みなさんは、LINEでストレスを感じることはありませんか? 実は今、グループトークに関して各所で大きな問題になっているのです!
そこで今回、グループトークの上手な使い方をメンタルコーチの天野あかりさんに教えていただきました。
■グループトークは人間関係が疲れる原因!
まず、グループトークでどんなトラブルが起こっているか、ご存知でしょうか? 『iPhone女史』の株式会社マッシュメディアによると、以下の不満が上がっているそうです。
「誰かが発言するたびに通知が来て落ち着かない 51.9%
いつも特定のメンバー同士のみが会話している 38.9%
返事しにくいどうでもいい発言が多い 33.3%
気の合わないメンバーがいる 29.6%
既読をつけると何かコメントしないといけない気がして疲れる 27.8%」
確かに、上記のようなことがあると、ストレスになりますよね……。とくに”ママ友”との付き合いだと子どもが関係してくるので、難しいことも多いです。
それで、「グループトークには入りたくないな」と思うママもいると思います。
このような現状について、天野さんは「断る、やめる方法を考えるのもいいですが、上手に付き合う方法を考えていくのもいいかなと思います」と言います。
■疲れないグループトーク”ルール”5つ
具体的には、「最初に誰かがルールを作ってしまうといい」とのこと。最初にルールを決めることで、様々なトラブルやストレスを解消できる可能性があります。
例えば、以下の5つのようなルールがオススメです!
(1)「夜の●時まで」と時間を決める
とくに夜は、延々とトークが続いてしまいがち。筆者もたまたま早く寝てしまった日の夜にグループのトークが盛り上がり、朝起きたら数十件の未読があり驚いた経験があります。
「夜●時まで」と時間を決めることで、トークを終了させるキッカケにもなるので、時間を決めてみるのはいいかもしれません。
(2)「見ているだけでもOK」と決める
また、始めに、無理にコメントをしなくてもいいというルールを決めておくのもひとつです。
雑談が苦手な方もいますし、返信に困るトークがあるのも事実。それに「無理に返信をしなくちゃ!」と考えるのもストレスになりますよね。
(3)「内容は他言無用」と決める
これは、グループトークに限らずですが、話している内容はあまり他言しないように。最初に「内緒ね」と言っておきましょう。
(4)「家族との時間を優先」と決める
通知が気になったり、「返事をしなきゃ」と考えたりすることで、自分や家族との時間が少なくなってしまう恐れがあります。
一番大事なのは、自分や家族のこと。「グループトークよりもこちらが優先」といったルールを決めておくと、気持ちが楽になるでしょう。
(5)「大事なことはノートで」と決める
これは、筆者がグループトークでのやりとりをしていて気付いたことです。
後から探すのも、なかなか大変。
よって、必ず確認して返事がほしいことは”ノート”に投稿すると、連絡漏れを防ぐことができます。延々と続くトークを見るのが苦手な人も、「ノートだけは絶対に見て」と決めておくとストレスがグーンと減りますよ。
以上、グループトークの上手な使い方でした。
「最初が肝心」とはよく言いますが、ママ友とのつきあいも最初が肝心です。
【取材協力】
※ 天野あかり・・・メンタルコーチ、カードセラピスト。娘が中学生の時にいじめで不登校になったのがきっかけで、心理学とコーチングを学ぶ。
チームフロープロコーチ養成スクール修了後、自身の経験を活かして、中学生の不登校のお母さま向けの個別相談実施中。
不登校の相談以外にも、ママ友や職場の人間関係、夫婦問題や子育てなどの、女性のさまざまな悩み相談や、千葉の外房地域中心で対面のカードセラピーも行っている。
更新中のブログは、「心配が信頼に変わる!不登校中学生のママのためのカウンセリング」と「千葉☆子育てや人間関係の女性の悩みを解消!コーチング&インナーチャイルドカードセラピー」の2つ。
【参考】