残念ながら日の目を見なかったバーチャルボーイソフト『ニコちゃんバトル』のコピーが発見されたと海外フォーラムで話題になっています。

バーチャルボーイは1995年に発売された任天堂の3Dゲーム機です。
視界を覆う専用ディスプレイを使用し、左右の画面で異なる映像を表示させることで立体視を実現させています。しかし時代が早すぎたこともあり、わずか半年で終了。日本では19本のタイトル(そのうち任天堂から5本)しか発売されませんでした。

このようにあっと言う間に終了してしまったハードですので、制作してはいたものの、未発表のまま発売されなかったタイトルも数多く存在しています。今回発見された『ニコちゃんバトル』もそのうちのひとつで、テトリスなどのパズルゲームを販売していたBPSがリリース予定でした。

報告のあったフォーラムではゲームのコピーの入手経路などは明らかにされていません。しかし、いくつかの画像が貼り付けられており、『ニコちゃんバトル』のタイトル文字と「Bullet-Proof Software」(BPS)のロゴがはっきりと確認できます。

ユーザーの目に触れることなくひっそりと眠っているタイトルはまだまだ多数存在します。
今後もなんらかの形でぜひ表に出てきてほしいですね。
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