まだ6月なのに、ほぼ真夏と言っていいほど気温の高い日が続いています。これだけ猛暑が続くと、出かけるのもおっくうですし、食欲もなかなか湧きません。
何かで癒されたい、でも極力動きたくない……そんな時に出会ったのが、愛らしいキャラクターたちに彩られた『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』でした。
■暑さを忘れるほど、可愛いに埋もれたい……!
本作はモバイルゲームなので、座る気力すらない状態でも、寝転んだままでもOK。タイトルでも想像がつく通り、登場するキャラクター陣はいずれも“もちもち”で、眺めているだけでもなんだか癒されます。
一歩も外に出ずにエアコンで涼み、ベッドでごろごろしながら、『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』の可愛いキャラをひたすら愛でる。いい時代になったものです。
ただし、『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』の正式サービスは始まっておらず、今回はクローズドβテストに参加する形でした。そのため、今すぐ本作を遊びたいと思っても、新たなテストの開催か正式サービスを待つほかありません。
しかし、それではおそらく夏を過ぎてしまうことでしょう。この猛暑に溶けかかる心を支えるには、『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』が効果的(なはず)。せめて、その魅力をスクリーンショットと共に皆様へお届けします!
■『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』の種族たちが愛おしい
本作の舞台は、世界樹を中心に広がる「エーリアス」……といった設定や詳細なゲームシステムの話は一切抜きにして、今回はもっちもちな可愛さだけに迫りたいと思います。細かい話は公式サイトをご覧ください!
ただしキャラクターに関わる設定は、愛でる上でも重要なので、その基本は押さえておきたいところ。
ゲーム中でも流れるPVでまっさきに登場するのは、妖精の女王「エルフィン」。女王という立場ながら生意気なところもあり、迂闊な発言も見られますが、裏表がなく憎めなさがあります。PVでも、キャンディーであっさり口を封じられてしまい、その素直さ(?)は微笑ましいばかりです。
そんな彼女が説明する種族の紹介は、エルフィンの表現が悪いのか、各種族に問題があるのか、気になるワードがちりばめられています。まず、獣人族は「おバカで野蛮」。ビジュアルもよだれを垂らしかけており、解説に説得力を感じますが、“おバカ可愛い”のでよしです。
「幽霊」はいたずらっ子、「魔女」は陰気臭くて何を考えているか分からない……と、冷静に考えると結構な言われようですが、教団の司祭を務める「ネル」からは「大切な一員ですよ」と一応フォローも入ります。
続いて「エルフ」は得体の知れない外来種と、ここでもエルフィンがなかなかの暴言を放つと、しかしここではネルも一旦黙り、その後「少しムカつきますよね」とその意見に同意。可愛い見た目でも遠慮ない物言い、むしろ清々しい。
そんな種族たちが集うエーリアスには「人間が降臨してこの世界を救う」という予言があり、その予言にある教主こそが、本作におけるプレイヤーの役割となるのです。
■タイトル画面の案内からして、一味違う!?
このPVと並行して進んでいたダウンロードが終わると、タイトル画面に推移。
表示されている案内は「画面をタッチしてスタート」ではなく、「ほっぺを引っ張ってスタート!」。本作のキャラは、誰もが可愛らしくほっぺが膨らんでおり、摘まみやすそうな形をしていますが、本当にここを引っ張っていいのか? まず経験のない未知の案内に戸惑いつつ、指を伸ばしてみました。
引っ張れます。本当に。
しかも、予想以上の伸び具合。もちろん、際限なくとはいきませんが、普通の人間だと限界を越えるほどの驚異的な伸びを見せてくれます。可愛いキャラのもちもちなほっぺを引っ張ると、ゲームが始まる。これまでにないという意味で、実に斬新です。
ちなみに、タイトル画面に登場するキャラはその都度入れ替わりますし、一番手間に表示されているキャラ以外にも、その背後に別のキャラが並んでいます。
「それはさすがに無理だろう」と思いつつ、手前ではなく最奥のキャラに指を伸ばしてみると……引っ張れました。手前とか奥とか関係ありません。
引っ張れそうなほっぺはほぼ引っ張れる。それが、『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』なのです。
なお、今後もほっぺを引っ張る機会が多発します。その都度「もちもちのほっぺが引っ張れる」と説明すると長くなるため、略して「もっぺる」という独自用語を本記事で使用させていただきます。
■ホーム画面でも、キャラは油断できない……
『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』のホーム画面にも、愛らしいキャラたちが集まっています。ロケーションも、(おそらく)公園や城内などバリエーションも豊富。そこに集まったもっちりほっぺのキャラたちを眺めるだけでも、暑さで死にかけた心がじんわりと癒されます。
しかし、気持ちが高まってくると、好奇心の疼きも抑えられません。ちょっとした罪悪感を自覚しつつも、おそるおそる指で触れると……。
はい、ホーム画面でももっぺることができました!
もっぺり中は涙を浮かべるキャラもおり、心は痛むものの、そんな姿すら可愛く見えてしまいます。
ちなみに、ここも中心にいるキャラだけが対象ではなく、脇や遠目にいるキャラも、もっぺりの対象に。端にいるからと油断している(かもしれない)隙を突くかのように指を伸ばせば、なんら抵抗なくもっぺれます。
※状況に応じて「もっぺる」は五段活用に変化するので、戸惑うことなくついてきてください。語感に引っ張られるな! 引っ張るならほっぺだ!
■作品全体から溢れんばかりのKAWAII
もっぺることに目を奪われがちですが、キャラクター自体の愛らしさや、その方向性を正しく表現するデザインも、見逃せないポイントです。
デフォルメが利いたキャラデザインは一様に可愛く、また表情も豊かです。リアルとは真逆のおかげで、アレンジを利かせた表情でも映えますし、基本的にはニコニコしているケースが多いため、ここも大事な和み要素と言えます。
また、条件を満たすとアイテムがもらえる「クエスト報酬」を一括して受け取ると、ちびキャラがワイワイと現れて嬉しそうに飛び跳ねたり、クリア済みのクエストにはキャラの笑顔が咲いたりと、作品全体の演出が徹底して朗らかです。
さらに、キャラのレベルを上げる画面では、いちごのケーキに色とりどりのマカロン、タルトにチーズケーキと、多彩なスイーツに彼女たちが取り囲まれます。
そして、美味しいスイーツをもぐもぐすればレベルアップ。“甘くて美味しい”が、この世界における強さの秘訣なのでしょう。可愛い子が美味しく食べる姿は、いつどこで見てもいいものです。
■もっぺりに始まり、もっぺりで終わるガチャ演出
作品のどこを切っても「可愛い」が詰まった演出ばかりですが、もちろん「もっぺる」も随所に潜んでいます。
例えば、可愛いキャラを入手する手段として代表的なガチャ(作中では「使徒募集」)に挑むと、PVでも活躍したエルフィンが登場しますが、ここでの彼女は困ったことに寝こけています。
これまでは、無垢な少女たちの頬を気持ちのままにもっぺってきましたが、ここでは事情が異なります。
仕事を円滑に進めてもらうため、彼女を起こすしかありません。その手段といえば、そうただひとつ……なんの罪悪感もなく、存分にもっぺりましょう!
期待通りに伸びる頬。いやがおうにも覚醒する意識。目的は無事達せられ、指を離すと同時に、いよいよガチャが始まります。
ガチャなので運次第ですが、低レアにせよ高レアにせよ、どのキャラも実に愛らしいもの。中には「上位精霊の長をなめるな」と、ちょっと粋がった台詞と共に登場するキャラもいますが、ご安心ください。
ガチャで引いた直後でも、もっぺれます。生意気なセリフはそのままですが、その目は「(><)」に一変。こうなると、書かれているセリフも泣き声で聞こえてきそうな気分になります。
せっかく出会えたばかりなのに、「もう寝てもいいかにゃ?」とのたまう、ちょっと困った子もいます。
そんなねぼすけさんも、もっぺって起こして差し上げましょう。ほら、もう朝ですよ!
この場面に限りませんが、彼女たちをもっぺったところで、ゲームに直接的な影響は(おそらく)ありません。タイトル画面やガチャ開始時にはもっぺることがキーになるものの、以降のもっぺりは概ねプレイヤーの趣味の範疇となります。もっぺるもよし、もっぺらぬもよし!
■まさかあのシーンでまで、もっぺれるなんて……!
たびたび、もっぺりに気を取られてしまいますが、本作におけるゲーム性の中心は、育成したキャラで挑むバトルです。要所要所でパワーアップを選択するものの、基本的にはオートで進み、彼女たちの活躍を眺める時間になります。
誠に残念(?)ながら、バトル中はさすがにもっぺることができない模様。戦っている最中はまさしく“それどころではない”のでしょうし、バトルの合間にあるインターバル中に触れても、陣形内でキャラを移動させるアクションになってしまいます。そのため、ここではもっぺり欲を抑えておきましょう。
ただし、もっぺれずとも、もちもちな彼女たちがきびきびと動いて攻撃する様子は、ちまっこさも手伝って一際愛らしく感じます。
また、バトルと同じくらい重要なのがストーリーです。本作にも様々なストーリーが用意されており、彼女たちの活躍を多彩な形で紡いでくれます。
エルフィンの物語を見てみると、「あー! お腹空いた!」と、まったくブレない発言からスタート。徹頭徹尾、ゆるゆるな女王様です。
そんな物語の最中であっても、この作品はもっぺれます。
立ち絵をタッチするとアクションするゲームは、いくらでも例を出すことができます。しかしまさか、ストーリー中のキャラすらもっぺれるとは……!
無論、もっぺったところで、ストーリーに影響は及ぼしません。あくまで、その時の立ち絵が一時変化するのみ。とはいえ、「お腹が空いてるとよく眠れないのよ!」と言い出す女王様に、「食べ過ぎです!」とツッコむ気持ちを指に込め、キャラに干渉できる感覚は、新しい扉が開きそうな手応えがあります。
ちなみに、本作では喋っているキャラにフォーカスが当たり、隣にいるキャラは暗めに表示されます。こうした会話シーンではよくある演出のひとつですが……。
暗い状態のキャラも、もっぺれるんです。レイヤー的に奥にいるとか、そんなの関係ありません。画面に出ている以上、彼女たちは常に、もっぺられる危険と隣り合わせにいるのです。
訪問に来た子をもっぺり、博識そうなお姉さんももっぺり、キャラクターのステータス画面であってももっぺり。
もはやプレイヤーは、教主ではなくもっぺり屋です。もっぺり屋ってなんだ。これでお金さえ稼げれば、転職したいくらいです。
ほぼ文字通りの意味で、いつでもどこでももっぺられる『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』。「もっぺる」というワードで紹介したところで、その真意がどれほど伝わるか自信はまったくありませんが、しかしもっぺり抜きに語れないのも事実です。本当なんです信じてください!
クローズドβテストに参加した人なら、きっとわかってくれるはず。しかし、今から参加する方法はなく、この持論を証明する手立てはありません。
この記事の信憑性に疑問を抱いた方は、2025年下半期に予定されている配信版に触れて、その目で直接お確かめください。基本無料のアイテム課金制なので、金銭面の負担なく“もっぺり”体験を味わってください!
しかし、暑さにやられているだけでは、気分も滅入ってきます。
何かで癒されたい、でも極力動きたくない……そんな時に出会ったのが、愛らしいキャラクターたちに彩られた『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』でした。
■暑さを忘れるほど、可愛いに埋もれたい……!
本作はモバイルゲームなので、座る気力すらない状態でも、寝転んだままでもOK。タイトルでも想像がつく通り、登場するキャラクター陣はいずれも“もちもち”で、眺めているだけでもなんだか癒されます。
一歩も外に出ずにエアコンで涼み、ベッドでごろごろしながら、『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』の可愛いキャラをひたすら愛でる。いい時代になったものです。
ただし、『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』の正式サービスは始まっておらず、今回はクローズドβテストに参加する形でした。そのため、今すぐ本作を遊びたいと思っても、新たなテストの開催か正式サービスを待つほかありません。
しかし、それではおそらく夏を過ぎてしまうことでしょう。この猛暑に溶けかかる心を支えるには、『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』が効果的(なはず)。せめて、その魅力をスクリーンショットと共に皆様へお届けします!
■『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』の種族たちが愛おしい
本作の舞台は、世界樹を中心に広がる「エーリアス」……といった設定や詳細なゲームシステムの話は一切抜きにして、今回はもっちもちな可愛さだけに迫りたいと思います。細かい話は公式サイトをご覧ください!
ただしキャラクターに関わる設定は、愛でる上でも重要なので、その基本は押さえておきたいところ。
この世界には多彩な種族がおり、見た目はもちろん、様々な性格や特徴を備えています。
ゲーム中でも流れるPVでまっさきに登場するのは、妖精の女王「エルフィン」。女王という立場ながら生意気なところもあり、迂闊な発言も見られますが、裏表がなく憎めなさがあります。PVでも、キャンディーであっさり口を封じられてしまい、その素直さ(?)は微笑ましいばかりです。
そんな彼女が説明する種族の紹介は、エルフィンの表現が悪いのか、各種族に問題があるのか、気になるワードがちりばめられています。まず、獣人族は「おバカで野蛮」。ビジュアルもよだれを垂らしかけており、解説に説得力を感じますが、“おバカ可愛い”のでよしです。
「幽霊」はいたずらっ子、「魔女」は陰気臭くて何を考えているか分からない……と、冷静に考えると結構な言われようですが、教団の司祭を務める「ネル」からは「大切な一員ですよ」と一応フォローも入ります。
続いて「エルフ」は得体の知れない外来種と、ここでもエルフィンがなかなかの暴言を放つと、しかしここではネルも一旦黙り、その後「少しムカつきますよね」とその意見に同意。可愛い見た目でも遠慮ない物言い、むしろ清々しい。
そんな種族たちが集うエーリアスには「人間が降臨してこの世界を救う」という予言があり、その予言にある教主こそが、本作におけるプレイヤーの役割となるのです。
■タイトル画面の案内からして、一味違う!?
このPVと並行して進んでいたダウンロードが終わると、タイトル画面に推移。
ここで画面をタッチすると、ゲームが始まる……のが一般的ですが、『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』の場合は少しだけ事情が異なります。
表示されている案内は「画面をタッチしてスタート」ではなく、「ほっぺを引っ張ってスタート!」。本作のキャラは、誰もが可愛らしくほっぺが膨らんでおり、摘まみやすそうな形をしていますが、本当にここを引っ張っていいのか? まず経験のない未知の案内に戸惑いつつ、指を伸ばしてみました。
引っ張れます。本当に。
しかも、予想以上の伸び具合。もちろん、際限なくとはいきませんが、普通の人間だと限界を越えるほどの驚異的な伸びを見せてくれます。可愛いキャラのもちもちなほっぺを引っ張ると、ゲームが始まる。これまでにないという意味で、実に斬新です。
ちなみに、タイトル画面に登場するキャラはその都度入れ替わりますし、一番手間に表示されているキャラ以外にも、その背後に別のキャラが並んでいます。
「それはさすがに無理だろう」と思いつつ、手前ではなく最奥のキャラに指を伸ばしてみると……引っ張れました。手前とか奥とか関係ありません。
引っ張れそうなほっぺはほぼ引っ張れる。それが、『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』なのです。
なお、今後もほっぺを引っ張る機会が多発します。その都度「もちもちのほっぺが引っ張れる」と説明すると長くなるため、略して「もっぺる」という独自用語を本記事で使用させていただきます。
■ホーム画面でも、キャラは油断できない……
『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』のホーム画面にも、愛らしいキャラたちが集まっています。ロケーションも、(おそらく)公園や城内などバリエーションも豊富。そこに集まったもっちりほっぺのキャラたちを眺めるだけでも、暑さで死にかけた心がじんわりと癒されます。
しかし、気持ちが高まってくると、好奇心の疼きも抑えられません。ちょっとした罪悪感を自覚しつつも、おそるおそる指で触れると……。
はい、ホーム画面でももっぺることができました!
もっぺり中は涙を浮かべるキャラもおり、心は痛むものの、そんな姿すら可愛く見えてしまいます。
ちなみに、ここも中心にいるキャラだけが対象ではなく、脇や遠目にいるキャラも、もっぺりの対象に。端にいるからと油断している(かもしれない)隙を突くかのように指を伸ばせば、なんら抵抗なくもっぺれます。
※状況に応じて「もっぺる」は五段活用に変化するので、戸惑うことなくついてきてください。語感に引っ張られるな! 引っ張るならほっぺだ!
■作品全体から溢れんばかりのKAWAII
もっぺることに目を奪われがちですが、キャラクター自体の愛らしさや、その方向性を正しく表現するデザインも、見逃せないポイントです。
デフォルメが利いたキャラデザインは一様に可愛く、また表情も豊かです。リアルとは真逆のおかげで、アレンジを利かせた表情でも映えますし、基本的にはニコニコしているケースが多いため、ここも大事な和み要素と言えます。
また、条件を満たすとアイテムがもらえる「クエスト報酬」を一括して受け取ると、ちびキャラがワイワイと現れて嬉しそうに飛び跳ねたり、クリア済みのクエストにはキャラの笑顔が咲いたりと、作品全体の演出が徹底して朗らかです。
さらに、キャラのレベルを上げる画面では、いちごのケーキに色とりどりのマカロン、タルトにチーズケーキと、多彩なスイーツに彼女たちが取り囲まれます。
そして、美味しいスイーツをもぐもぐすればレベルアップ。“甘くて美味しい”が、この世界における強さの秘訣なのでしょう。可愛い子が美味しく食べる姿は、いつどこで見てもいいものです。
■もっぺりに始まり、もっぺりで終わるガチャ演出
作品のどこを切っても「可愛い」が詰まった演出ばかりですが、もちろん「もっぺる」も随所に潜んでいます。
例えば、可愛いキャラを入手する手段として代表的なガチャ(作中では「使徒募集」)に挑むと、PVでも活躍したエルフィンが登場しますが、ここでの彼女は困ったことに寝こけています。
これまでは、無垢な少女たちの頬を気持ちのままにもっぺってきましたが、ここでは事情が異なります。
人材登用(ガチャ)も、女王にとって大事な仕事のはず。それなのに、のんきに居眠りをしているのは、公務として著しい問題です。
仕事を円滑に進めてもらうため、彼女を起こすしかありません。その手段といえば、そうただひとつ……なんの罪悪感もなく、存分にもっぺりましょう!
期待通りに伸びる頬。いやがおうにも覚醒する意識。目的は無事達せられ、指を離すと同時に、いよいよガチャが始まります。
ガチャなので運次第ですが、低レアにせよ高レアにせよ、どのキャラも実に愛らしいもの。中には「上位精霊の長をなめるな」と、ちょっと粋がった台詞と共に登場するキャラもいますが、ご安心ください。
ガチャで引いた直後でも、もっぺれます。生意気なセリフはそのままですが、その目は「(><)」に一変。こうなると、書かれているセリフも泣き声で聞こえてきそうな気分になります。
せっかく出会えたばかりなのに、「もう寝てもいいかにゃ?」とのたまう、ちょっと困った子もいます。
そんなねぼすけさんも、もっぺって起こして差し上げましょう。ほら、もう朝ですよ!
この場面に限りませんが、彼女たちをもっぺったところで、ゲームに直接的な影響は(おそらく)ありません。タイトル画面やガチャ開始時にはもっぺることがキーになるものの、以降のもっぺりは概ねプレイヤーの趣味の範疇となります。もっぺるもよし、もっぺらぬもよし!
■まさかあのシーンでまで、もっぺれるなんて……!
たびたび、もっぺりに気を取られてしまいますが、本作におけるゲーム性の中心は、育成したキャラで挑むバトルです。要所要所でパワーアップを選択するものの、基本的にはオートで進み、彼女たちの活躍を眺める時間になります。
誠に残念(?)ながら、バトル中はさすがにもっぺることができない模様。戦っている最中はまさしく“それどころではない”のでしょうし、バトルの合間にあるインターバル中に触れても、陣形内でキャラを移動させるアクションになってしまいます。そのため、ここではもっぺり欲を抑えておきましょう。
ただし、もっぺれずとも、もちもちな彼女たちがきびきびと動いて攻撃する様子は、ちまっこさも手伝って一際愛らしく感じます。
また、バトルと同じくらい重要なのがストーリーです。本作にも様々なストーリーが用意されており、彼女たちの活躍を多彩な形で紡いでくれます。
エルフィンの物語を見てみると、「あー! お腹空いた!」と、まったくブレない発言からスタート。徹頭徹尾、ゆるゆるな女王様です。
そんな物語の最中であっても、この作品はもっぺれます。
立ち絵をタッチするとアクションするゲームは、いくらでも例を出すことができます。しかしまさか、ストーリー中のキャラすらもっぺれるとは……!
無論、もっぺったところで、ストーリーに影響は及ぼしません。あくまで、その時の立ち絵が一時変化するのみ。とはいえ、「お腹が空いてるとよく眠れないのよ!」と言い出す女王様に、「食べ過ぎです!」とツッコむ気持ちを指に込め、キャラに干渉できる感覚は、新しい扉が開きそうな手応えがあります。
ちなみに、本作では喋っているキャラにフォーカスが当たり、隣にいるキャラは暗めに表示されます。こうした会話シーンではよくある演出のひとつですが……。
暗い状態のキャラも、もっぺれるんです。レイヤー的に奥にいるとか、そんなの関係ありません。画面に出ている以上、彼女たちは常に、もっぺられる危険と隣り合わせにいるのです。
訪問に来た子をもっぺり、博識そうなお姉さんももっぺり、キャラクターのステータス画面であってももっぺり。
もはやプレイヤーは、教主ではなくもっぺり屋です。もっぺり屋ってなんだ。これでお金さえ稼げれば、転職したいくらいです。
ほぼ文字通りの意味で、いつでもどこでももっぺられる『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』。「もっぺる」というワードで紹介したところで、その真意がどれほど伝わるか自信はまったくありませんが、しかしもっぺり抜きに語れないのも事実です。本当なんです信じてください!
クローズドβテストに参加した人なら、きっとわかってくれるはず。しかし、今から参加する方法はなく、この持論を証明する手立てはありません。
この記事の信憑性に疑問を抱いた方は、2025年下半期に予定されている配信版に触れて、その目で直接お確かめください。基本無料のアイテム課金制なので、金銭面の負担なく“もっぺり”体験を味わってください!
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