正式リリースから数えて、『勝利の女神:NIKKE』がもうじき2.5周年を迎えようとしています。その開幕に先駆け、記念キービジュアルの公開や、2.5周年特別生放送の配信が告知されるなど、様々な展開が早くも実施されました。
その中でも目が離せないもののひとつが、今回で第3回目となる人気投票です。記念すべき第1回では「モダニア」が、第2回では「レッドフード」がそれぞれ1位を獲得し、殿堂入りを果たしました。このふたりに続くのは誰なのか、多くのプレイヤーが気になるところでしょう。
すでに投票は締め切られており、後は発表を待つばかりです。しかし、投票途中のある期間までは、その時点の集計が明らかになっていました。集計当初は誰が上位に入っていたのか、最近話題となった新ニケたちはどの順位に食い込んだのか。今はもうゲーム内で確認できない初期の人気投票順位を振り返り、結果発表に備えておきましょう。
■暫定1位は2025年初の新ニケ!
人気投票では、殿堂入りの「モダニア」と「レッドフード」を除いた全ての実装済みのニケを対象に、指揮官ひとりあたり最大で1日5票を投じることができました。そのため、幅広い支持を集めるニケや、熱烈なファンを持つニケがより有利になったのかもしれません。
あくまで集計初期の時点に限りますが、華麗にスタートダッシュを決め、暫定1位に輝いたのは「ラピ:レッドフード」でした。(以下、順位は全て、途中経過の暫定です)
主人公である指揮官直属の部隊「カウンターズ」に属しているラピですが、今回票が集まったのは、長らく一緒に行動した「ラピ(SR)」ではなく、長年の迷いを断ち切った「ラピ:レッドフード」の方です。
昨年のメインシナリオで覚醒し、年末年始でその過去が語られたラピは、年明け早々に「ラピ:レッドフード」として新たに実装されました。
内面を描いた物語が紡がれ、オーバースペックの名に恥じぬ高性能で戦力面でも大きく貢献。長年共に行動した彼女の成長と活躍は、指揮官たちにとっても見逃せない展開といえるでしょう。途中経過とはいえ、第1位を奪取するのも納得です。
■1年越しの実装ニケが首位に肉薄
しかし、ほぼ横並びといってもいいほどの僅差で続くのが、第2位の「シンデレラ」。ネタバレを避けるため詳しい言及は避けますが、メインシナリオの初登場時は意外な形で「ゴッデス」部隊の前に登場した彼女は、その1年後の2周年記念イベントを経て、めでたく実装されました。
ある人物の思惑により華々しいデビューは屈辱にまみれてしまいましたが、周囲の助けもあり、また彼女自身も気高い意志を貫き通したおかげで、今ではカウンターズの頼もしい仲間のひとりとして活躍を続けています。
しかし、メインシナリオの最新章で、やむを得ない事情から一時的に離脱。これからしばらく接点がなくなるのか、それとも2.5周年の記念イベントで目的を達成し、再合流するのか。今後の展開も気になるところです。
そんな「シンデレラ」の人気は確かなもので、2位発進はさすがであると同時に、この程度ではまだ収まらない余力も感じさせます。彼女のファンは、最終発表を心待ちにしておきましょう。
■王たる「クラウン」は安定の3位発進
そんなふたりにやや差をつけられたものの、確かな支持を集めて第3位に躍り出たのは「クラウン」でした。約1年前の1.5周年に合わせて実装されえた彼女は、王国を統べる「王」を自称し、自らの身をもって民を守るという、一風変わったニケです。
言葉のチョイスがちょっとあやふやな面はありますが、悲しみに沈むモダニアに寄り添ったり、配下のチャイムが受けた無念の仇を討つなど、人の上に立つ覚悟と気概は十分。少し風変りであっても、周囲から賞賛と信頼を集めるに相応しい存在と言えるでしょう。
また、その実力も素晴らしく、バーストIIのニケとしては現在も最高峰クラス。彼女のおかげで難所を切り抜けられた経験を持つ指揮官も多いことでしょう。作中でも、「ネイキッドキング」と呼ばれる拡張武装を発動させ、強敵のインディビリアを“ひれ伏せさせる”ほどの圧倒的な力を見せつけます。
ゲーム上の「ネイキッドキング」は、特別な効果のないコスチュームに留まっていますが、その名から連想される通り“裸同然”な装いは、視覚的な衝撃を指揮官たちに与えました。この時の驚きが忘れられない人も多いことでしょう。
そんな「クラウン」が、前述の2名にどこまで食らいつくのか、こちらも、最終発表が楽しみです。
■既存のニケでは最高順位の「ドロシー」
「ラピ:レッドフード」「シンデレラ」「クラウン」の3名は、いずれもこの1年間に実装された新ニケなので、実装キャラを対象とした人気投票の対象になるのは初めてです。そのため、特に注目が集まるのも自然な話でしょう。
そんな彼女たちに追いすがるのは、1.5周年以前に実装され、何度も人気登場の上位に名を連ねた面々です。特に、第4位の「ドロシー」は、0.5周年の実装で大きな話題となり、またメインシナリオでも要所要所で活躍し、今後の動きも気になるニケのひとちです。
1.5周年の人気投票では、惜しくも「レッドフード」に敗れたものの、「ドロシー」は堂々の第2位に着地しています。その「レッドフード」が殿堂入りとなった今、彼女のライバルは新ニケの面々と言っても過言ではないでしょう。上位の三強に食い込めるのか、「ドロシー」の躍進にも期待したいところです。
■「紅蓮」の今と過去が順位を争う
第5位に滑り込んだのは、初期から実装されていた古参のひとり「紅蓮」。そんな彼女に迫る第6位は、奇しくも「紅蓮:ブラックシャドウ」です。今現在の「紅蓮」と、彼女の100年前の姿となる「紅蓮:ブラックシャドウ」。同一人物ながら、異なる点を持つ彼女たちが、譲らぬ接戦を繰り広げています。
「紅蓮」は、サービス開始当初からしばらく、最強の一角として長年指揮官たちを支えてきました。今では火力面でほかのニケに譲る場面も多いものの、1.5周年の記念イベントではインディビリアと互角に立ち回る姿も見せ、物語上での強者感は今も衰えていません。
そんな「紅蓮」の火力面を上回って塗り替えた者のひとりが、「紅蓮:ブラックシャドウ」でした。
ちなみに、1.5周年の人気投票では、「紅蓮」が第3位にランクインしており、「紅蓮:ブラックシャドウ」は第5位に収まりました。果たして今回も「紅蓮」が上回るのか、それとも「紅蓮:ブラックシャドウ」がリベンジを果たすのか。紅蓮と紅蓮の競争も見どころです。
■「宝もの」実装で最前線に返り咲いた「ヘルム」の躍進
ここまでは、ベスト5とそれを追いすがる第6位のニケに迫りました。いずれも熱いデッドヒートを繰り広げており、予断を許さない状況です。一方で、近年話題となったニケたちがどの順位に食い込んでいるのか、こちらも気になります。
まず、「紅蓮:ブラックシャドウ」を追いかけて第7位に飛び込んだのが、「ヘルム」でした。彼女は正式サービスからほどなくして実装された、いわば古参に近いニケのひとり。そのため、後続の新ニケに押され、バトルの編成に組み込まれる機会は少なくなっていました……そう、「宝もの」が実装されるまでは。
ニケたちの戦力をサポートする「宝もの」は、獲得まで一苦労するものの、スキルなどが大幅に強化されるなど効果は抜群。しかもヘルムの「宝もの」は特に有用で、編成の有力候補に名を連ねるほど多大な恩恵を与えてくれました。
また戦力面だけでなく、華やかなドレスにプライベートなアフターシャワー姿など、魅力的なコスチュームも披露。実力も見た目も申し分ないニケとして、今も最前線で活躍を続けています。その人気ぶりを考えれば、さらに順位を伸ばしてもおかしくありませんが、果たして……。
■SRながらベスト10入り! アイドル絡みの展開も気になる「アニス」
新旧を問わず、ここまで紹介したニケはいずれもSSR……つまり、最高レアのニケたちです。そんな中、SRながら第9位に滑り込んだのが、「アニス」です。
「カウンターズ」の一員で、口達者なツッコミ役としての印象も強い彼女ですが、ここしばらくは自身の無力さを悔しく思い、一念発起で別行動を決断した「アニス」。その選択とは、アイドルだった過去との決別でした。
その決断はまだ結果が出ておらず、彼女自身ももがいている最中ですが、葛藤や成長を見せる「アニス」に注目が集まっているのも事実。新たなニケたちが人気投票を席捲する中、まだ暫定とはいえ、1.5周年と同じ順位の第9位をキープしているのは、お見事というほかありません。
■“ふとましさ”全開のニケは、果たして何位に?
最近話題となったニケといえば、「ブレッディ」を外すわけにはいきません。愛らしい容姿を持つ彼女は、同時にぽっちゃり柔らかそうな腹部と、ふとましい太ももの持ち主でもありました。
穿かれたスカートの脇をよく見ると、ファスナーは全然上がっておらず、前掛け型のエプロンでなんとか固定。
「ブレッディ」発表の際には、新たな癖の扉が開きそうといった声がSNSに飛び交ったほど。そうしたインパクトが記憶に新しい中、第11位での発進を見せています。ニッチながら研ぎ澄まされたその魅力が、順位にどこまで反映されるのか、目が離せません。
■海賊&水着なメイドも、人気投票に出航!
直近で実装され、こちらも話題となったのが、「マスト:ロマンチックメイド」と「アンカー:イノセントメイド」。前者は、海賊とメイド、後者は水着とメイドという、大胆かつ斬新なコンセプトによる新ニケです。
マストとアンカーは実装済みですが、装いを新たにした別バーションのニケとしてそれぞれ実装されました。メリハリのある尖った性能を持つ「マスト:ロマンチックメイド」と、彼女の弱点を補ってくれる「アンカー:イノセントメイド」のシナジーは良好で、編成に新たな広がりを与えるニケとして歓迎されています。
また、「マスト:ロマンチックメイド」と「アンカー:イノセントメイド」の装いも素晴らしく、それぞれの新たな魅力を引き出すことに成功しています。
前者は肌面積が多くなり、ワイルドとセクシーを併せ持つ装いに。そして後者は、見た目相応の可愛らしい水着姿が、健康的でキュートな魅力を惜しげもなく披露しています。
すでに実装されていた元々のマストとアンカーは、いずれも一定の注目を集めていたニケでした。マストは、実装からほどなくして水着コスチュームに恵まれたほか、昨年の夏イベントではアンカーと共に新たなコスチュームも獲得。マストはガチ系のダイビング装備、アンカーはスク水と、ここでも惜しみなく個性を発揮しています。
しかし元々のふたりは、戦力的な面で現状に追いついているとは言い難い立場にありました。特にアンカーは、SRの配布ニケとして実装されたため、好んで編成する以外ではまず出番のない立ち位置だったのです。
そんなふたりが、海賊メイド&水着メイドに着替えた別バージョンでは、見た目に加えて戦力面の魅力も大きく向上。状況や敵の属性にもよりますが、編成の選択肢に十分入るほどの位置まで登り詰めています。
いくら見た目が好みのニケでも、戦力に不安があると編成に加えるのは難しく、折角のビジュアルも拝む機会が限られてしまいます。かといって、ロビー専用では寂しいばかり。そのため、装いが変わると同時に戦力面も強化された「マスト:ロマンチックメイド」と「アンカー:イノセントメイド」の登場に、心から喜んだ指揮官も少なくないことでしょう。
人気投票の初動では、「マスト:ロマンチックメイド」が第17位、「アンカー:イノセントメイド」が第20位と、上位陣から少し離されています。しかし、対象となるニケは総勢100名を軽く超えており、その中での17位と20位ならかなりの健闘です。さらに順位を押し上げる可能性も少なくないので、海賊で水着なメイドたちの奮戦にも期待しましょう。
上位勢に加え、最近話題になることが多かったニケを対象に、人気投票の初動を振り返ってみました。
全てを紹介すると膨大な数になってしまうので、一部のみをお届けする形となりましたが、このほかにも暫定第8位には定番人気の「アリス」が食い込んだほか、双子バニーの妹「ブラン」(第10位)、演技と素の使い分けもなんだかクセになる「D:キラーワイフ」(第12位)、シンデレラを支え続けた「グレイブ」(第13位)なども、侮れない位置につけています。
また、メインシナリオでの今後の展開も気になる「バイパー」(第14位)、本職よりも板についている感じも否めない「プリバティ:アンカインド・メイド」(第15位)、ブレッディよりひと足先に登場したぽっちゃり系ボディの持ち主「エレグ」(第16位)と、その後も個性的な面子が続いています。
あくまで投票期間中の一時的な結果なので、最終的な順位は大きく変わる可能性もあります。果たしてどのニケが、第3回の人気投票で栄誉を勝ち取るのか。4月19日の発表を、楽しみにお待ちください。
その中でも目が離せないもののひとつが、今回で第3回目となる人気投票です。記念すべき第1回では「モダニア」が、第2回では「レッドフード」がそれぞれ1位を獲得し、殿堂入りを果たしました。このふたりに続くのは誰なのか、多くのプレイヤーが気になるところでしょう。
すでに投票は締め切られており、後は発表を待つばかりです。しかし、投票途中のある期間までは、その時点の集計が明らかになっていました。集計当初は誰が上位に入っていたのか、最近話題となった新ニケたちはどの順位に食い込んだのか。今はもうゲーム内で確認できない初期の人気投票順位を振り返り、結果発表に備えておきましょう。
■暫定1位は2025年初の新ニケ!
人気投票では、殿堂入りの「モダニア」と「レッドフード」を除いた全ての実装済みのニケを対象に、指揮官ひとりあたり最大で1日5票を投じることができました。そのため、幅広い支持を集めるニケや、熱烈なファンを持つニケがより有利になったのかもしれません。
あくまで集計初期の時点に限りますが、華麗にスタートダッシュを決め、暫定1位に輝いたのは「ラピ:レッドフード」でした。(以下、順位は全て、途中経過の暫定です)
主人公である指揮官直属の部隊「カウンターズ」に属しているラピですが、今回票が集まったのは、長らく一緒に行動した「ラピ(SR)」ではなく、長年の迷いを断ち切った「ラピ:レッドフード」の方です。
昨年のメインシナリオで覚醒し、年末年始でその過去が語られたラピは、年明け早々に「ラピ:レッドフード」として新たに実装されました。
しかも、オーバースペックという初のカテゴリーでもあり、華々しいデビューを飾っています。
内面を描いた物語が紡がれ、オーバースペックの名に恥じぬ高性能で戦力面でも大きく貢献。長年共に行動した彼女の成長と活躍は、指揮官たちにとっても見逃せない展開といえるでしょう。途中経過とはいえ、第1位を奪取するのも納得です。
■1年越しの実装ニケが首位に肉薄
しかし、ほぼ横並びといってもいいほどの僅差で続くのが、第2位の「シンデレラ」。ネタバレを避けるため詳しい言及は避けますが、メインシナリオの初登場時は意外な形で「ゴッデス」部隊の前に登場した彼女は、その1年後の2周年記念イベントを経て、めでたく実装されました。
ある人物の思惑により華々しいデビューは屈辱にまみれてしまいましたが、周囲の助けもあり、また彼女自身も気高い意志を貫き通したおかげで、今ではカウンターズの頼もしい仲間のひとりとして活躍を続けています。
しかし、メインシナリオの最新章で、やむを得ない事情から一時的に離脱。これからしばらく接点がなくなるのか、それとも2.5周年の記念イベントで目的を達成し、再合流するのか。今後の展開も気になるところです。
そんな「シンデレラ」の人気は確かなもので、2位発進はさすがであると同時に、この程度ではまだ収まらない余力も感じさせます。彼女のファンは、最終発表を心待ちにしておきましょう。
■王たる「クラウン」は安定の3位発進
そんなふたりにやや差をつけられたものの、確かな支持を集めて第3位に躍り出たのは「クラウン」でした。約1年前の1.5周年に合わせて実装されえた彼女は、王国を統べる「王」を自称し、自らの身をもって民を守るという、一風変わったニケです。
言葉のチョイスがちょっとあやふやな面はありますが、悲しみに沈むモダニアに寄り添ったり、配下のチャイムが受けた無念の仇を討つなど、人の上に立つ覚悟と気概は十分。少し風変りであっても、周囲から賞賛と信頼を集めるに相応しい存在と言えるでしょう。
また、その実力も素晴らしく、バーストIIのニケとしては現在も最高峰クラス。彼女のおかげで難所を切り抜けられた経験を持つ指揮官も多いことでしょう。作中でも、「ネイキッドキング」と呼ばれる拡張武装を発動させ、強敵のインディビリアを“ひれ伏せさせる”ほどの圧倒的な力を見せつけます。
ゲーム上の「ネイキッドキング」は、特別な効果のないコスチュームに留まっていますが、その名から連想される通り“裸同然”な装いは、視覚的な衝撃を指揮官たちに与えました。この時の驚きが忘れられない人も多いことでしょう。
そんな「クラウン」が、前述の2名にどこまで食らいつくのか、こちらも、最終発表が楽しみです。
■既存のニケでは最高順位の「ドロシー」
「ラピ:レッドフード」「シンデレラ」「クラウン」の3名は、いずれもこの1年間に実装された新ニケなので、実装キャラを対象とした人気投票の対象になるのは初めてです。そのため、特に注目が集まるのも自然な話でしょう。
そんな彼女たちに追いすがるのは、1.5周年以前に実装され、何度も人気登場の上位に名を連ねた面々です。特に、第4位の「ドロシー」は、0.5周年の実装で大きな話題となり、またメインシナリオでも要所要所で活躍し、今後の動きも気になるニケのひとちです。
1.5周年の人気投票では、惜しくも「レッドフード」に敗れたものの、「ドロシー」は堂々の第2位に着地しています。その「レッドフード」が殿堂入りとなった今、彼女のライバルは新ニケの面々と言っても過言ではないでしょう。上位の三強に食い込めるのか、「ドロシー」の躍進にも期待したいところです。
■「紅蓮」の今と過去が順位を争う
第5位に滑り込んだのは、初期から実装されていた古参のひとり「紅蓮」。そんな彼女に迫る第6位は、奇しくも「紅蓮:ブラックシャドウ」です。今現在の「紅蓮」と、彼女の100年前の姿となる「紅蓮:ブラックシャドウ」。同一人物ながら、異なる点を持つ彼女たちが、譲らぬ接戦を繰り広げています。
「紅蓮」は、サービス開始当初からしばらく、最強の一角として長年指揮官たちを支えてきました。今では火力面でほかのニケに譲る場面も多いものの、1.5周年の記念イベントではインディビリアと互角に立ち回る姿も見せ、物語上での強者感は今も衰えていません。
そんな「紅蓮」の火力面を上回って塗り替えた者のひとりが、「紅蓮:ブラックシャドウ」でした。
強さにこだわり、ストイックに自分を磨き続けた「紅蓮:ブラックシャドウ」の生き様が、今の「紅蓮」に繋がっているのかと思うと、感慨深いものを感じざるを得ません。
ちなみに、1.5周年の人気投票では、「紅蓮」が第3位にランクインしており、「紅蓮:ブラックシャドウ」は第5位に収まりました。果たして今回も「紅蓮」が上回るのか、それとも「紅蓮:ブラックシャドウ」がリベンジを果たすのか。紅蓮と紅蓮の競争も見どころです。
■「宝もの」実装で最前線に返り咲いた「ヘルム」の躍進
ここまでは、ベスト5とそれを追いすがる第6位のニケに迫りました。いずれも熱いデッドヒートを繰り広げており、予断を許さない状況です。一方で、近年話題となったニケたちがどの順位に食い込んでいるのか、こちらも気になります。
まず、「紅蓮:ブラックシャドウ」を追いかけて第7位に飛び込んだのが、「ヘルム」でした。彼女は正式サービスからほどなくして実装された、いわば古参に近いニケのひとり。そのため、後続の新ニケに押され、バトルの編成に組み込まれる機会は少なくなっていました……そう、「宝もの」が実装されるまでは。
ニケたちの戦力をサポートする「宝もの」は、獲得まで一苦労するものの、スキルなどが大幅に強化されるなど効果は抜群。しかもヘルムの「宝もの」は特に有用で、編成の有力候補に名を連ねるほど多大な恩恵を与えてくれました。
また戦力面だけでなく、華やかなドレスにプライベートなアフターシャワー姿など、魅力的なコスチュームも披露。実力も見た目も申し分ないニケとして、今も最前線で活躍を続けています。その人気ぶりを考えれば、さらに順位を伸ばしてもおかしくありませんが、果たして……。
■SRながらベスト10入り! アイドル絡みの展開も気になる「アニス」
新旧を問わず、ここまで紹介したニケはいずれもSSR……つまり、最高レアのニケたちです。そんな中、SRながら第9位に滑り込んだのが、「アニス」です。
「カウンターズ」の一員で、口達者なツッコミ役としての印象も強い彼女ですが、ここしばらくは自身の無力さを悔しく思い、一念発起で別行動を決断した「アニス」。その選択とは、アイドルだった過去との決別でした。
その決断はまだ結果が出ておらず、彼女自身ももがいている最中ですが、葛藤や成長を見せる「アニス」に注目が集まっているのも事実。新たなニケたちが人気投票を席捲する中、まだ暫定とはいえ、1.5周年と同じ順位の第9位をキープしているのは、お見事というほかありません。
■“ふとましさ”全開のニケは、果たして何位に?
最近話題となったニケといえば、「ブレッディ」を外すわけにはいきません。愛らしい容姿を持つ彼女は、同時にぽっちゃり柔らかそうな腹部と、ふとましい太ももの持ち主でもありました。
穿かれたスカートの脇をよく見ると、ファスナーは全然上がっておらず、前掛け型のエプロンでなんとか固定。
仰向けになったスキルカットシーンでは、肉付きのよい胸の先にあるワガママな下腹部が存在を主張するなど、いたるところにあるふくよかな描写にこだわりが感じられるほどです。
「ブレッディ」発表の際には、新たな癖の扉が開きそうといった声がSNSに飛び交ったほど。そうしたインパクトが記憶に新しい中、第11位での発進を見せています。ニッチながら研ぎ澄まされたその魅力が、順位にどこまで反映されるのか、目が離せません。
■海賊&水着なメイドも、人気投票に出航!
直近で実装され、こちらも話題となったのが、「マスト:ロマンチックメイド」と「アンカー:イノセントメイド」。前者は、海賊とメイド、後者は水着とメイドという、大胆かつ斬新なコンセプトによる新ニケです。
マストとアンカーは実装済みですが、装いを新たにした別バーションのニケとしてそれぞれ実装されました。メリハリのある尖った性能を持つ「マスト:ロマンチックメイド」と、彼女の弱点を補ってくれる「アンカー:イノセントメイド」のシナジーは良好で、編成に新たな広がりを与えるニケとして歓迎されています。
また、「マスト:ロマンチックメイド」と「アンカー:イノセントメイド」の装いも素晴らしく、それぞれの新たな魅力を引き出すことに成功しています。
前者は肌面積が多くなり、ワイルドとセクシーを併せ持つ装いに。そして後者は、見た目相応の可愛らしい水着姿が、健康的でキュートな魅力を惜しげもなく披露しています。
すでに実装されていた元々のマストとアンカーは、いずれも一定の注目を集めていたニケでした。マストは、実装からほどなくして水着コスチュームに恵まれたほか、昨年の夏イベントではアンカーと共に新たなコスチュームも獲得。マストはガチ系のダイビング装備、アンカーはスク水と、ここでも惜しみなく個性を発揮しています。
しかし元々のふたりは、戦力的な面で現状に追いついているとは言い難い立場にありました。特にアンカーは、SRの配布ニケとして実装されたため、好んで編成する以外ではまず出番のない立ち位置だったのです。
そんなふたりが、海賊メイド&水着メイドに着替えた別バージョンでは、見た目に加えて戦力面の魅力も大きく向上。状況や敵の属性にもよりますが、編成の選択肢に十分入るほどの位置まで登り詰めています。
いくら見た目が好みのニケでも、戦力に不安があると編成に加えるのは難しく、折角のビジュアルも拝む機会が限られてしまいます。かといって、ロビー専用では寂しいばかり。そのため、装いが変わると同時に戦力面も強化された「マスト:ロマンチックメイド」と「アンカー:イノセントメイド」の登場に、心から喜んだ指揮官も少なくないことでしょう。
人気投票の初動では、「マスト:ロマンチックメイド」が第17位、「アンカー:イノセントメイド」が第20位と、上位陣から少し離されています。しかし、対象となるニケは総勢100名を軽く超えており、その中での17位と20位ならかなりの健闘です。さらに順位を押し上げる可能性も少なくないので、海賊で水着なメイドたちの奮戦にも期待しましょう。
上位勢に加え、最近話題になることが多かったニケを対象に、人気投票の初動を振り返ってみました。
全てを紹介すると膨大な数になってしまうので、一部のみをお届けする形となりましたが、このほかにも暫定第8位には定番人気の「アリス」が食い込んだほか、双子バニーの妹「ブラン」(第10位)、演技と素の使い分けもなんだかクセになる「D:キラーワイフ」(第12位)、シンデレラを支え続けた「グレイブ」(第13位)なども、侮れない位置につけています。
また、メインシナリオでの今後の展開も気になる「バイパー」(第14位)、本職よりも板についている感じも否めない「プリバティ:アンカインド・メイド」(第15位)、ブレッディよりひと足先に登場したぽっちゃり系ボディの持ち主「エレグ」(第16位)と、その後も個性的な面子が続いています。
あくまで投票期間中の一時的な結果なので、最終的な順位は大きく変わる可能性もあります。果たしてどのニケが、第3回の人気投票で栄誉を勝ち取るのか。4月19日の発表を、楽しみにお待ちください。
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