◆鳥越さんは“ナンパ”で輪の中へ、黒瀬さんは“ジェラシー”からの合流。声優陣の馴れ初めトーク
この日登壇したのは、水瀬すもも役の小路裕夕さん、柳美音役の鳥越まあやさん、夏目祈役の築山苑佳さん、黒沢真希役の黒瀬ゆうこさん、そしてアイリーン・レドメイン役のMarikaさんの5名。MarikaさんはMCも兼任する形となりました。
トークショーの始まりは、各キャストがご自身の演じるキャラクターのセラフィムコードを添える形で自己紹介する流れでスタート。生セラフィムコードが唱えられるたびに、会場が異様な盛り上がりを見せていたのが印象的です。
冒頭のキャストトークは『声優陣同士の馴れ初め』。「ゲームの収録なので、普段声優同士で会わないんです」と、Marikaさん。アニメとは違いゲームは個別で収録するケースがほとんど。時にはこうした作品のリアルイベントを通して、初めて会うことも珍しくないと言われています。
小路さんはブラインドグッズから31Xのグッズが出たことが、Marikaさんとの馴れ初めだそうです。当時はGIGOやタワーレコード、ゲーマーズなどの外部コラボが実施されていた時期でもあり、渋谷や秋葉原を巡りながらヘブバンについて語り尽くしたそうです。その後、Marikaさんを経由して他のキャストとの出会いが増えたとことを明かしました。
築山さんは、この日のトークイベントに参加できなかった華村詩紀役の時澤香保里さんとヘブバンのコラボカフェへ行き、そこから時澤さんの紹介でMarikaさん、小路さんと知り合ったことを話しました。さらにコラボカフェにて、鳥越さんと丸山奏多役の河野ひよりさんとも知り合うことができたようです。
「Marikaさんにナンパしていただいて(笑)」と、笑い混じりに明かすのは鳥越さん。これについてMarikaさん曰く、31Xのキャストで集まる機会が多いため、鳥越さんをお誘いしたところ快く応えてくれたことがきっかけだったようです。
ですが、黒瀬さんだけは少々不満気な様子。「みんなが繋がっているのを見て、なんで私だけ誰も誘ってくれないんだろうと思ってて(笑)」と、当時の心境を赤裸々に明かすと会場からは思わず笑いがこぼれました。そんなジェラシーを抱えている中で、たまたま収録時にMarikaさんと出会い、黒瀬さんも無事キャスト同士の輪に入ることができたそうでした。
◆本気の土下座を母に見られる築山さん、本人不在で盛り上がる“時澤さんあるある”
トークテーマ『私たちのヘブ活』では、キャストが私物のグッズを思い出と共に紹介していきます。小路さんは着用しているスカートにすももとビャッコの缶バッジや、31Bのピンバッジなどを装備。その中にはMarikaさんと初めて出会ったときに入手したグッズなども。
中でも小路さんにとって一番のお気に入りが「水瀬すもも ちびころ ゆらゆらアクリルキーホルダー」。このグッズはMarikaさんと一緒に購入しに行った思い出グッズの一つだそうです。
黒瀬さんと築山さんはそれぞれ持参してきた「もちどる」をお気に入りグッズとして挙げました。築山さんが「再販してほしいですね~」とコメントすると、ファンも持参してきたもちどるを掲げてリアクション。ほかにも築山さんはポップアップストアで販売されたアクリルスタンドを気に入っているようで、いつも持ち歩いていると言います。
鳥越さんはローソンとのコラボグッズを挙げ、普段とは違う柳美音のビジュアルが持つ魅力を語りました。さらに過去実施された鉄道会社とのコラボなどにも触れ、「車掌さんバージョンみたいな、普段見られない姿がとても好きで」とコメント。ファンとキャスト陣の共感を誘うようでした。
グッズの話題に付随する形で、これからやってほしいコラボや企画についてもそれぞれ提案が飛び出していました。小路さんはホワイトタイガーのいる東武動物公園、鳥越さんはサンリオコラボ、Marikaさんは自身の演じるアイリーンを軸にした謎解き脱出ゲームを提案。
Marikaさんの提案が挙がると「あー!」「いいね!」と、ほかのキャストたちからも納得の声が。これにはファンも拍手を送り、アイリーンの探偵キャラにぴったりなアイデアとして反応も上々です。
その後も『私たちのヘブバンルーティーン』というテーマで、キャスト陣のプレイ習慣や収録前の工夫などが明かされていきます。ガチャの話題では、小路さんが「1日10連」と上限を決めていることや、無料ガチャでSSスタイルが出た日は“運を温存する”ためそれ以上引かないことを紹介。
これを時澤さんに話してみたところ、時澤さんはむしろ「単発しか信じない」と反応したようです。しかし、周囲のキャストたちは「でも(時澤さん)すぐ使っちゃうよね」「結局、全部使っちゃうんだよね」といったツッコミが次々に飛び出し、会場に居ない時澤さんの“ヘブバンあるある”が意図せず明らかになる瞬間でした。
Marikaさんは、収録時にアイリーンのイラストを印刷してマイク前に置き、顔を見ながら収録することで声のテンションを合わせていくと話します。ガチャに関してはアイリーンの声で決め台詞を言ってから引く、という“自分ルール”を披露。
体調不良で声が出なかった時に引けなかった、という経験談まで飛び出します。さらに築山さんが“本気の土下座”をしながら迎え入れるという、高次元な儀式を母親に見られてしまったエピソードを披露すると会場からは笑いが。「みなさんは一人のときにやってくださいね」と最後に釘を刺し、本話題を締めました。
◆キャストたちが明かす思い入れのあるシナリオ。“思い出しヘブナキ”する場面も。
最後のテーマは『これが私のヘブナキ』。キャストたちが劇中の思い入れが深い場面について語ります。ビャッコのイベントストーリーを挙げた小路さんは、収録時点で結末を知らず、リリース後にプレイヤーとして触れて衝撃を受けたことを語りました。
黒瀬さんは『やがて帝へと至る眼差し』を挙げ、普段落ち着いた柳美音が感情を崩す場面に触れながら、「演じるのも大変だったのでは」と鳥越さんに話を振ります。鳥越さんは「喉がどうなってもいい、というくらい全力で挑んだシーン」と振り返り、ひと言ひと言を大切に演じたことを語りました。
そこから話題は“泣きの演技”の難しさへ。「収録中泣いちゃうことないですか?」という問いかけに対して、周りのキャストたちも「あります」と次々に共感。Marikaさんは泣いた直後に別のシーンを収録すると感情を込めていた分、気持ちの切り替えが難しいことを明かしました。
築山さんは“最初のヘブナキ”として、メインストーリー第1章における、豊後弥生が抱える記憶障害の場面を挙げます。舞台『ヘブンバーンズレッド』でも同じ箇所で泣いたという話に周囲も頷き、「みんなズビズビしてたよね」と笑い混じりに当時を振り返ります。とはいえ、そんな笑いが入っても作品の中で“最初に心を掴まれた瞬間”としての強さは揺らぎません。
鳥越さんは第三章で描かれる蔵里見と月城最中の関係性を挙げ、飄々とした人物が見せた覚悟の重さに胸を打たれたと言います。Marikaさんは第四章後編における、アキばあさんとの別れの場面、そして逢川めぐみが國見タマを救うために駆けつける場面を取り上げ、「切なさ」と「熱さ」が同居する演出の魅力を言葉にしています。
今回初めてリアルイベントに登壇した方もいましたが、トークイベントは終始和やかな空気で無事に終わりを迎えることができました。本イベントはキャスト陣とファンの距離感も近く、同じ「ヘブバンファン」として、一種のコミュニティを形成していたような一体感が、良き思い出になりそうです。


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