これまで、リンクの手に握られた退魔の剣・マスターソードや、『ファイアーエムブレム 覚醒』のファルシオンに『FF7』の正宗など、数々のゲームに登場する武器を、その卓越した技により再現してきたTony Swattonさん。

今年の1月には、漫画「鋼の錬金術師」の主人公であるエドワード・エルリックが錬成した「槍」までも作り上げ、出来映えの見事さはもちろんのこと、更に豊かな方向性も示しており、次はどのようなチョイスで驚かせてくれるのか、大きな期待が集まっていました。


その期待に応えるかのようにこのたび発表したのが、TVアニメ化も果たし、現在外伝作品が好評連載中の「ソウルイーター」に登場するブラック☆スターが持つ鎖鎌(Chain Scythe)。一対の鎌を鎖で繋ぐこの獲物を、切れ味抜群の武器として完成させました。

もちろん今回も、製作風景から実演まで描いた動画が公開されています。原作の意匠を忠実に再現しつつ、パーツのひとつひとつが完成に近づいていく様は、4分40秒という映像の時間を忘れさせてくれるひとときと言えるでしょう。美しフォルムが武器と化すその流れを、じっくりとご堪能ください。

YouTube 動画URL:http://www.youtube.com/watch?v=3nbkzvGGk64

原作ではこの鎖鎌は、「中務 椿」が変わる形態のひとつですが、残念ながらその点だけは再現されていない模様。
とはいえ、映像を見ていただければお分かりの通り、デザインの再現度はもちろんのこと、実演で披露された破壊力も相当のものであることが伝わってきます。あとは、鎖鎌を美女へと変化させる方法を人類が見つけるだけです。