初代PS向けに登場した『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』を再構成し、見た目やUIの一新、バトルシステムの調整など、まさしく生まれ変わった『ドラゴンクエストVII Reimagined』(以下、ドラクエ7R)が、2026年2月5日にリリースされました。
四半世紀の時を超え、様々な変化や進化を遂げた本作は、シナリオ面でも各所に手が入っています。人物をより深く描くシーンの追加も多く、オリジナル版を経験した人にとっても、新鮮で刺激的な作品となりました。
その中でも特に深掘りされた人物のひとりが、主人公を誘って冒険に旅立った「キーファ」です。
王子として生まれた彼は、しかし決められた道ではなく、自分にしかできないことを求めて島を飛び出しました。また、冒険の先で待ち受けていた出会いをきっかけに、主人公らとは違う道を進むと決意。名残惜しくも別れを選びました。
オリジナル版でも突然の別れに戸惑った人は多く、そして初見だった人は『ドラクエ7R』でも同じような衝撃を受けたことでしょう。しかし、キーファの葛藤はオリジナル版よりもさらに丁寧に描かれたため、その心情が察しやすくなった一面もありました。
良くも悪くも自分の気持ちに嘘をつかず素直で、誰かに迷惑をかけてでも、やりたいことをやり通したキーファ。そんな生き様を『ドラクエ7R』で見守ったプレイヤーたちは、彼に対してどんな気持ちを抱いたのでしょうか。その傾向に迫るアンケート結果をご覧ください。
■第4位「仕方ないと思うが、モヤモヤは残ってる」:13.3%
今回のアンケートでは、キーファについての率直な感想を、好意的なものから否定的なものまで、4段階の回答を用意。
寄せられた回答の中でもっとも少なかったのは、「仕方ないと思うが、モヤモヤは残ってる」という声で、寄せられた票は全体の13.3%。1割強の回答者が、キーファの行動にある程度の理解を示しつつも、割り切れない気持ちが残ってしまったようです。
戦力的に見てキーファは前衛として非常に頼もしく、マリベルの呪文と並んで重要なダメージソースだったため、離脱後に空いた穴は大きく感じました。また心情としても、主人公との冒険よりも新たな道を選ばれたことに、やるせなさや寂しさを覚えてもおかしくありません。別れをしっかり描いたからといって、モヤモヤが残ってしまうのは無理のない話でしょう。
■第3位「離れ離れになっても、キーファはずっと親友です」:25.6%
惜しくも第3位に留まったのは、最も好印象の回答だった「離れ離れになっても、キーファはずっと親友です」でした。迷いなく親友宣言できると答えた声は、順位的にはやや低めになっています。
ただし、この回答の投票率は25.6%なので、それほど低いわけではありません。第4位と比べて票率が大きく伸びており、キーファに向けて強い絆を感じている人がざっと4人にひとりいる模様です。
王子でありながら、主人公やマリベルに対してフランクに接し、立場の違いはあれども身分の差は見せなかったキーファ。
■第2位「思うところもあるけれど、嫌いじゃない」:26.5%
「思うところもあるけれど、嫌いじゃない」という比較的好意的な回答が、アンケートで2番目に多い支持を集めました。その票率は26.5%で、第3位とはわずか0.9ポイント差。最高評価と2番目に高い評価が、ほぼ差がないくらいの接戦です。
思うところがある人も多いように、キーファは決して完璧ではなく、少々強引な面も目立ちます。しかし、主人公を引っ張る行動力の高さや、冒険に必要な船をコツコツと修理するといった努力を厭わない面もあり、決して口だけのワガママ王子ではありません。
行動や判断などは気になるものの、嫌いになれない魅力を感じる。このように考えた人も、かなり多かったようです。
■第1位「キーファの行動はやっぱり納得できない」:34.6%
今回のアンケートでもっとも多くの票を集めたのは、「キーファの行動はやっぱり納得できない」です。全体の34.6%を占めており、約3人にひとりが、キーファになんらかの不満や問題を感じるという結果になりました。
不満を覚えた点は人によって様々でしょうが、冒険の率先者が途中で降りたこと、王子という立場を投げ出したこと、手紙を添えたとはいえ家族への伝達を主人公に丸投げしたことなど、気になる点や不手際は確かにいくつも挙げられます。
こうした問題のいくつかは、より丁寧に描かれた『ドラクエ7R』で、理解を示せるようになった部分もありました。
キーファは決して完璧な人間ではなく、迷惑もかけますし強引なところも目につきます。特に離別に関しては、具体的な相談もなく、自分の気持ちを優先したため、反発が生まれるのも当然でしょう。
キーファの真意は彼自身にしか分からず、プレイヤーの立場からは想いを馳せるのみですが、賛否のいずれも覚悟した上で決断したのかもしれません。そんな彼を好意的に受け止めるか、否定的に考えるかは、いずれも受け手の自由なのでしょう。
今回のアンケートでは、納得できない声が最多でしたが、否定寄りの回答を合算すると、47.9%になります。一方で、肯定寄りの合算は52.1%です。まさしく賛否両論で、問題を起こしつつも領民に愛されていたキーファらしい結果と言えるのかもしれません。


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