『Fate/Grand Order』(以下、FGO)のリアルイベント『Fate/Grand Order Fes. 2025 ~10th Anniversary~』が8月2日・8月3日にわたって開催しており、現地では様々な催しやステージイベントが実施されています。
8月2日のステージイベント「『Fate/Grand Order』10周年データバトル!」では、収集したデータを元とする多彩な問題に答えるチームバトルが行われました。
こうした登壇者たちを悩ませたのは、どんな問題だったのか。出題された問題とその回答となるデータを併せてご覧ください。
■第1問
「『10年間で聖杯が捧げられたサーヴァント』のTOP10で1騎だけ、★5でも★4でもないレアリティのサーヴァントがいます。そのサーヴァントの名前は?」(ファミ通アンケート問題)と、1問目からかなり長い問題文が飛び出しました。
聖杯を捧げる場合、戦力強化から推しサーヴァントに愛を注ぐ場合まで、マスターごとに意見が変わります。そのため、難しい問題に見えるかもしれませんが、条件を整えて見れば「★3以下で最も聖杯を捧げられたサーヴァント」と考えると、かなりすっきりと考えられます。
バスターチーム(鶴岡さん、小林さん)、アーツチーム(悠木さん、田中さん)、クイックチーム(大久保さん、高橋さん)の3チームがそれぞれ答えを出したところ、満場一致で「アーラシュ」という結果に。そして正解も、見事「アーラシュ」でした。
■第2問
「バスター、アーツ、クイック、どれが好き?」というアンケートを行ったところ、1位から3位の順番は、1位バスター、2位アーツ、3位クイックでした。最も多かった理由は、バスターは「力こそ全て!」、アーツだと「宝具を連発したいから!」とのこと。
しかし、クイックで最も多かった理由は、上記の2つとは方向性が異なるものでした。
アーツチームは「おほしさまがかわいいから」とキュートさを答えに挙げました。一方、バスターチームは「クリティカルでなぐると気持ちイイ」、クイックチームも「気持ちいい!」と、近い回答を示します。
しかし、正解は「推しがクイック宝具だから」とのこと。推しに合わせて好きな属性が決まった、という人が多かった模様です。
■第3問
全チーム正解の後に不正解と、足並みを揃えて迎えた3問目は「好きな宝具演出は?」(FGO Fes.サイト募集問題)とかなり王道な問題が飛び出しました。なお、全サーヴァントから選ぶのではなく、アンケート上位の6騎を発表し、その中からトップ3を選んで回答します。
回答の選択肢となった上位6騎のサーヴァントは、「アルトリア・ペンドラゴン(セイバー)」「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕(アヴェンジャー)」「千子村正」「アルトリア・キャスター(バーサーカー)」「スペース・エレシュキガル」「インドラ」と、いずれもランキング入りが納得できる面々です。
先に回答を明かすと、トップ3に食い込んだのは「アルトリア・キャスター(バーサーカー)」「スペース・エレシュキガル」「インドラ」でした。ここでも登壇者の答えは拮抗し、いずれのチームも2騎ずつ当てるという接戦を繰り広げます。
ちなみに各チームが外した回答は、バスターチームが「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕(アヴェンジャー)」、アーツチームが「スペース・エレシュキガル」、クイックチームが「千子村正」でした。鶴岡さんや大久保さんなどの好みが、改めて浮き彫りになっています。
■第4問
ここまでは事前に集計したデータに基づく出題でしたが、4問目では「MCの森さんが一番好きなストーリーはどれでしょう?」といった、予想し辛い難問が登場します。(森遥香データクイズ)
1.5部や奏章、また多くの人にとっても印象深い第2部第6章は除くとし、ある程度絞られる形にはなったものの、手がかりを求めて様々な質問が飛び交います。その中で森さんが「(内面の)弱い部分を見せられると……」と、琴線に触れやすいポイントをあげる場面などもありました。
森さんがアルジュナのクリアファイルを持っていたことから、アーツチームは「第2部第4章 ユガ・クシェートラ」と回答。また、バスターチームは森さんのコメントからキリシュタリアを想像し、「第2部5章 後半 オリュンポス」をチョイス。クイックチームは、同じくコメントからマンドリカルドと予想して「第2部5章 前半 アトランティス」を選びました。
3チームが全て異なる回答を選ぶ結果となり、見事正解したのはクイックチーム。マンドリカルドが推しのひとりというのも、的中していました。サーヴァントが見つけた新しい生き様や、最後は愛が勝つ……といった第2部5章 前半の要素が、特に刺さったとのことです。
■第5問
5問目は再びファミ通アンケート問題に戻り、無記名霊基10個で行える特殊召喚について、「これまでに特殊召喚されたサーヴァントのトップ3に入っているのはどれでしょう」といった問題が出題されました。
選択肢は「蒼崎青子」「謎の代行者C.I.E.L」「ファンズムーン」の3騎。いずれも他のTYPE-MOOON作品から『FGO』に登場した面々なので、こだわりの深さや人気度を比べるのも難しいところです。
いずれのチームも回答に悩み、その結果全チームが「謎の代行者C.I.E.L」と回答。やはり甲乙つけがたく、やむなく性能面を評価して選んだといったコメントが各チームから出ています。
しかし正解は「ファンズムーン」だったため、第1問目とは真逆で全チーム不正解となりました。『FGO』をよく知る登壇陣にとってもかなりの難問だったようです。
■第6問
6問目は、育成に関する「『あ、足りない!」となる素材アイテムは?』トップ5に入っていたものはなんでしょう」(FGO Fes.サイト募集問題)といった出題で、膨大な選択肢から見極める必要があります。
また、どこまでを「素材アイテム」に含めるのか、その判断も問われます。ちなみに聖晶石は、今回の「素材アイテム」には該当しないとのこと。あらゆるマスターが欲する最重要アイテムと言っても過言ではありませんが、育成する際に直接使うアイテムではないので、除外もやむなしでしょう。
こちらも先に正解を明かすと「第1位:英雄の証」「第2位:狂骨」「第3位:QP」「第4位:蛮神の心臓」「第5位:鳳凰の羽根」の5つ。このどれかが枯渇したり、心もとなくなった経験を持つマスターが多いことでしょう。
ここの回答でバスターチームは2点、アーツチームは1点と苦しむ中、クイックチームは「英雄の証」「鳳凰の羽根」「QP」を当てて3点を獲得。一気にトップへと躍り出ました。
■第7問
「現在レベル120にされているサーヴァントランキング」で、★5の第1位はモルガンでした。その流れから「★4の第1位は、とある“配布サーヴァント”ですが、そのサーヴァントとは?」(ファミ通アンケート問題)といった出題が突きつけられます。
期間限定イベントに参加し、一定条件を満たすと手に入る“配布サーヴァント”。10周年を迎えた今、配布されたサーヴァントは40騎を優に超えており、ここから絞り込むのは容易ではないでしょう。
バスターチームは「両儀式〔アサシン〕」、アーツチームは「宮本伊織」、クイックチームは「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕(バーサーカー)」と三者三様の回答に。強さや人気、話題性など、いずれも納得できる理由を持つサーヴァントばかりです。
そして正解は、アーツチームが選んだ「宮本伊織」でした。5月に行われた「冠位戴冠戦 セイバー」で師弟対決ができるため、そのためにレベルを上げた人もいたとのこと。近年の動きも反映されるデータとなりました。
出演だけでなく『FGO』プレイヤーとしても知られる登壇者にとっても、「『Fate/Grand Order』10周年データバトル!」は難問続きでしたが、総合得点でクイックチームが見事1位に。
なおクイックチームには、景品として「11連召喚が何回かできそうな魔法のカード」が渡されました。
(C)TYPE-MOON / FGO PROJECT
8月2日のステージイベント「『Fate/Grand Order』10周年データバトル!」では、収集したデータを元とする多彩な問題に答えるチームバトルが行われました。
MCを務める森遥香さんの出題に、『FGO』のキャスト陣(大久保瑠美さん、小林千晃さん、高橋花林さん、田中美海さん、鶴岡聡さん、悠木碧さん)が全力で回答する姿は、時に来場者を納得させ、時に笑いの渦に巻き込みます。
こうした登壇者たちを悩ませたのは、どんな問題だったのか。出題された問題とその回答となるデータを併せてご覧ください。
■第1問
「『10年間で聖杯が捧げられたサーヴァント』のTOP10で1騎だけ、★5でも★4でもないレアリティのサーヴァントがいます。そのサーヴァントの名前は?」(ファミ通アンケート問題)と、1問目からかなり長い問題文が飛び出しました。
聖杯を捧げる場合、戦力強化から推しサーヴァントに愛を注ぐ場合まで、マスターごとに意見が変わります。そのため、難しい問題に見えるかもしれませんが、条件を整えて見れば「★3以下で最も聖杯を捧げられたサーヴァント」と考えると、かなりすっきりと考えられます。
バスターチーム(鶴岡さん、小林さん)、アーツチーム(悠木さん、田中さん)、クイックチーム(大久保さん、高橋さん)の3チームがそれぞれ答えを出したところ、満場一致で「アーラシュ」という結果に。そして正解も、見事「アーラシュ」でした。
■第2問
「バスター、アーツ、クイック、どれが好き?」というアンケートを行ったところ、1位から3位の順番は、1位バスター、2位アーツ、3位クイックでした。最も多かった理由は、バスターは「力こそ全て!」、アーツだと「宝具を連発したいから!」とのこと。
しかし、クイックで最も多かった理由は、上記の2つとは方向性が異なるものでした。
その理由が問題として出題され、各チームが頭を悩ませます。(FGO Fes.サイト募集問題)
アーツチームは「おほしさまがかわいいから」とキュートさを答えに挙げました。一方、バスターチームは「クリティカルでなぐると気持ちイイ」、クイックチームも「気持ちいい!」と、近い回答を示します。
しかし、正解は「推しがクイック宝具だから」とのこと。推しに合わせて好きな属性が決まった、という人が多かった模様です。
■第3問
全チーム正解の後に不正解と、足並みを揃えて迎えた3問目は「好きな宝具演出は?」(FGO Fes.サイト募集問題)とかなり王道な問題が飛び出しました。なお、全サーヴァントから選ぶのではなく、アンケート上位の6騎を発表し、その中からトップ3を選んで回答します。
回答の選択肢となった上位6騎のサーヴァントは、「アルトリア・ペンドラゴン(セイバー)」「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕(アヴェンジャー)」「千子村正」「アルトリア・キャスター(バーサーカー)」「スペース・エレシュキガル」「インドラ」と、いずれもランキング入りが納得できる面々です。
先に回答を明かすと、トップ3に食い込んだのは「アルトリア・キャスター(バーサーカー)」「スペース・エレシュキガル」「インドラ」でした。ここでも登壇者の答えは拮抗し、いずれのチームも2騎ずつ当てるという接戦を繰り広げます。
ちなみに各チームが外した回答は、バスターチームが「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕(アヴェンジャー)」、アーツチームが「スペース・エレシュキガル」、クイックチームが「千子村正」でした。鶴岡さんや大久保さんなどの好みが、改めて浮き彫りになっています。
■第4問
ここまでは事前に集計したデータに基づく出題でしたが、4問目では「MCの森さんが一番好きなストーリーはどれでしょう?」といった、予想し辛い難問が登場します。(森遥香データクイズ)
1.5部や奏章、また多くの人にとっても印象深い第2部第6章は除くとし、ある程度絞られる形にはなったものの、手がかりを求めて様々な質問が飛び交います。その中で森さんが「(内面の)弱い部分を見せられると……」と、琴線に触れやすいポイントをあげる場面などもありました。
森さんがアルジュナのクリアファイルを持っていたことから、アーツチームは「第2部第4章 ユガ・クシェートラ」と回答。また、バスターチームは森さんのコメントからキリシュタリアを想像し、「第2部5章 後半 オリュンポス」をチョイス。クイックチームは、同じくコメントからマンドリカルドと予想して「第2部5章 前半 アトランティス」を選びました。
3チームが全て異なる回答を選ぶ結果となり、見事正解したのはクイックチーム。マンドリカルドが推しのひとりというのも、的中していました。サーヴァントが見つけた新しい生き様や、最後は愛が勝つ……といった第2部5章 前半の要素が、特に刺さったとのことです。
■第5問
5問目は再びファミ通アンケート問題に戻り、無記名霊基10個で行える特殊召喚について、「これまでに特殊召喚されたサーヴァントのトップ3に入っているのはどれでしょう」といった問題が出題されました。
選択肢は「蒼崎青子」「謎の代行者C.I.E.L」「ファンズムーン」の3騎。いずれも他のTYPE-MOOON作品から『FGO』に登場した面々なので、こだわりの深さや人気度を比べるのも難しいところです。
いずれのチームも回答に悩み、その結果全チームが「謎の代行者C.I.E.L」と回答。やはり甲乙つけがたく、やむなく性能面を評価して選んだといったコメントが各チームから出ています。
しかし正解は「ファンズムーン」だったため、第1問目とは真逆で全チーム不正解となりました。『FGO』をよく知る登壇陣にとってもかなりの難問だったようです。
■第6問
6問目は、育成に関する「『あ、足りない!」となる素材アイテムは?』トップ5に入っていたものはなんでしょう」(FGO Fes.サイト募集問題)といった出題で、膨大な選択肢から見極める必要があります。
また、どこまでを「素材アイテム」に含めるのか、その判断も問われます。ちなみに聖晶石は、今回の「素材アイテム」には該当しないとのこと。あらゆるマスターが欲する最重要アイテムと言っても過言ではありませんが、育成する際に直接使うアイテムではないので、除外もやむなしでしょう。
こちらも先に正解を明かすと「第1位:英雄の証」「第2位:狂骨」「第3位:QP」「第4位:蛮神の心臓」「第5位:鳳凰の羽根」の5つ。このどれかが枯渇したり、心もとなくなった経験を持つマスターが多いことでしょう。
ここの回答でバスターチームは2点、アーツチームは1点と苦しむ中、クイックチームは「英雄の証」「鳳凰の羽根」「QP」を当てて3点を獲得。一気にトップへと躍り出ました。
特に「QP」を素材アイテムと考慮した点が冴えわたっています。
■第7問
「現在レベル120にされているサーヴァントランキング」で、★5の第1位はモルガンでした。その流れから「★4の第1位は、とある“配布サーヴァント”ですが、そのサーヴァントとは?」(ファミ通アンケート問題)といった出題が突きつけられます。
期間限定イベントに参加し、一定条件を満たすと手に入る“配布サーヴァント”。10周年を迎えた今、配布されたサーヴァントは40騎を優に超えており、ここから絞り込むのは容易ではないでしょう。
バスターチームは「両儀式〔アサシン〕」、アーツチームは「宮本伊織」、クイックチームは「ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕(バーサーカー)」と三者三様の回答に。強さや人気、話題性など、いずれも納得できる理由を持つサーヴァントばかりです。
そして正解は、アーツチームが選んだ「宮本伊織」でした。5月に行われた「冠位戴冠戦 セイバー」で師弟対決ができるため、そのためにレベルを上げた人もいたとのこと。近年の動きも反映されるデータとなりました。
出演だけでなく『FGO』プレイヤーとしても知られる登壇者にとっても、「『Fate/Grand Order』10周年データバトル!」は難問続きでしたが、総合得点でクイックチームが見事1位に。
なおクイックチームには、景品として「11連召喚が何回かできそうな魔法のカード」が渡されました。
8月中旬開催予定の水着イベント2025で、魔法のカードが早速役に立つことでしょう。
(C)TYPE-MOON / FGO PROJECT
編集部おすすめ