「母性愛が強い」ママほど離婚リスクUP!? 効果抜群のラブラ...の画像はこちら >>

ママが赤ちゃんを純粋に「かわいい」と思う気持ち。その本能的な愛情は、どんな専門書の知識よりも子育てをする上で大切です。

目の前の赤ちゃんが何を欲し、何を訴えているのかを感じとることが出来るのは、ママの本能的な直観によるところが大きいからです。

日々変化する成長を喜び、時には心配しながら、ママの生活はいつの間にか赤ちゃん中心になって行きます。それはまったく悪いことではありません。

でも、“母性愛が強い”人ほど陥りがちな夫婦の不幸があることをご存じですか?

今回は『新・良妻賢母』認定講師の芙蓉が、赤ちゃんが生まれた後も夫婦関係のバランスをうまく保ち、幸せな子育てを送る2つのポイントをお伝えしたいと思います。

■やっぱり「子供」が最優先?

いつも赤ちゃんに気を配り、睡眠や食事、事故がないように細心の注意を払っているママの生活。気づけば頭の中は赤ちゃんのことでいっぱいに。

そのため、ママより育児の時間が短く、育児が不慣れな夫に思わずイライラして喧嘩になり「赤ちゃんの生活が落ち着くまで実家に帰ります」と別居になるケースも多く聞きます。

震災の“放射能問題”があった時も、多くの家庭で小さい子供とママだけが影響が少ないとされる地域に“疎開”するという事態が起きました。このことで、仕事のために残った夫と物理的距離が生まれ、いつの間にか心の距離までもができ、取り返しのつかない状況になったというご相談が多数ありました。

ママは子供を最優先とすることに何の疑問も躊躇もありません。大切な二人の子供ですし、当然夫もそれを望んでいると信じています。でも、夫の本音は果たしてそうでしょうか?

■夫が本当に望むものは「アナタが1番!」

男性は一般的に、“自分を一番にしてくれる女性”を求めています。

この欲求は潜在的なもので、夫が意識していなくても突然ひょっこり顔を覗かせることも。それはたとえ妻の最優先事項が自分の子供であっても変わりません。

もちろん夫は、子どもの世話をきちんとしてくれる優しくてステキなママでいて欲しいと思っています。ただ、自分よりも大切なものがあって欲しくはない。妻は自分が好きだから結婚したのであって、何か他の目的の為の道具にされたとは感じたくないのです。

子供を育てるのに必要なお金を持ってくる給料袋、安定への切符……もしも妻が自分のことをそんな目で見ていると感じれば、夫の心は満たされません。

妻を嫌いになるだけでなく、子供のことまで疎ましくなり「自分は父親には向いていない」と家庭を放棄してしまうケースもあるのです。

■夫婦の危機を回避する2つのポイント

「そんなこと言われても今は子供が一番大事に決まっているでしょ?」

ママの本音はそうか知れませんが、子供に夢中になるあまり、夫婦関係が破綻してしまうことが現実にあるのです。

別居や離婚といった大事にならなくても、ギクシャクした家庭で子供は伸び伸び育てません。

そこで、夫の心を満たす2つのポイント

(1)夫の為の時間を作る

一日のうち、ほんの30分でも構いません。夫の為の時間を意識的に作ってみませんか? 夕飯に何が食べたいとか、今度の休みはどう過ごしたいか……など、夫のちょっとした願いに耳を傾けてみる時間です。

(2)子供のわがままや気まぐれを夫の欲求よりも優先しない

小さな子供の世話は後回しにできないことが多いですが、子供のわがままや気まぐれに振り回されて、夫をないがしろにしてはいませんか? データによると、多くの夫は「妻が子供の世話を焼きすぎ」と感じています。

いかがでしたか?

愛情が深く子供に献身的になれることは、とても素晴らしいこと。そんな素敵なママが夫とうまく行かなくて、悲しい顔で子育てしている例をたくさん見てきました。

ぜひ今日ご紹介した2つのポイントを心掛けて、笑顔で夫婦仲良く子育てをして下さいね!

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【著者略歴】

芙蓉・・・「新・良妻賢母」認定講師。結婚から22年。夫からのDV・モラルハラスメントの問題で5年間別居生活を送る。誰もが離婚しかないと思うような状況から、「新・良妻賢母」の実践により夫婦関係を修復し、新婚の時よりも仲良し夫婦に。

その後45歳で自然妊娠し、元気な女の子を出産。上に大学生と高校生の子供がおり、2男2女の母となる。現在15年ぶりの赤ちゃんの育児を満喫しながら、DV・別居・浮気などに悩む妻向けの講座やカウンセリング『別居・DV・浮気に悩む妻たちへ~愛ある家族になりましょう~』を行っている。