファンの心を鷲掴みにする開発体制となっています。

選択によって変化するマルチエンディングが採用されており、どのような結末にたどり着くかはプレイヤーのあなた次第。100日間の果てに、何を目の当たりにするのか。選択によって、その結末を掴み取ってください。

本作は体験版が配信中なので、気になる人はまず体験版をプレイし、魅力の一部を味わってみるのもお勧めです。
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