現代日本を舞台に、友情やコミュニケーションが織りなす学校生活を送ると共に、不可思議な噂や都市伝説といったオカルティックな事件に立ち向かうジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズ。
「待ち受けるのは、栄光か破滅か。僕らの未来を盗り返せ!!」という刺激的なフレーズを掲げる本作は、ペルソナ能力に目覚めた主人公たちの日常と、悪いオトナと戦う“怪盗”としての活躍を、一年間に渡って描きます。
主人公はどのようなきっかけで“怪盗”になったのか。誰もが気になる経緯から、彼を助ける仲間となる新たなメンバーの詳細など、本作の核心に関わる様々なポイントが明らかとなったので、余さずチェックして本質へと迫りましょう。
◆居場所のない主人公が訪れた“ベルベットルーム”と彼に課された“自由への更生”
「男に言い寄られている女をかばったら、男が怪我をして訴えられた」
小さな正義感か、あるいは別の理由からか、腐ったオトナの保身や都合で真実は歪められ、主人公には“前歴”がついてしまった。保護観察処分中、都内の古ぼけた喫茶店に身を寄せた主人公は、ある日奇妙な夢を見る。囚人服に身を包んだ自分が、青い牢獄に囚われていた。
鉄格子の向こうには看守姿の双子の少女と、その奥に鎮座し、常に顔を俯かせ思索を続けている奇怪な顔の老人。主人公が眠りについたとき、訪れてしまった──或いは招かれた──謎の青い監獄“ベルベットルーム”。それは、夢と現実、精神と物質の狭間にある場所。そして、何かの形で契約を結んだ者のみが訪れる部屋。
ベルベットルームは、主人公が収容された監獄の姿をしているが、「この部屋のありようは、契約者である主人公自身の心のありよう」で、少年を「運命の囚われ」だと老人は言う。──近い将来、その身に破滅が待ち受けている。それに抗うには、「更生」するほかない。「自由への更生」・・・それが、破滅を回避する唯一の道──。
「世界の歪みに、挑み覚悟はあるかね?」
■双子の少女
囚われた監獄で主人公を出迎える双子の少女。看守を名乗る彼女たちは、「囚人である主人公の更生を手伝う存在」だと言う。協力者として頼る機会も多くなりそうだ。
■奇怪な老人
奇怪な老人イゴールは、牢に囚われた主人公に「更生」を課す。そうして主人公は悪い大人の歪んだ欲望を盗み出す“怪盗家業”に身を置くことになるのだが・・・。
■ベルベットルーム
物語の最中、時折訪れることになるベルベットルーム。住人たちと交流することができる。そのほかにも、戦いに役立つ“あること”のため頻繁に訪れることになるようだ。
◆課された“自由への更生”──それは、立派な“賊”になること
謎の老人イゴールが主人公へと課した“自由への更生”。それは、「立派な賊」になることだった──。
ある事件をきっかけにペルソナを覚醒した主人公は、“悪い大人の歪んだ心を盗んで改心させる”世直し怪盗家業に身を置くことになる。国をあげて怪盗団事件の対処に乗り出す政府と警察組織。そんな怪盗団事件の影では、不可解な精神暴走事件が数多く勃発していた・・・。
悪い大人の心を変えて、歪められた僕らの未来を盗り返せ!!
◆怪盗たちの活躍の舞台は、歪んだ心の異世界“パレス”
主人公たち怪盗団は、ベルベットルームの主“イゴール”よりもらいうけた謎のアプリ“イセカイナビ”で心の異世界“パレス”に潜入し、悪い大人を改心させていく。
悪いヤツらが歪んだ心で見ているもうひとつの現実・・・“心の異世界パレス”。そこは、主の認知の通りに世界が歪んでしまっている。もし学校が「なんでも言う通りになる自分の城」だと思っていれば、学校であるはずの場所が城の姿をしたパレスに変化してしまうのだ。
そうして怪盗たちが潜入する悪い大人の心の中は、主によって古城に美術館、果てはピラミッドまで、歪んだ様々な異世界が広がっている。多種多様なダンジョンを、仕掛けられた多彩なギミックを駆使して進み、最奥に隠された歪んだ欲望“オタカラ”を手に入れろ!
■多彩なギミックが待ち受ける個性際立つダンジョン
怪盗団の目的は、パレス最奥にある歪んだ欲望を盗むこと。そしてパレスには、主人公たちの行く手を阻む様々な障害が。
美術館風のパレスでは、一見行き止まりのような場所も。だが、飾られた絵に飛び込めば、絵の中を通じて自在に移動も可能!? また古城では、“城主”を守る甲冑の騎士たちがうろついている。ステルスアクションで身を隠せば、難なく突破。奇襲することも!
◆昼は学生、夜は怪盗。一年中、昼から夜までイベントてんこもりな二重生活を楽しもう
イゴールに課せられた「自由への更生」。主人公たちは、虐げられた人々のためにも怪盗として活躍する。だが、そんな彼らの昼の顔は“ごく普通の高校生”だ。学生として日々の高校生活を謳歌する彼らの日常は、青春そのもの。
学校へ行き授業を受けて、放課後は友達と新宿や渋谷など都内の街に遊びに行ったり、気になる女の子を誘ってデートしたり。たまにはバイトに励んだり、自宅で勉強やゲームにふけるのもよし。
笑いあり、涙あり、サスペンスありの超豪華大ボリュームエンタメ活劇が味わえる『ペルソナ5』で、最高の二重生活をおもいきり楽しもう。
■主人公の部屋
主人公の自室は、居候先の喫茶店の屋根裏部屋。本を読んだり、ゲームを遊んだり、友達を招くことも。
■学校
平日は学校に行こう。授業を真面目に受ければ学力アップ。テストでいい成績を出せば、仲間から見直されるかも? また学生生活は、楽しいイベントが盛りだくさん。文化祭に社会科見学、修学旅行先はなんと海外!?
■放課後
放課後は自由に活動できる。友達を誘って秋葉原に遊びに行ったり、気になる女の子と渋谷の映画館に出かけたり。一緒に過ごした相手との仲は、どんどん深まっていく。絆を深めると、様々な出来事が。時に恋人関係になることも!
自分磨きとお小遣い稼ぎを兼ねて、色んなバイトに挑戦することも可能。
◆果たしてあなたは“真実”に辿り着けるのか!?
主人公を起点として結成されていく怪盗団。彼らが謎のアプリ“イセカイナビ”で心の異世界“パレス”に潜入し、悪い大人を改心させていく怪盗活劇。それぞれのエピソードはオムニバス形式で綴られていき、それら全ての事件が、やがて闇に隠された真相へと繋がっていく──。
果たして、彼らを待ち受けているのは栄光か、破滅か!? 主人公たちは、裏に潜む巨大な闇を暴き、真相に辿り着くことができるのか? 特大ボリューム&多重なドラマ構造を以て贈る、『ペルソナ5』からすべてのプレイヤーへの新たな挑戦状。少年少女たちの葛藤と心の成長を痛快な怪盗活劇を通して描く、新たなジュブナイルが始まる。
◆主人公が出会う、魅力溢れる新キャラクター
■完璧主義の生徒会長「新島 真」(CV:佐藤 利奈)/ 初期ペルソナ「ヨハンナ」
主人公と同じ、私立秀尽学園高校に通う3年。頭脳明晰で品行方正な生徒会長。冷静沈着で責任感が強く、行動力もあるが、生真面目で妥協ができない生粋の優等生気質。
怪盗団のブレーンにして、主人公のよき相談役。しかし、そんな彼女にも悩みがあり、それがやがてペルソナを覚醒させるきっかけとなる事件を引き起こしてしまうことに・・・。
■引きこもりの天才ハッカー「佐倉 双葉」(CV:悠木 碧)/ 初期ペルソナ「ネクロノミコン」
人間離れした計算能力と天才的なプログラミングスキルを持つが、元々コミュニケーションが極度に苦手なことに加え、ある出来事がきっかけで現在引きこもっている。
高校1年生・・・の年齢だが、中学卒業扱いになったきり、学校へは通っていない。
■人間不信の社長令嬢「奥村 春」(CV:戸松 遥)/ 初期ペルソナ「ミラディ」
私立秀尽学園高校3年。大手外食メーカーの社長令嬢。裕福な家庭に育ち、上品で世間知らずだが、その反面で人をよく見ている。
おっとりした外見と人あしらいの上手さから、普段は良好なコミュニケーションをとれるが、生まれ育った環境から受けた影響か、人間関係に価値を見いだせず、他者との深いかかわりを避けてきた。そんな彼女がペルソナ能力に目覚めることになる事件とは──?
◆ベルベットルームの住人たち
■イゴール(CV:津嘉山 正種)
鉄格子の向こうで、常に顔を俯かせ思索を続けている奇怪な顔の老人。主人公に「自由への更生」を課し、彼に“イセカイナビ”を与えた。主人公が自らの力で檻から出所できるかを見届けようとしている。
■カロリーヌ / ジュスティーヌ(CV:豊崎 愛生)
イゴールに付き従う、看守姿の双子の少女。瓜二つの容姿だが、双方とも片目にいかめしい眼帯を帯びている。二人はベルベットルームの看守を名乗っており、囚人である主人公には基本、険のある態度と口調で接する。また、二人は大きく性格が異なっており、主人公の処遇を巡って、時折言い争うになることも。
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『ペルソナ5』は2016年9月15日発売予定。価格は、通常版が8,800円(税抜)、豪華版が13,800円(税抜)です。
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