決死の作戦と兄弟愛!天下一の強弓・源為朝が唯一倒せなかった大庭景義の武勇伝【中】

決死の作戦と兄弟愛!天下一の強弓・源為朝が唯一倒せなかった大庭景義の武勇伝【中】
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■前回のあらすじ

時は平安末期、「保元の乱」に出陣した大庭平太景義(おおばの へいだかげよし)と、その弟の三郎景親(さぶろうかげちか)。

敵の猛将・鎮西八郎こと源為朝(みなもとの ためとも)が立て籠もる白河殿に突入し、三郎と二手に分かれた平太は、為朝に一騎討ちを挑んだのでした。

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■一か八かの大勝負!

一騎射ちと言うと、よく馬上で白刃を交える光景が描写されますが、太刀はあくまで矢が尽きた時の護身用、あるいは止めを刺して首級を挙げるためのものであり、戦闘の基本は弓矢でした。

互いに馬を馳せながら、いかに自分が相手よりも優位なポジション(例:矢の勢いが増す風上など)をとろうと近づいたり離れたり、距離を測りながらも矢を即座に放てるよう、弓は常に構えながらの駆け引きです。

「……おのれ平太め、さっきからちょこまかと!」

真正面から立ち向かえば矢の餌食と心得ている平太は、巧みな手綱さばきで為朝との距離感を狂わせ続け、なにぶん短気な為朝のこと、たちまち苛立ち、カンカンに怒り出します。

「やい大庭め!うぬは戦(たたこ)うとるのか、舞うとるのか!正々堂々と勝負せい!」

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「いざ、参る!」果敢に勝負を挑む大庭平太景義(イメージ)。

そろそろ潮時と見た平太はニヤリと笑うなり馬に一鞭入れて、為朝目がけて一直線に駆け出しました。

互いの位置関係は弓手(ゆんで。左手)を向けあい、矢を射かけるのに適した体勢となっています。

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