アクションRPG『Stellar Blade』とガンガールRPG『勝利の女神:NIKKE』の相互コラボレーションが、6月12日に開幕しました。『勝利の女神:NIKKE』側では、『Stellar Blade』の「イヴ」や「リリー」などを実装し、期間限定のコラボイベントも始まっています。
そして『Stellar Blade』側では『勝利の女神:NIKKE』とのコラボDLCが配信され、「紅蓮」や「ボルト」が作中に登場するほか、ガンシューティング形式のミニゲームや紅蓮とのバトルが楽しめます。どちらのコラボも力が入っており、見どころ満点です。
『Stellar Blade』×『勝利の女神:NIKKE』コラボの内容は手触りは公開済みのプレイレポートで紹介しましたが、『勝利の女神:NIKKE』のキャラクターをモチーフとした着せ替え衣装の作り込みも見逃せません。その魅力を、画像と共にお届けします。
※本記事はSIEから提供頂いたコードを使用しています。
■『Stellar Blade』の世界で出会う「紅蓮」と「ボルト」
『Stellar Blade』内でコラボの起点となるのは、『勝利の女神:NIKKE』(以下、NIKKE)のロボット犬「ボルト」との出会いです。『NIKKE』におけるボルトは、飼い主であるニケと常に行動を共にしていますが、『Stellar Blade』には飼い主は登場せず、代わりといってはなんですが「紅蓮」と一緒にこちらの世界に迷い込んだ模様です。
コラボにおけるボルトは案内役および特別なショップ店員に過ぎませんが、その質感に挙動、どこかとぼけたような愛嬌のある顔まで、3D化しても一目で分かるほど作り込まれています。ロボット犬の造形にも手を抜かない、その徹底ぶりは流石の一言です。
そんなボルトに案内されると、その先には紅蓮が待っています。特徴的な笠を被り、銃撃戦が主な『NIKKE』の世界において、剣戟で敵を斬り伏せる稀有な剣客。その姿は、『Stellar Blade』の世界でも存在感を放っています。
どこか超然としているお姉さんな雰囲気は変わりませんが、『NIKKE』で時折見せる崩した振る舞いがないためか、いつもより大人びているようにも感じます。
それでも、『Stellar Blade』の主人公「イヴ」が剣を使うことを見抜くと、素直に好奇心を顔に浮かべ、その瞬間には予想以上にあどけない表情を覗かせることも。ただしその興味は、戦いを予感させるものでした。
直面した問題が片付くと、ボルトと共にイブと別れた紅蓮ですが、本編ではなく「ボスチャレンジ」というモードで再会を果たします。
その響きからも察しがつく通り、ここで出会う紅蓮は「ボス」として立ちはだかる強敵。月見酒をしていた彼女の元にイヴが訪れると、見る者は誰もいない密やかな、そして作中で最も激しいであろう過酷な戦いが幕を開けます。
3Dで再現された紅蓮は、見た目の美しさだけにとどまらず、剣客としての恐るべき腕前も再現されており、よほど腕が立つプレイヤー以外は苦戦を免れないことでしょう。紅蓮が存分に“剣と剣”の戦いを楽しめる機会は『NIKKE』ではほとんどないため、余計に興が乗っているのかもしれません。
次ページ:ラピ衣装「エリシオン戦闘服」
■ラピ衣装「エリシオン戦闘服」
確立したキャラクターとして登場する『NIKKE』のキャラクターは紅蓮とボルトのみですが、今回のコラボではニケをモチーフとした衣装が実装されており、各アイテムは前述のボルトが開いているショップで購入できます。
これはあくまで、イヴがモチーフキャラの髪型や衣装に着替えるというもの。そのため、原作再現ではなく“なりきり”やコスプレに近いものですが、衣装の作り込みは素晴らしく、まるでニケのキャラが『Stellar Blade』に存在しているかのようです。
『NIKKE』でプレイヤーが率いる部隊「カウンターズ」に所属する「ラピ」の衣装に着替えると、知的で落ち着いた振る舞いの多いイヴとの親和性は高く、かなりラピに近い雰囲気を醸し出してくれます。
シチュエーションから設備まで異なりますが、ラピのままエレベーターで降りる姿を見ると、つい原作のシーンを思い出してしまいます。
『Stellar Blade』における銃はサブウェポン的な立ち位置ですが、ラピの姿で構えると、いっそう「らしさ」が漂います。遮蔽物に隠れられないのが、つくづく残念です。
一方、『Stellar Blade』の主武器である剣を振るうと、今まで見たことのないラピが拝めます。もちろんキャラクター自体はイヴですが、「ラピがもし剣を振るったら、こんな感じになるのかな」と想像したくなるほど。目を引きやすい太ももや臀部がより強調されており、別の意味での見ごたえもたっぷりです。
■アニス衣装「ネバールックバック」
同じく「カウンターズ」に所属する「アニス」の衣装も用意されています。原作ではラピよりも全体的に豊満で、太もものふくよかさも印象的なキャラです。
そのインパクトは衣装でも健在で戦闘中の構えはもちろん、キャンプで座った彼女に寄ってみると、そのむっちり度は一目瞭然。『Stellar Blade』にフォトモードがあって良かったと、つくづく実感します。
オーバーニーと太ももの境界線に若干のふくらみがあるなど、描写の細かさ&こだわりは実にお見事。また、ジャケットで隠れ気味ですが、ボリュームのある胸の描写も有り難いばかりです。
フォトモードでは様々なポーズも可能なので、アニスに似合うものをいくつかチョイスしてみました。サムズアップ&ウィンクは、明るくノリの良いアニスらしさが感じられます。
胸の前にハートマークを作るポーズも様になっており、さすが元アイドルといったこなれ感です。また引きで見ると、ヘソ出しに生々しさもあり、これも3D化の恩恵と言えるでしょう。
アニスは感情が表に出やすいので、驚き顔も衣装と噛み合っています。喜怒哀楽のいずれも似合いそうなアニスの衣装です。
次ページ:ドロシー衣装「エレガントドレス」
■ドロシー衣装「エレガントドレス」
「カウンターズ」と浅からぬ関係を持つ「ドロシー」は、危険な戦場にあってもドレス姿で優雅に戦います。イヴは『Stellar Blade』で多彩な衣装を手に入れますが、他のものと比べても埋もれない華やかさがありました。
恐ろしげな敵を相手に、銃撃でクールに立ち向かう姿も、どことなくドロシーらしさを感じます。原作のような、背中で魅せる射撃姿勢ではありませんが、ドロシー衣装で軽やかに立ち回るアクションを楽しめるのは、『Stellar Blade』ならではです。
近未来感漂う研究施設は、どことなく浮世絵離れした風景なので、ドレス姿が逆に映える印象を受けます。
激しい感情を胸の内に宿しつつも、普段は平静に振る舞うことが多いドロシー。
ちょっと茶目っ気を出し、唇に指を当てるポーズも、意外とサマになっています。ドロシーは、気安い一面をあまり見せるキャラではありませんが、ピナ相手にならこれくらいのユーモアは見せたかもしれませんね。
グラビア風からダンスシーンを切り取ったような姿勢まで、個性的かつ独特なポーズが似合うのも、ドロシーらしさのおかげでしょう。
■アリス衣装「クーリングスーツ」
ニケの中でも特に純粋で、そして常時過熱状態など、謎めく部分も多い「アリス」。そんな彼女の衣装をイヴが身に着けると、やはりその雰囲気は大きく変わります。
加熱を抑えるために着込む冷却スーツは、おそらくその用途から身体にフィットする必要があり、今回の衣装で最もボディラインが浮き出たものになっています。ダッシュ中のフォームを見ると、まさに一目瞭然です。
冷却スーツは臀部も浮かび上がらせる。身体を冷やすためなんです。仕方がないんです。
アリスは明るく元気いっぱいなので、活動的なポーズがよく似合います。拍手する姿も微笑ましく、思わずこちらも質感も見ているだけで伝わってきそうなほど。つくづく、作り込笑顔になってしまいそう。それはそれとして、上着部分が服の皺まで細かく描かれており、その身の細かさに唸らされます。
ウサギ耳に見立てたようなダブルピースも、アリスにかかればお手の物。かなり人を選びそうなポーズですが、身体のラインまでしっかり決まっており、実にキュートです。
元気よく飛び上がる瞬間も激写。原作では、ここまで激しい動きを見る機会はほとんどないため、「3Dアクションなら、こういうアリスも見られたのかも」と想像力を刺激してくれます。
次ページ:モダニア衣装「ミッシングリンク」
■モダニア衣装「ミッシングリンク」
最後に紹介するのは、『NIKKE』の物語におけるキーパーソンとも言える「モダニア」の衣装です。詳しく語ると『NIKKE』側のネタバレになってしまうため、細かい言及は避けますが、絶対に欠かせない包帯もばっちり巻いています。
原作のモダニアは成長中なので、どの段階を連想するかで大きく変わりますが、愁いを帯びた表情を浮かべる時のイヴ+モダニア衣装は、精神的に変わり始めた頃の彼女の面影が感じられるかもしれません。
物々しいパーツが多いものの、身体自体は基本的に細身なので(胸は除く)、剣を振るう姿は、先ほどのラピと比べてシャープな印象を受けます。
それでいて、敵を切り伏せる力強さも感じられ、戦いにおける頼もしさはこちらでも健在です。
自分が納得する正解を見つけるのは大変ですが、モダニアらしいポーズと表情を模索できるのも今回のDLCならではの楽しさです。
『NIKKE』では、モダニアとプレイヤーの分身である指揮官は、かなり長い間会えていません。事情があるために仕方のない話ですが、寂しく感じてしまうのも確か。そんな時は、『Stellar Blade』のモダニア衣装で、そばにいるような感覚を味わうのも一興でしょう。
『Stellar Blade』で出会える紅蓮は、落ち着いた物腰を見せつつ、恐るべき剣戟で立ちはだかる強敵ですが、剣と剣でしか交わせない言葉がきっとあるのでしょう。ボルトの役どころは少なめながら、手抜きのない作り込みは一見の価値アリです。
「ラピ」から「モダニア」までの衣装は、あくまで装いの再現に過ぎないものの、こちらも完成度が高く、イヴが着ているのだと承知しつつも『Stellar Blade』に登場したかのようなさかっくを覚えるほどです。
『Stellar Blade』×『勝利の女神:NIKKE』コラボは、その見た目だけに注目しても、興味と関心が尽きません。まだどちらかしか遊んでない人や、両作品とも未経験という方は、この機会に新たな世界の扉を開いてみてはいかがでしょうか。
そして『Stellar Blade』側では『勝利の女神:NIKKE』とのコラボDLCが配信され、「紅蓮」や「ボルト」が作中に登場するほか、ガンシューティング形式のミニゲームや紅蓮とのバトルが楽しめます。どちらのコラボも力が入っており、見どころ満点です。
『Stellar Blade』×『勝利の女神:NIKKE』コラボの内容は手触りは公開済みのプレイレポートで紹介しましたが、『勝利の女神:NIKKE』のキャラクターをモチーフとした着せ替え衣装の作り込みも見逃せません。その魅力を、画像と共にお届けします。
※本記事はSIEから提供頂いたコードを使用しています。
■『Stellar Blade』の世界で出会う「紅蓮」と「ボルト」
『Stellar Blade』内でコラボの起点となるのは、『勝利の女神:NIKKE』(以下、NIKKE)のロボット犬「ボルト」との出会いです。『NIKKE』におけるボルトは、飼い主であるニケと常に行動を共にしていますが、『Stellar Blade』には飼い主は登場せず、代わりといってはなんですが「紅蓮」と一緒にこちらの世界に迷い込んだ模様です。
コラボにおけるボルトは案内役および特別なショップ店員に過ぎませんが、その質感に挙動、どこかとぼけたような愛嬌のある顔まで、3D化しても一目で分かるほど作り込まれています。ロボット犬の造形にも手を抜かない、その徹底ぶりは流石の一言です。
そんなボルトに案内されると、その先には紅蓮が待っています。特徴的な笠を被り、銃撃戦が主な『NIKKE』の世界において、剣戟で敵を斬り伏せる稀有な剣客。その姿は、『Stellar Blade』の世界でも存在感を放っています。
どこか超然としているお姉さんな雰囲気は変わりませんが、『NIKKE』で時折見せる崩した振る舞いがないためか、いつもより大人びているようにも感じます。
それでも、『Stellar Blade』の主人公「イヴ」が剣を使うことを見抜くと、素直に好奇心を顔に浮かべ、その瞬間には予想以上にあどけない表情を覗かせることも。ただしその興味は、戦いを予感させるものでした。
直面した問題が片付くと、ボルトと共にイブと別れた紅蓮ですが、本編ではなく「ボスチャレンジ」というモードで再会を果たします。
その響きからも察しがつく通り、ここで出会う紅蓮は「ボス」として立ちはだかる強敵。月見酒をしていた彼女の元にイヴが訪れると、見る者は誰もいない密やかな、そして作中で最も激しいであろう過酷な戦いが幕を開けます。
3Dで再現された紅蓮は、見た目の美しさだけにとどまらず、剣客としての恐るべき腕前も再現されており、よほど腕が立つプレイヤー以外は苦戦を免れないことでしょう。紅蓮が存分に“剣と剣”の戦いを楽しめる機会は『NIKKE』ではほとんどないため、余計に興が乗っているのかもしれません。
次ページ:ラピ衣装「エリシオン戦闘服」
■ラピ衣装「エリシオン戦闘服」
確立したキャラクターとして登場する『NIKKE』のキャラクターは紅蓮とボルトのみですが、今回のコラボではニケをモチーフとした衣装が実装されており、各アイテムは前述のボルトが開いているショップで購入できます。
これはあくまで、イヴがモチーフキャラの髪型や衣装に着替えるというもの。そのため、原作再現ではなく“なりきり”やコスプレに近いものですが、衣装の作り込みは素晴らしく、まるでニケのキャラが『Stellar Blade』に存在しているかのようです。
『NIKKE』でプレイヤーが率いる部隊「カウンターズ」に所属する「ラピ」の衣装に着替えると、知的で落ち着いた振る舞いの多いイヴとの親和性は高く、かなりラピに近い雰囲気を醸し出してくれます。
シチュエーションから設備まで異なりますが、ラピのままエレベーターで降りる姿を見ると、つい原作のシーンを思い出してしまいます。
『Stellar Blade』における銃はサブウェポン的な立ち位置ですが、ラピの姿で構えると、いっそう「らしさ」が漂います。遮蔽物に隠れられないのが、つくづく残念です。
一方、『Stellar Blade』の主武器である剣を振るうと、今まで見たことのないラピが拝めます。もちろんキャラクター自体はイヴですが、「ラピがもし剣を振るったら、こんな感じになるのかな」と想像したくなるほど。目を引きやすい太ももや臀部がより強調されており、別の意味での見ごたえもたっぷりです。
■アニス衣装「ネバールックバック」
同じく「カウンターズ」に所属する「アニス」の衣装も用意されています。原作ではラピよりも全体的に豊満で、太もものふくよかさも印象的なキャラです。
そのインパクトは衣装でも健在で戦闘中の構えはもちろん、キャンプで座った彼女に寄ってみると、そのむっちり度は一目瞭然。『Stellar Blade』にフォトモードがあって良かったと、つくづく実感します。
オーバーニーと太ももの境界線に若干のふくらみがあるなど、描写の細かさ&こだわりは実にお見事。また、ジャケットで隠れ気味ですが、ボリュームのある胸の描写も有り難いばかりです。
フォトモードでは様々なポーズも可能なので、アニスに似合うものをいくつかチョイスしてみました。サムズアップ&ウィンクは、明るくノリの良いアニスらしさが感じられます。
胸の前にハートマークを作るポーズも様になっており、さすが元アイドルといったこなれ感です。また引きで見ると、ヘソ出しに生々しさもあり、これも3D化の恩恵と言えるでしょう。
アニスは感情が表に出やすいので、驚き顔も衣装と噛み合っています。喜怒哀楽のいずれも似合いそうなアニスの衣装です。
次ページ:ドロシー衣装「エレガントドレス」
■ドロシー衣装「エレガントドレス」
「カウンターズ」と浅からぬ関係を持つ「ドロシー」は、危険な戦場にあってもドレス姿で優雅に戦います。イヴは『Stellar Blade』で多彩な衣装を手に入れますが、他のものと比べても埋もれない華やかさがありました。
恐ろしげな敵を相手に、銃撃でクールに立ち向かう姿も、どことなくドロシーらしさを感じます。原作のような、背中で魅せる射撃姿勢ではありませんが、ドロシー衣装で軽やかに立ち回るアクションを楽しめるのは、『Stellar Blade』ならではです。
近未来感漂う研究施設は、どことなく浮世絵離れした風景なので、ドレス姿が逆に映える印象を受けます。
激しい感情を胸の内に宿しつつも、普段は平静に振る舞うことが多いドロシー。
そんな彼女の衣装を纏うと、似合うポーズも自然と絞られます。顎に手を当て、物思いにふける様子も、なんだか気品が漂っている風です。
ちょっと茶目っ気を出し、唇に指を当てるポーズも、意外とサマになっています。ドロシーは、気安い一面をあまり見せるキャラではありませんが、ピナ相手にならこれくらいのユーモアは見せたかもしれませんね。
グラビア風からダンスシーンを切り取ったような姿勢まで、個性的かつ独特なポーズが似合うのも、ドロシーらしさのおかげでしょう。
■アリス衣装「クーリングスーツ」
ニケの中でも特に純粋で、そして常時過熱状態など、謎めく部分も多い「アリス」。そんな彼女の衣装をイヴが身に着けると、やはりその雰囲気は大きく変わります。
加熱を抑えるために着込む冷却スーツは、おそらくその用途から身体にフィットする必要があり、今回の衣装で最もボディラインが浮き出たものになっています。ダッシュ中のフォームを見ると、まさに一目瞭然です。
冷却スーツは臀部も浮かび上がらせる。身体を冷やすためなんです。仕方がないんです。
アリスは明るく元気いっぱいなので、活動的なポーズがよく似合います。拍手する姿も微笑ましく、思わずこちらも質感も見ているだけで伝わってきそうなほど。つくづく、作り込笑顔になってしまいそう。それはそれとして、上着部分が服の皺まで細かく描かれており、その身の細かさに唸らされます。
ウサギ耳に見立てたようなダブルピースも、アリスにかかればお手の物。かなり人を選びそうなポーズですが、身体のラインまでしっかり決まっており、実にキュートです。
元気よく飛び上がる瞬間も激写。原作では、ここまで激しい動きを見る機会はほとんどないため、「3Dアクションなら、こういうアリスも見られたのかも」と想像力を刺激してくれます。
次ページ:モダニア衣装「ミッシングリンク」
■モダニア衣装「ミッシングリンク」
最後に紹介するのは、『NIKKE』の物語におけるキーパーソンとも言える「モダニア」の衣装です。詳しく語ると『NIKKE』側のネタバレになってしまうため、細かい言及は避けますが、絶対に欠かせない包帯もばっちり巻いています。
原作のモダニアは成長中なので、どの段階を連想するかで大きく変わりますが、愁いを帯びた表情を浮かべる時のイヴ+モダニア衣装は、精神的に変わり始めた頃の彼女の面影が感じられるかもしれません。
物々しいパーツが多いものの、身体自体は基本的に細身なので(胸は除く)、剣を振るう姿は、先ほどのラピと比べてシャープな印象を受けます。
それでいて、敵を切り伏せる力強さも感じられ、戦いにおける頼もしさはこちらでも健在です。
自分が納得する正解を見つけるのは大変ですが、モダニアらしいポーズと表情を模索できるのも今回のDLCならではの楽しさです。
『NIKKE』では、モダニアとプレイヤーの分身である指揮官は、かなり長い間会えていません。事情があるために仕方のない話ですが、寂しく感じてしまうのも確か。そんな時は、『Stellar Blade』のモダニア衣装で、そばにいるような感覚を味わうのも一興でしょう。
『Stellar Blade』で出会える紅蓮は、落ち着いた物腰を見せつつ、恐るべき剣戟で立ちはだかる強敵ですが、剣と剣でしか交わせない言葉がきっとあるのでしょう。ボルトの役どころは少なめながら、手抜きのない作り込みは一見の価値アリです。
「ラピ」から「モダニア」までの衣装は、あくまで装いの再現に過ぎないものの、こちらも完成度が高く、イヴが着ているのだと承知しつつも『Stellar Blade』に登場したかのようなさかっくを覚えるほどです。
『Stellar Blade』×『勝利の女神:NIKKE』コラボは、その見た目だけに注目しても、興味と関心が尽きません。まだどちらかしか遊んでない人や、両作品とも未経験という方は、この機会に新たな世界の扉を開いてみてはいかがでしょうか。
編集部おすすめ