東京オリンピックも近くなり、日本のグローバル化はどんどん進んでいますね。
「子どもには世界で活躍してほしい」
そう願い、グローバル教育に力を入れているママも多いと思います。
そこで出産予定のママへ向けて、海外でも通用するような可愛い名前(女の子編)を、ご自身も女の子のママであるYunoさんにご紹介いただきます。
筆者は2人の娘がいますが、2人とも、海外でも発音しやすいであろう響きの名前を意識しました。
ですが、保育園の外国人ママや、習い事で行っているインターナショナルスクールの先生などに、子どもを紹介をすると、いつも2回聞かれます。
そこで色々調べてみると、私たち日本人がRとLの発音が苦手のように、他の国でもRとLは難しい傾向にあり、ラ行の名前の子は発音が難しいようです。
特にRは発音が難しく、Lの方が簡単みたいですね。
筆者の場合は、名前自体が気に入っていたので後悔はないのですが、もし絶対に100%分かってもらいやすい名前を希望される場合は、もしかしてRやLから始まる名前は避けた方が良いのかもしれません。
また、名前の響きが、実は他の国ではとても恐ろしい言葉に似ていたりすると、特定の国では驚かれる可能性もあります。
例えばダイという響きは英語で死を意味します。(死を意味するダイはdieです、日本だとdaiになりスペルは違いますが、響きが同じだとおそらくビックリされますね)
ですので、希望の名前が見つかったら、一度色んな国の言葉で、どのような意味になるのか見てみると良いのではないでしょうか。
グローバルな子に!「海外でも通用しやすい名前」20選(1)サラ
『SATC』でおなじみ、サラ・ジェシカ・パーカー、スキージャンプの髙梨 沙羅(たかなし さら)選手もそうですね。
(2)エマ
『ハリー・ポッターと賢者の石』のハーマイオニー役でデビューしたエマ・ワトソンなどがいます。ゲルマン語では“宇宙”という意味があります。
(3)レイナ
スペイン語で“女王”という意味があります。
(4)マリン
フィギュアスケートの本田 真凜(ほんだ まりん)選手もそうですね。マリンは“海”の意味をもつので、夏生まれの子に良いかもしれません。
(5)メイ
Mayは日本語で“5月”ですので、5月生まれの子にいかがでしょうか。トトロのサツキとメイを思い出す人も多いかもしれませんね。
(6)アイナ
ainaはハワイ語で“大地”という意味があります。
(7)アオ
青色を想像すると、クール・涼しいイメージがありますが、aoはハワイ語で“日光”という意味があります。
(8)エレナ
ロシア・ヨーロッパでよく使われる名前です。
(9)アンナ
アンナ(Anna)は聖母マリアの母親の名前でもあります。
(10)ジュン
Junは日本語で“6月”ですので、6月生まれの子にいかがでしょう。男の子っぽいと思われるかもしれませんが、とても美しい長谷川潤さんなどもいます。
(11)ケイト
『10日間で男を上手にフル方法』などに出演のケイト・ハドソンなどがいます。
(12)エミリ
日本ではタレントの辺見えみりさんなどがいますね。
(13)ルナ
Lunaはローマ神話で“月の女神”の意味があります。
(14)ココ
ファッションデザイナーのココ・シャネルなどがいます。
(15)アリス
アリス (Alice) は、英語・フランス語圏で使われる名前のようですが、日本でも『不思議の国のアリス』や女優の広瀬アリスさんでも知られていますね。
(16)メル
Merはフランス語で“海”の意味です。日本でもメルちゃんは女の子が大好きなお人形として親しまれていますね。
(17)セリカ
Celicaはスペイン語で“神々しい”“天上の”というような意味です。
(18)ナオミ
ナオミ・キャンベルや、最近ではテニスの大阪なおみ選手で知られていますね。ナオミは日本人でもたくさん使いますから、どこでも覚えてもらえそうです。
(19)レイ
Rayは英語で“光”の意味です。
(20)メグ
メグは「めぐみ」の愛称などでも呼ばれ、日本でもよく使われる名前ですね。
海外で活躍できる名前をつけたということを成長した時にお子さんに話してあげると、子ども自身も世界を意識するようになるかもしれませんね。
注意点として、子どもの母国である日本で、何度も聞き返されるような難しい発音や読み方の名前にしてしまうのは、子どもにとっても覚えてもらいづらいので、少し気を付けてあげたいですね。
お子さんの大切な名前、日本でも海外でも、親しまれる名前を探してみてください。
【画像】
※ Africa Studio、Tatyana Vyc / Shutterstock